吉見町下細谷の獅子舞
 埼玉県比企郡吉見町の下細谷地区の獅子舞です。
一時期途絶えていたのを復活させたとのことで,その
苦労は本当に大変だったろうと想像できます。

特徴は,獅子舞の前に子どもたちの棒術があること。
子どもたちが棒を使って,二人,または四人で立ち会い
をします。

それを山伏役が見守り,一勝負終わるごとに「うまいかなー」
と大きな声をかけます。

その後獅子舞になります。獅子舞自体はこの近辺の獅子舞
とストーリーは大体同じようです。最初,三頭が仲良く遊んで
いると,雄の片方が雌を隠します。そこで雄同士の争いになり
ますが,最後は和解して終わる,こんな感じです。

ここは保存会が無く,持ち回りで役をこなしているそうです。です
から,伝承がうまくいくのか,これからが心配です。

驚いたのは,街道下りという獅子が登場してくる音楽が,リズムに多少の違いこそあれ,小川町下里の獅子舞と同じ曲であったということです。

と,いうことはこの二つは関連があるということになりますよね。同じ人が伝えたとか,どちらかがまねをしたとか。ちなみに小川町は7月です。

下細谷の獅子舞の特徴は,すべて男性が行うというところです。花笠の下でささらをするのは女の子が行うところが多いのですが,ここでは男の子でした。

また,獅子は大人で,行司役はつきません。また,天狗も登場しません。最初に山伏が行列の先頭を歩いてきて天神神社に向かって,口上を大きな声で述べます。

その後,子どもたちの棒術がしばらくあります。

篠笛は六番調子で,穴は六孔のものを使っていました。吹くときにバケツの水に浸すのも小川と同じです。


 
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