「字幕上映ソフトの設定」簡単・早わかり(H14・11・9定例会用 福田作成))
 
1.表示機側の設定について
@「XーEditor」を起動する。
「XーEditor」が立ち上がったら「<受け側>に使用するプラグを選択してください。」というメッセージが表示されますので、「Simple Chat Server」をクリックし、「選択」をクリックします。「ポート番号」が「23」になっているのを確認したら「サービス開始」をクリックします。
すると、「<送り側>に使用するプラグインを選択してください。」というメッセージが表示されますので、「クリップボード」をクリックし「選択」をクリックして下さい。
次に、「X-Editor」のツールバーバーの黄色い歯車の模様の付いた「設定」をクリックして下さい。ダイアログボックスが出ますので、「自動送出(A)」の「する」と「高速」にチェックを入れて「OK」をクリックして下さい。   設定が済んだら最小化しておきます。
 
A「YAT」を起動する。
「YAT」が立ち上がったら[実行(E)]→[クリップボードから読み込む(c)]を選択して、チェックを入れます。
次に、[設定(s)]→[ウインドウ(w)…]をクリックし 「タイトルバーを消す」「メニューバーを消す」「ウインドウ枠線を消す」にチェックを入れて「OK」をクリックして下さい。
この段階で、送出機からデータを送って、正しく表示されるのを確認します。
なお、「タイトルバー」「メニューバー」「ウインドウ枠線」を表示させたい場合は、「YAT」の黒枠のなかでマウスを右クリックするとダイアログボックスが表れますので[ウインドウ(w)…]をクリックし「タイトルバーを消す」「メニューバーを消す」「ウインドウ枠線を消す」のチェックを外して下さい。
 
B「Cover」を起動する。
「Cover」が立ち上がったらAlt+TABを押すとYATとCoverとX-Editorの文字が表示された枠が表れ、青色の四角い枠が、文字の間を行き来します。Altを押したまま、TABを押している指を離すと四角い枠が止まります。また、TABを押し指を離すと次の文字に枠が移動します。この枠がCoverの文字を囲んだときに指を離すとCoverが選択されます。これでCoverが一番手前になります。
続いて、Alt+TABを押し、同じ要領でYATを選択します。これで、Coverの手前にYATがきます。
ここまで済めば、もう表示機を操作する必要はありません。
なお、カバーを終了させる場合は「左ダブルクリック」または「Alt+F4キー」を押して下さい。
 
2.送出機側の設定 
@Ttskiwiを起動する。
IPアドレスを表示機用パソコンのIPアドレスに設定し、Simple Chat Serverのポート番号「23」を指定します。
 
A伝猫を起動する。
一番下の「TtsKiwi」に「・」が入っているのを確認してください。無ければ「TtsKiwi」の設定を再確認してください。
次に、「伝猫」に字幕用のコマンド付けをしたテキストファイルを読み込みます。
そして、「Enter」あるいは「F9」キーを押すと字幕がYATに送られます。
  ●なお、「伝猫」に代えて「R-YAT」(今年の8月24日改訂の「R-YAT」2.5のバージョン)を起動しても、送ることができます。
 
【蛇足1】
「字幕へのコマンド付け」に関しては、9月28日の定例会で頂いた「パソコンを利用した字幕上映 運用メモ(神野健吾氏作)」の3〜5ページと11〜12ページ(付録)ならびにYATのフォルダーの中の「TelopDatファイル」の【■03.コマンド一覧と■13.色の指定」を中心に読まれると良いと思います。
【蛇足2】
自分のパソコンに「伝猫」と「YAT」を立ち上げ、伝猫からコマンド付けをしたテキストファイルを流しますと、「YAT」に表示されますので、この方法で自分が作った字幕ファイルの出来具合をチェックできます。
                                        以  上