X-Editorを使用した要約筆記システム(19年1月27日定例会でテスト) 
 
【提案理由】 
 最近の定例会で「アンドゥー」を使っての入力練習をしましたが、今ひとつピッタリと来ない感がありました。
一度スクリーンに表示したフレーズを引っ込めてまた出すのは読む側にとっても混乱が生じやすいし、連携入力者も「アンドゥー」作業にお構いなく自分の入力したフレーズを送出するなど送出のタイミングがとりにくいようです。
「アンドゥー」ソフトは表示が前後した際に、リアル入力者がパートナーに「一寸待って」といって自分でアンドゥーする際に利用するように限定した方が良いと思います。それで、これに変わる方法としての提案です。
 それは、X−editorを使って編集作業を行った後に表示する案です。
今までより、表示に数秒遅れが生じますが、編集内容を「誤字の修正」と「フレーズの表示が前後した場合の修正」の二つだけに限定すれば、あまり問題無いのではないかと思います。今後定例会を始め色々な場面で試してみればと思います。
 
【システム図】 
T.設定関係
1.入力用PC1〜4のTtsKiwiのIPアドレスは編集用PCのIPアドレスを設定する。
2.編集用PCのXーEditorは受け側を「Simple Chat Server」に送り側を「きうい」(IPアドレスは
表示用PCのIPアドレス)に設定する。
 自動送出はオフに設定する。
3.表示用PCはRTD2を立ち上げ、「Simple Chat Server」を選択する。
 
U.キー操作関係(※を付したキー操作が重要)
 ※ F1 編集行の末尾に、受け側バッファの先頭行を追加
   F2 編集行のカーソル位置に、受け側バッファの先頭行を挿入
   F3 受け側バッファの先頭行を廃棄
  ※ F4 編集行の内容をクリア
  ※ F5 編集行の内容と、受け側バッファの先頭行の内容を交換
                               以 上