フォトギャラリー〜趣味の写真コーナー〜

ありがとう! 寝台特急出雲

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そして神話に・・・


1951年(昭和26年)東京と島根県の大社を結ぶ急行の愛称として生まれた「いずも」。

その後、路線・経路の変更、1972年には特急への格上げ、1978年には「いなば」との統合などの歴史を作りながら、東京と山陰を結ぶ夜行列車として活躍をしてきました。

鳥取県などが廃止に反対をしてきましたが、2006年3月17日出発の列車をもって、34年にわたる「寝台特急出雲」の歴史に幕が閉じられます。


初めて出雲に乗ったのは、小学校に入るか入らないかの時だったと思います。

下りの出雲3号、当時はまだ紀伊勝浦行き寝台特急「紀伊」との併合運転をしていた時期で、ヘッドマーク無しのEF65が先頭だった記憶があります。(すでにEF58では無かったと思います・・・)

今は無い、14系2段式A寝台で鳥取まで行きました。

    

アルバムを探して、私が初めて撮影した出雲の写真を見つけてきました。

いつだったか忘れましたが、2回目に出雲に乗ったときに撮影したものです。

東京駅10番線、そして鳥取駅3番線で撮影をしました。

この時には、「紀伊」は廃止され、「出雲3号」は単独運転になっていました。

ちょうど鉄道写真の撮影を始めた頃だと思います。

私の「出雲」の撮影の歴史はここから始まりました。


そして、これが駅以外で初めて撮った出雲号です。

山陰本線 湖山〜末広間にある湖山池の畔で撮影です。(右の方にちょこっとだけ、水面が見えています)


 
  最終的な出雲の列車番号は下り3列車、上り4列車。

伝統ある東京始発の東海道本線の中で、寝台特急「はやぶさ」に次ぐ2番目の格付けにあたる列車という事になります。

■06年3月現在■

寝台特急はやぶさ・・・下り1列車、上り2列車(東京〜熊本)

寝台特急出雲・・・下り3列車、上り4列車(東京〜出雲市)

寝台特急富士・・・下り41列車、上り42列車(東京〜大分)

 (ただし、東京〜小倉は「はやぶさ」に併結、1列車、2列車扱い)

寝台急行銀河・・・下り101列車、上り102列車(東京〜大阪)

寝台特急サンライズ瀬戸・・・下り5031M列車、上り5032M列車(東京〜高松)

寝台特急サンライズ出雲・・・下り4031M列車、上り4032M列車(東京〜出雲市)

 (ただし、東京〜岡山はサンライズ瀬戸と併結、5031M、5032M列車扱い)

長距離優等列車のみに与えられる一桁台の数字・・・

九州ブルートレイン廃止の波による繰上げでなった数字とはいえ、この数字はとても名誉あることでとても嬉しく思います。


「はやぶさ」「富士」「あさかぜ」「さくら」「みずほ」「瀬戸」「紀伊」「いなば」と多くのブルートレインが発着をしてきた栄光の東京駅10番線・・・出雲の到着を待ちます。
 
昔から形式の変わらない東京駅東海道線の時刻表。今日をもって「出雲」の名が消えます。
 
20時50分、10番線を先行列車が出発をし、ついに出雲入線の出番が参りました。
 
多くのファンがカメラを向ける中、EF65−1114電気機関車の警笛と共に回送の出雲が入線してきます。
 
ホームには鉄道ファン、そしてそうでない人も含め多くの見送りの客が詰め掛けました。
 
そして、2006年3月17日21時10分

多くの人に愛された出雲号のために最後の発車ベルが鳴り響きます。

 
乗車終了の合図と共に、扉が閉められます。

しばらく間をおいて、機関車の汽笛が鳴り響きゆっくりと走り出します。

発車と同時にホームには「ありがとう」の声と拍手が響き渡ります。

ついに出雲号の最後の旅立ちです。


今回、最後の記録をどうしても残したく、録音もしてみました。

発車(約4分45秒)

雑音と駅員の声が多いですが、発車ベル、車掌の無線機への「発車オーライ」の声、ブレーキ解除音、

そして発車の際のEF65の汽笛までを捉えています。

何気に私の声も入っていたりするのですが・・・r(^〜^*)

(車掌室の目の前でしたので、車掌さんに対する「ありがとう!」の声が多いです)

■おまけ■

出雲号入線時ホームにはたくさんの人が集まり、ホームに沿って人の壁が出来ていました。

その様子・・・

タイトルは「オタクvs東京駅」

入線の4分前からの音です。

迫力ある(?)入線シーンをどうぞw

ハンドマイクで騒いでいるのは、5枚目の写真に少し写っている助役さんです。

なお、これは入線の15分前からずっと繰り広げられていました・・・

東京駅の駅員さん、警備員さん、おつかれさまでした・・・

入線(約6分)


といわけで、出雲号最後の見送りに行ってまいりました。

さすがに人が多すぎて撮影どころの話ではありませんでしたが、でも最後の発車を見送れて良かったです。

私も発車の時、撮影を忘れ無心で拍手を送っていました・・・

なお、下り最終の牽引機関車は1109号機・・・

結局この1ヶ月の間、1109号機の雄姿は1度も撮れませんでした・・・苦笑

(当HPの機関区参照)


(寝台特急出雲EF65−1112/撮影日 06年3月14日/神奈川県/東海道線 戸塚〜横浜)

 
朝日を浴びて東海道を東に向かう出雲号です。

私が撮影した最後の雄姿で、一番のお気に入りの写真です。

山陰は雪だったらしく、30分の遅れで運行でした。

よく見ると客車の足元には雪が残っているのが見えます。

    

多くの思い出を乗せ神話の国への使者として走り続けた出雲号、人々の心の中で神話となります。

ありがとう出雲・・・


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