川島の獅子舞
 川島町伊草で行われている獅子舞を見てきました。もう,240年続いて
いるとのことです。練習と本番の両方を見させていただいて,前に小川町
下里で獅子舞の取材をしたのと同じことを感じました。それは獅子舞をやっ
ている人たちは,こうやって取材に来るととても喜んでいろんなことを積極的
に教えてくれて,資料を提供してくれるということです。伊草の獅子舞は画像
データがCDにまとめられていて,練習を見に行ったときにそれをただでいた
だいてしまいました。

 今までにいくつかの獅子舞を取材してきましたが,やはり共通点が多く
興味深いものでした。細かい取材の結果はまた,後日報告します。
 ただ一つ驚いたことは,どこの獅子舞でも後継者不足に悩んでいます。
ところが伊草の獅子舞は,獅子は小学生,笛は大人と中・高生などがおこ
なっていました。篠笛の後継者を育てるのがどこの地区でも難しいのです
が,これなら後継者に悩むことがないと思いました。また,篠笛は五本拍子
を使っていて,かなり低い音でならしていました。一般的には七本拍子か八
本拍子を使うことが多いので,この点は川島の特長だと思います。

 埼玉県ではほとんどの市町村に獅子舞があります。また,祭囃子もありま
す。ぜひ,学校の音楽科の授業で取り上げるようビデオ撮影などの取材を
していただきたいと思っています。後継者不足で今から10年経ったらかなり
の数のこのような地域の音楽が失われてしまうでしょう。ぜひ,音楽科の先
生方の御協力をお願いします。

 獅子舞保存会の方の御協力を感謝します。


 
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