<VOL.44>
今回は北海道南、津軽海峡を見渡せる恵山温泉旅館です。
函館から車で行く場合は、国道278号線、太平洋沿いに向かう海岸線を進み、日ノ浜町から国道を別れ
旧恵山町へ入っていき、更に海岸沿いを進んでいくと、恵山温泉へ到着する。1時間ほど。
交通機関では、函館駅からバスで、恵山御崎行きに乗車し、恵山登山口下車。そこからは徒歩で15
分ほど。
恵山は、初夏にツツジが見頃で、恵山登山にもいいところである。
さて、出かけたのが今年の9月下旬。例のごとく前日予約で、高速道路利用のロングドライブ。
恵山温泉旅館は、2階立ての建物で、玄関を入ると、靴は下駄履きへ入れて、スリッパへ。
右側に受付、正面には食堂がある。宿泊部屋は左側にある階段を上がっていき2階。シンプルな和室です。
浴室へは、受付横をしばらく右へ進んでいき、洗面所を通り過ぎて突き当たりにある。
脱衣所は3人ほどが広々とできる。浴室へ入ると、こじんまりとしており、右側に洗い場が3つ、正面に2人
ほどがゆったりできる浴槽がある。
泉質は、酸性明ばん泉、源泉が43度ほどで源泉かけ流し。
食事は、夕食は前浜で捕れた海の幸メインの部屋食。食事処での朝食はイカ漁が始まっていれば、朝イカ
の刺身を味わえる。
料金は1人8500円ほど。
冬季は源泉温度の関係で営業していない。
温泉名 リンク先は 近郊マップ |
施設名 | 温泉地域マップ | 一口コメント | 源泉温度 | 時期 | 樽 ビ ー ル |
宿泊経験 | 温泉 | 浴室 | 露天 | 更衣室 | 施設 | 部屋 | 食事 | 接客 | 料金満足 | 総合 |
恵山 | 恵山温泉旅館 | ● | 源泉かけ流し。夜は漁り火。 | ▲ | 21年 | ◎ | ○ | B | D | 無 | D | D | D | B | D | B | C |
注1:項目「源泉温度」は
「◎=50度以上、○=45度以上50度未満、▲=35度以上45度未満、△=25度以上35度未満、※=25度未満」。
なお、源泉を2本以上ある場合は、高いものを表示。
注2:項目「時期」は、私自身が行った年。
注3:項目「宿泊経験」の「○」は実際泊まったことを意味する。
注4:項目「施設」は、ホテル、旅館、公共施設を区別しての満足度。
注5:項目「食事」は、実際に泊まった際の満足度。
注6:項目「部屋」「料金満足」は、実際に泊まった際の1泊2日料金(2人部屋1人料金)から見た満足度。
注7:評価はあくまでも私自身の評価。 A:大満足 B:とても良い C:良い D:普通 E:悪い
注8:樽ビールは、レストラン、食事処で提供されている樽生ビールの種類。
◎:サッポロ黒ラベル、○:サッポロクラシック、●:サッポロエビス、
▲:アサヒスーパードライ、△:アサヒ北の職人長熟、
★:キリン一番搾り、☆:キリンラガー、
■:サントリーモルツ、□:サントリープレミアムモルツ
※:ドラフトギネス
管理人の妻からのコメント
魚が、美味しかった!!って、いきなりかい!でも、本当に魚料理が美味しかった!刺身は新鮮、煮付けは、魚を良く知っている人が作ったお味。その他、たくさんの品々。お箸をつけるたびに、美味しい!美味しい!と叫んでしまいました。うるさい私は部屋食でよかったわ。 夜遅くに、お風呂に入りに行ったとき、調理場から、出汁かな?のいい匂いがしていました。明日の準備なのですね。食事を大切にしているお宿だな、と思いました。小高いところにあるお宿の背中には恵山、眼前には、本州が浮かぶ海が広がっています。宿泊した日は、とても静かで穏やかな表情をしていました。夜には、イカ釣り舟のあかりが、遠くで1等星の様に輝いていました。温泉は、小さな浴槽がひとつ。ほの暗い明かりが、いい雰囲気をかもし出していました。そして、湯船からあふれ出ている鉄のお湯。よく見ると壁が青くなっていて、成分、濃そう。浸かると、さらっとしたお湯の感覚が気持ちよいです。ちなみに石鹸は泡立たないので、使用できません。でも、湯上り後の肌は、すっきりして問題なし。つつじの季節にも、是非、行ってみたいな、管理人さん。 |