<VOL.39>

 今回は、北海道北の上川町の愛山渓温泉です。例のごとく前日夜に予約して出かけてきました。


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 札幌からは、車で道央自動車道を旭川方面へ北上。比布から旭川紋別自動車道へ入り、愛山

上川インターで下りて、国道39号線を上川町方面へ進むと、右側に愛山渓ドライブインを過ぎた

ところで、右折し山奥へ進み、30分ほど走ると愛山渓温泉一軒宿の愛山渓倶楽部へ到着する。

(計2時間半ほど)

 JRでは、札幌から網走行きの特急に乗り、上川駅下車。ここからは送迎バスがある。

 

 愛山渓温泉は、海抜1000bに位置し、大正時代に発見された古い温泉です。

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 ここは、登山者が宿泊することが多く、宿周辺では、渓流釣りも楽しめる。

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 愛山渓倶楽部は、施設が2棟あり、一つは昔からある自炊素泊まり用、もう一つは、食事が出る

宿泊用となっている。

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 (自炊素泊まり用)

 

 さて、宿泊用の玄関を入ると、スリッパに履き替え。館内に入ると、すぐ右側に受付がある。宿泊

部屋は2階となっており、受付を背に向けてすぐに階段がある。部屋は決して広くはないが、いか

にも山奥の温泉に来たっという感じがする。

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 浴室へは、1階受付を背に向け進んでいくと、突き当たりに暖炉がある。

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 その手前で左へ進み、数段の階段を下りると、浴室へ到着。

 脱衣所は3人ほど入ると狭く感じるほどの大きさ、浴室は左側に5人が使用できる洗い場、右側

に飲料用があり、真っ正面に2人ほどがゆったり入れる浴槽がある。浴槽は温泉成分で茶褐色と

なっている。

 

 泉質は重曹泉で、ほとんど透明で、無臭。加温なしの源泉かけ流しで少し熱めとなっている。

 

 食事は、夕食、朝食ともに1階食堂で和食膳となっている。別料金で大雪黒牛の焼き肉などがある。

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          (夕食)                   (朝食)

 

温泉名

リンク先は
近郊マップ
地図番号 施設名 温泉地域マップ 一口コメント 源泉温度 時期
ビ

宿泊経験 温泉 浴室 露天 更衣室 施設 部屋 食事 接客 料金満足 総合
愛山渓 78 愛山渓倶楽部 大正発見の温泉。源泉かけ流しの宿 21年

注1:項目「源泉温度」は

   「◎=50度以上、○=45度以上50度未満、▲=35度以上45度未満、△=25度以上35度未満、※=25度未満」。

   なお、源泉を2本以上ある場合は、高いものを表示。

注2:項目「時期」は、私自身が行った年。

注3:項目「宿泊経験」の「○」は実際泊まったことを意味する。

注4:項目「施設」は、ホテル、旅館、公共施設を区別しての満足度。

注5:項目「食事」は、実際に泊まった際の満足度。

注6:項目「部屋」「料金満足」は、実際に泊まった際の1泊2日料金(2人部屋1人料金)から見た満足度。

注7:評価はあくまでも私自身の評価。  A:大満足  B:とても良い  C:良い  D:普通  E:悪い

注8:樽ビールは、レストラン、食事処で提供されている樽生ビールの種類。

   ◎:サッポロ黒ラベル、○:サッポロクラシック、●:サッポロエビス、

   ▲:アサヒスーパードライ、△:アサヒ北の職人長熟、

   ★:キリン一番搾り、☆:キリンラガー、

   ■:サントリーモルツ、□:サントリープレミアムモルツ

   ※:ドラフトギネス 

 

管理人の妻からのコメント

夏なのに暖炉が点いていたけど、暖かさが心地よかった。自家発電に頼るこの宿の、電力消費を控えるためのランプが静かな夜に似合っていた。登山口の側にあるこの宿と隣の宿の他に建物はなく、夜空はさぞかし美しかろうと楽しみにしていたのだが、雨が降ってきて残念賞。お風呂は、3人で入ってイッパイイッパイかな?っていうのが一つだけ。鉄パイプからザーッと温泉が注がれ、お風呂からは常に溢れ出ていた。豊富な湯量だわ。カランはまどろっこしいなで、このお風呂のお湯を頭からザブザブやって全身洗浄。シャワーは設置されてないけど全く困らず。無色で鉄のにおいのするお湯は、湯上り肌がすっきりさっぱり。汗が気になる夏には、お勧め。乾燥肌の人は、保湿が必要だそう。飲用の温泉もあったけど、今回はパス。食事は夕、朝ともに山菜中心。ふきのとうやうどの鮮烈な苦味は体の中を綺麗にしてくれそう。朝は、自然だらけの周辺をちょっと散歩。森の香りと透明な川で泳ぐ魚に歓喜。登山者の宿泊が多いようだけど、私達のような温泉入浴オンリー者にとっても、十分満喫できるお宿。ただ、静かな宿には必需の本を持っていくのを忘れてしまって、夜の娯楽は途中で買ったS刊GとTスポ。世間を騒がしている人の相関図とか暗記しちゃってどうするのって!!