「みどりの日」の祝日である4月29日の土曜日、掛川市北部の倉真(くらみ)奥を駄犬ラブとブラブラ散歩。陰暦3月を指す言葉「竹の秋」が広がる小山の晩春を堪能した。道々、満開のウワミズザクラが強烈な香りを振りまき、道沿いには可憐なチゴユリやヒメハギ、キランソウ、ケマンソウ、リンドウ、花のやや遅いニョイスミレなどが咲き、また、林の中には毒草のナベワリも咲いて、目を楽しませてくれた。どうぞ、ご覧下さい。 |
見事な「竹の秋」。「竹の秋」とは落葉期の旧暦3月を指す言葉。しかし一句が浮かんでこない。 |
毒草のナベワリ(ビャクブ科)。名は葉を舐めると舌が割れるように感じるところから命名されたそうです。 |
ヒメハギ(ヒメハギ科ヒメハギ属)。地を這うように咲く。とても面白い花形ですね。 |
チゴユリ(ユリ科)。うつむいて咲く姿は楚々として可憐ですが、もっと威張っても良い美しさですね。 |
ニョイスミレ(ツボスミレ)(スミレ科)。タチツボより花期が遅い。葉形が仏具の如意に似ている事に由来。 |
キランソウ(シソ科)。和名の由来は不明。別名を「地獄の釜の蓋」という。凄い名前ですね。 |
リンドウ(リンドウ科リンドウ属)。切り花のリンドウは同属のエゾリンドウなどの改良種。 |
ミミナグサ(ナデシコ科)。葉がネズミの耳に似ており、食用となるところに由来。減少しつつある。 |
ノミノフスマ(ナデシコ科ハコベ属)。小葉をノミの夜具に見立てた命名。白がスッキリ浮き立ちますね。 |
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