「字幕作成」早わかり(H12.11.15福田作成)
 
1.「$」の意味。
 「$」とは、ヤットの字幕途中のある部分の表示方法を指定するコマンド。
(例)$(音楽♪(静かな))<ffffff><000000>
 $の後の半角カッコ内の「音楽♪(静かな)」という文字を文字色「白」、縁取 り色「黒」で表示する。
  なお、「$」の後( )<>は、半角でないと、コマンドとして認識されない。
 
2.コマンドは大文字でも小文字でも良い。
 
3.色の指定コマンドは、YAT附属のTelop Dat.txtに書いてある。
 なお、0000ff→青、00ff00→緑、ff0000→赤、ffffff→白、000000→黒
 00ffff→水色、ff00ff→紫、ffff00→黄色 を示す。
 
4.「.dc.(ffffff、name)」とは、「nameという名前が指定されたら、ffffffという 色とみなす」ことを示す。
 
5.フォントのサイズについて
 一般のパソコンの画面は、96ドット/インチに設定されている。
 ポイントとは物理的な大きさの単位で、1ポイント=1/72インチ=約0.35ミリメートル
 従って、例えば 35ドット=35×72/96=約26ポイント となる。
「ドット」とは、画面上の小さな点の一つ一つが1ドット。
 
6.画面のサイズについて
 .Wz(60,465,690,120)の場合、60がパソコン画面の左からの距離、465が同じく上からの距離、690が横幅、120が縦の長さを示す。この時の各数値の単位はドットである。(ピクセルとも言う)
 
7.ヤットのウインドウを消した後、またウインドウを表示させるには、ヤット上で右クリックをすれば良い。
 
 
8.字幕の位置や文字の大きさ、色、縁取りなどを決める
(1)実際に表示器側に表示させてみて、決める。
 具体的には、(3)のようなテキストスタイルで作成した「確認用データ」を、 Rヤットで開き、表示器のヤット に表示させ、決める。  
(2)ヤットのメニューの「設定」「属性」をクリックすると、その時点の設定の数値(属性)が分かるので、この数値を参考にしながら、数値を埋め込む。
(3)確認用データの例









 
.bc(000000) 背景を黒にする
.tc(ffffff) 文字を白にする
.oc(0000ff) 縁取りを青にする
.ol(3) 縁取りを3ドットにする
.fv(0) 横書きにする 【縦書きにする場合は.fv(1)】  
.fs(0,36) 文字サイズを横書きの36ドットにする
.il(20) 行間の空き(文字高さのパーセント20%)
.wz(45,370,550,100) (45、370)の位置から、(550、100)のサイズにする
123456789012345 表示するテキスト
123456789012345 表示するテキスト
 
 
 
(4)左右と下に少し余白が出来るように設定する。
 
9.行単位に、文字色と縁取り色を、決めることができる。
  $(テキスト文字)<文字色><縁取り色>
 この場合、先頭行で、インラインカラーを使う【 .ic(1) 】のコマンドと縁
 りの幅【 ol(3) →(3ピクセルの幅)を示す 】のコマンドを入れる。
 
以上