<VOL.10>
第10回目は、北海道最北の稚内にある温泉です。
紹介する前に、現在の稚内温泉事情を少し。
これから紹介する温泉の他に、稚内市中心に近いところで再開発を行っており、温泉を出すためのボーリングを
している。
既温泉施設と競合しそうな感じだが、問題なのは、紹介する温泉は日帰り公共施設、いま再開発を行っている
経費の出し元は”市”らしい。先の公共施設はかなりの人が利用しているものの、採算が取れていない状況で、
また、採算の取れない開発を行ってどうなのか・・・。 注:平成19年完成
さて、本題に戻って、稚内温泉は、稚内市中心から車で15分ほど。まず、ノシャップ岬方向へ行き、岬からは南下
したところの富士見地区にある。なお、路線バスで行ける。
建物は、2階建て。玄関を入ると、受付があり、そこを過ぎると、土足厳禁で、カーペットとなる。1階はロビーだけで、
階段を上がって2階へ。2階は、レストラン、自動販売機、広々とした休憩室がある。全体広々としている。
浴室へは、階段を上がって、左突き当たりにある。浴室へ入ると、かなり広い更衣室があり、室内には無料のコイン
ロッカーも数多くある。
風呂場へ行くと、海を見渡せれるようになっており、天気が良ければ、利尻富士が見える。
浴槽は、1つは20人は楽に入れる大きい浴槽。ジャグジーは10人ほど、あとは薬湯、寝湯、打たせ湯と揃っている。
サウナは普通のものと、スチームサウナがあり、飽きはしないだろう。
泉質は、ナトリウム・塩化物強塩泉。源泉は36度程度で加水加温をしている。色はやや黄色かかっており、石油臭
が若干する。
最近、温泉にヨード成分を含んでいることが判明。私自身あまり聞いたことがない。皮膚病に良いとのこと。
この施設に、宿泊設備があれば、泊まりたいところである。(他の温泉旅館はある)
評価は次のとおり。
温泉名 |
施設名 |
一口コメント |
温泉 |
浴室 |
露天 |
更衣室 |
施設 |
部屋 |
食事 |
接客 |
料金満足 |
総合 |
稚内 | 稚内市健康増進センター童夢 | 充実した日帰り施設 | B | A | B | B | B | 無 | -- | B | -- | B |
注1:項目「料金満足」は、1泊2日料金(2人部屋1人料金)から見た満足度。
注2:評価はあくまでも私自身の評価。
A:とても良い B:良い C:普通 D:悪い
管理人の妻からのコメント
稚内温泉は、稚内駅及び南稚内駅から遠いのにもかかわらず、JR等で稚内に来た観光客の方が、旅の疲れを取るために立ち寄るらしい。バスがあるしね。先日、北海道ローカルのテレビニュースで、ペットボトルに入った稚内の温泉水を札幌市の真駒内アイスアリーナで販売しているという情報を得た。ゆうパックで の取り扱いもあるということ。稚内温泉、来るかも!!施設は、どこも「広々」です。浴室は、明るく、海が見渡せます。温泉は、ちょっと石油臭がするが、肌にはやさしいです。備え付けのシャンプー等にロシア語の説明書きがあったりして、稚内らしさ発見!ミストサウナとサウナがあって、かなり長居することができます。露天風呂では、風のまち「わっかない」の風を感じてみてください。海の向こうには、外国があるんだなあ・・・・。 |