連携入力の仕方について
 (2006年9月14日おりづるパソコン部員のアンケートより纏め)
 
1.大前提
    パートナーのモニター画面をよく見ること
 
2.考慮すべき基本的状況
 
(1)自分の力量
(2)パートナーの力量
(3)話しのスピード
(4)当日の精神的・肉体的状態(自分とパートナーの両方)
 
3.入力し始める基準
 
(1)パートナーの要約入力状況から「ここまではいける」「ここまでは打つだろう」と予想して、きりの良いところから打ち始める。
 
 1)具体的には
   @きりの良い文節(意味の塊)ごとに
   A文の切れそうなところ
   B息つぎのようなところ
   C話しの区切り
   D話しの終わり
   E話しの間
   F文が終わったところ
   G5W1Hの2つくらいはクリアしていること(読む人に???と思わせないため)
 
 ※上記を踏まえて連携入力の1例 
  ●入力内容 (下記の【 】内の文章) 
 
  【パートナーと交替で入力しますが、自分の入力部分を入力し始める基準は何かありますか?
  
    普通「あうんの呼吸」と言っておりますが、何かあれば教えてください。】
 
  ★連携例
  
        @パートナー  パートナーと交替で入力しますが、
        A自分     自分の入力部分を入力し始める基準は
        Bパートナー  何かありますか?
        C自分     普通「あうんの呼吸」と言っておりますが、
        Dパートナー  何かあれば教えてください。
 
 2)分量的には
 
   @スクリーンに2行程度に収まる範囲で
   A1行分入力して、代われるようなリズムで
 
(2)留意していることなど
 
1)パートナーが変換や入力ミスで手間取っている箇所の次の部分を、早めにとって入力し始める。
 
 2)変換ミスや入力ミスでパートナーがパニックになりかけたら、「消して」といって、取り消して もらい、その箇所から入力を始める。そして、1人で2〜3行入力して、内容が追いついたところか ら「入力して」といってパートナーに入力してもらう。
 
 3)ダブった時には、パートナーがこちらを見る余裕がなさそうなら自分のダブり部分を消す。
 
 4)慣れたパートナーだと、ここまでは入力してもらえるだろうとか、中途半端な文節から入れても こちらの窓を見て消してくれるだろうとか勝手に予測して、入力し始める。
 
 5)初心者や入力速度の遅い人がパートナーの場合は、パートナーは聞こえたところから打ち、適当に 送信して、また聞こえたところから打つというように、好きに入力してもらい、パートナーの入力状 況に合わせて一行窓2も使いながら自分の入力を行っている。
 
4.提案
 重複入力が生じた場合「消したい文字にカーソルがあるほうが、消す」
 そして、消したら、即送信。次の文章を即入力。
 
 【例】
      入力者1: 爽快な風が車内を吹き抜ける「奥出雲おろち号」を密着ルポ!
     入力者2: 「奥出雲おろち号」を密着ルポ!木次駅から終点の備後落合まで、
 
となった場合 
 
 
   入力者2は、重なった文字を消すためにカーソルをわざわざ飛ばさないといけないけど、
   入力者1は、バックスペースで消すだけでいいので、
   この場合、入力者1が重なった文字を消す。
   そして、消したら、即送信。次の文章を即入力。
                                    以  上