<VOL.23>
第23回目は、北海道央のニセコにある花園温泉です。
近年、オーストラリアからのスキー客でにぎわうようになったニセコには、札幌からは車で2通り行く方法があり、
日本海側の国道5号線を小樽、余市方向に進み、2時間ほどで、倶知安町へ。そこから、あとは数分でニセコへ
到着。もう一つは、中山峠を通過する国道230号線を定山渓、洞爺湖方向に進み、喜茂別町からは道道に入り、
倶知安町へ到着。こちらも2時間ほど。
今回、紹介するニセコ花園温泉「ニセコワイス寶亭留」には、初夏の平日に相変わらず前日予約で行った
ところ。
建物は5階立て。玄関を入ると、左側にカウンターがあり、更に奥には、読書や陶芸などを楽しめるゆったり
できる場所や小さなバースペースもある。暖かい季節のときには、ベランダで羊蹄山の景色を楽しめることが
できる。玄関入って右側にはカフェダイニングコーナーがある。
なお、宿泊部屋は、和室、和洋室等があり、今回泊まったのは和室。窓からはニセコの山々または羊蹄山
を見渡せる。
各階には、休憩コーナーがあり、雰囲気が良い。
さて、浴室へは、玄関から右へしばらく進むと休憩コーナーを過ぎ、更に進んだところに浴室がある。
脱衣所はそれほど広くはないが清潔感があり良い感じ。浴室に入ると、一見、天井等見ると体育館を
イメージする建物内だが、和を意識した作りで気にはならない。中央縦に男女を仕切りがあり、仕切り側に洗い
場がある(7人ほど利用できる)。壁側には大小2つの温泉浴槽(岩風呂)と水風呂がある。なお、サウナは入口
側にある。奥に進むと仕切り側に檜風呂がある。露天風呂へは中央奥にある。男女日替わりで浴室が入れ替
わり、露天風呂は岩風呂と檜風呂に分かれるが、雰囲気がいい檜風呂が断然いい。
泉質は、重曹泉で約40度。無色透明。やや加温しているようだが、かけ流しである。
食事は、夕食は地元の野菜、近郊の海で獲れる魚介類の創作和料理等を2階レストランで、朝食は1階でバイ
キング。宿泊料金は平日に泊まったので1人1.1万円ほどだった。
(2階レストランへ続く通路)
評価は次のとおり。
温泉名 |
施設名 |
一口コメント |
温泉 |
浴室 |
露天 |
更衣室 |
施設 |
部屋 |
食事 |
接客 |
料金満足 |
総合 |
ニセコ花園 | ニセコワイス寶亭留 | 小鳥のさえずり身近で聞こえる | B | B | B | B | B | B | A | A | B | B |
注1:項目「料金満足」は、1泊2日料金(2人部屋1人料金)から見た満足度。
注2:評価はあくまでも私自身の評価。
A:とても良い B:良い C:普通 D:悪い
管理人の妻からのコメント
デ・ジャブ?と思ったら、「山荘緑館」の時代に来たことがありました。いつのまにか、名前が変わっていたのですね。昔と比べると、お風呂の配置はあまり変わってなかったけれど、おしゃれな和のテイストが各所に加味されていました。プールもなくなったのですね。和風な造りの露天風呂に入ると、生い茂る木々の間から見える山々が、神々しかった。そして、空気もおいしかった。夏に、また、行きたい温泉です。 |