はじめに ◆晩秋を名残惜しみつつ、岐阜県の金山町へ紅葉狩りに・・。紅葉狩りには時期的に遅すぎる旅でしたが、カエデたちの千変万化を満喫できました。 ◆カエデとは? カエデ科カエデ(学名Acer)属の木本類で、大きな特徴は①小葉が対生であること、②種子にヘリコプターを思わせる翼があること、の2点です。Acerとは「切れ込み」の意味で、代表的な葉の形を指します。 ◆カエデの仲間たち ①葉が掌型のイロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジなど、②広葉のハウチワカエデなど、③葉の切れ込みが3裂片のウリハダカエデ、ハナノキなど、④葉に切れ込みのないヒトツバカエデなど、⑤葉が3小葉からなるメグスリノキなど、約30種があります。 ◆カエデの分布 山地でごく普通に目にする種類は、福島県以西に分布するイロハモミジ、島根以北の日本海側に分布するヤマモミジ、それにイロハモミジの変種のオオモミジの3種類です。 ◆葉の色と形の七変化 下の左上の写真「はじめに」をご覧下さい。上の2列、上から3列目の2枚はそれぞれ同じ木の葉です。葉の色は気温などの条件によって同じ木の中でも緑~黄~赤と様々に変化します。形も一定ではありません。 ◆園芸種の誕生 日本人は、古くから葉の変異を見つけて採集し、園芸種として育ててきました。今では、ノムラ、手向山、アオシダレ、ショウジョウ、シギタツサワ、花散る里など、200種以上の園芸種が知られています。その一部は次のページ「ヘンガーデンのカエデたち」に紹介してあります。 |
![]() はじめに |
![]() 湖畔のカエデ |
![]() 寺の老カエデ |
![]() 滝のカエデ |
![]() 紅葉の山 |
![]() 赤く燃える1 |
![]() 赤く燃える2 |
![]() 赤く燃える3 |
![]() 赤と緑に1 |
![]() 赤と緑に2 |
![]() 赤と黄色に |
![]() 金色に輝く |
![]() 透きとおる黄 |
![]() お地蔵さんと |
![]() 緑と赤の調和 |
![]() 滝の入口にて |
![]() カエデロード |
![]() 錦のカエデ1 |
![]() 錦のカエデ2 |
![]() ほんのり燃えて |
![]() 控えめに・・ |