インターネットの活用
フィルタリングソフトの導入
現在,ほとんどの学校にPC室があり,インターネット接続が可能な状況になっているだろう。インターネットは使いようによってはとても便利であるが,その危険な面を忘れてはいけない。
インターネットでできることは,様々である。ブラウザソフトでWEBページを閲覧するという基本的なことから,掲示板への書き込み,画像やソフトのダウンロード,メールの送受信等である。この中にも危険なことがあるのだが,積極的に他のPCへの攻撃などが技術があれば小学生でもできてしまう。
それでは,学校では子どもを危険情報等から守るために,どのような設定をするべきなのだろうか。
1 ウイルス対策とファイアーウオール
ウイルスへの対策はどの学校でも神経質に行っているようだ。WEBからもウイルスが感染するとはいえ,ウイルスの多くはメールからである。メールを頻繁に活用しているならば,当然ウイルス対策ソフトを導入し,頻繁にウイルスのパターンファイルをダウンロードして,各PCにインストールすることが必要である。
しかし,実際の授業ではメールよりもWEBページを使って調べ学習をすることなどが多いだろう。この場合,WEBページから感染するウイルスは対応できない。
これは,ファイアーウオールソフトを導入することが必要である。WindowsXPにはファイアーウオールがあるが,細かい設定はできず,ファイアーウオール専門ソフトの方が当然に高機能である。このようなソフトはフリーソフトにもあるので,やり方によっては,手間はかかるが資金はかからない。
ルータの設定も見直し,PC室が外部からの攻撃に対してシャットアウトできるようにする必要がある。
2 子どもに見せたくない情報をシャットアウトする
PCを使っていれば子どもが性,暴力等のページを見てしまう場合や,各種掲示板への書き込みなどを勝手にやっていることもある。
そのようなことを防ぐのが「フィルタリングソフト」である。
最近プロバイダーがこのようなサービスを導入してきた。それでも毎日何百何千と発生する新しいウィルスへの対応は完璧ではない。理想としては,教育委員会にサーバをおきそのサーバにフィルタリングソフトを入れ,そこからダイレクトに各学校へつなぐのが最も簡単で良い方法である。
それが無理なら,PC室のサーバを介してインターネットにつなぐようにし,そのサーバにフィルタリングソフトを入れる。または,生徒用のPCすべてにフィルタリングソフトを入れるのである。この場合,当然だが40台分のライセンスを購入することになるので,それなりの予算を覚悟しなければならない。
また,プロバイダーによっては,フィルタリングサービスを行っているところもあるので,これを活用するのも良い方法である。ただ,ダウンロード,掲示板の書き込み禁止などの細かい設定は,市販のフィルタリングソフトの方が優秀なことが多い。
|
3 緊急課題 恐らく,多くの学校や教育委員会はPCの導入の時にこのような手を打っているだろう。しかし,ウイルス対策しかしていなくて,子どもがインターネットを使い放題の学校もあるのではないか。そのような学校では性的な画像を生徒が見ていたり,勝手にゲームをダウンロードして授業中に行うことも考えられる。現在,各家庭にはインターネットがつながっていて,子どもたちはインターネット上の遊び場所をよく知っていると教師は認識するべきだ。 まずは,ネットワーク管理者以外はアプリケーションの削除もインストールもできないようにすることが必要だし,また,そのようなOSに変更すべきである。 ファイル交換ソフトによる情報流出も対策を考えなければならない。また,WEBページからダイレクトに入り込むウィルスやスパイウェアへの対策も考えなくてはならない。 また,これは,家庭でも同様であり,子ども部屋にPCがある場合は,フィルタリングソフトを必ず入れるべきである。親が子どものアクセスするサイトや掲示板,メールを制限し,管理するよう心がけたいところである。 また,多くのプロバイダーでは,メールのより分けをしてくれる。ウイルスだけではなく,「出会い」「援助」「動画」等の言葉の入ったメールを排除してくれるサービスを無料で行っているところが多い。それでも最近は,このような言葉を使わずに送られてくるからやっかいである。 とにかく,インターネットを自宅で使うのならば,親が責任を持って管理者として子どもを悪い情報から守り健全に子どもを育てたい。 |
![]() |