第四話







CBによる、度重なる人革への襲撃は、彼らの憤怒を引き起こし、CBへの対立姿勢を確実なものにさせる。 本人達にはいかに崇高な意思の下での武力介入でも、他者にとってそれは、ただのテロリズムとなんら違いはなかった。 「私達のしたことで、人革の軍備が増強されていくんじゃ・・・」 たとえ予測していたとはいえ、事実を目の当たりにすると迷いも生まれる。 『自分達のしていることは正しいのか。』 クリスティナ・シエラは、胸の奥に潜む迷いを口に出さずにはいられなかった。 「彼らがそうするというのなら、我々は武力介入を続けていくだけです。 それが、ソレスタルビーイングの本懐・・・。」 そんな彼女の迷いを、ばっさりと切り捨てるティエリアの言葉。 矢は既に放たれた。自分達には迷う暇も、立ち止まる暇もない。CBの理念を信じて行くのみ。 終わりの無い戦いかもしれないが、我々はそれを終わらせるために動いている。 その力があると自負している。だから進める、この茨道も。 そして今日もまた、ガンダムマイスターたちの新たなミッションが始まる―。 第四話『対外折衝』
はい第四話です!!進行は前回から引き続き私たち! スメラギ・李・ノリエガよ! CBの戦況オペレーター、クリスティナ・シエラです。 ファンの数だけコスチュームが存在する! ミスダブルオーこと、王 留美ですわ! ルイス・ハレヴィ改め、ルイス・クロスロード(予定)です! 国際結婚って憧れるよね!! ・・・いきなり飛ばしているわね、あなた達。 特にルイスちゃん。アンタそれだけ言っておいて、 後に別れたりしたらいい笑いものよ? 何よ、僻んでるのぉ? そうですよねぇ、あなた達はまともな恋愛もできず、作戦行動に明け暮れる毎日。 そろそろ賞味期限が切れて、挙句売れ残るのも時間の問題かもね〜? おだまりこの小娘!ガキの癖に結婚願望持つなんて、十年早いわ! 大体最近は結婚適齢期も上昇していて、私たちだってまだまだ現役バリバリ! お姫様もいいところだっての!!まだ誰のものでもありません!残念でした〜! スメラギさん、その饒舌さが見てて悲しくなります・・・。
中東――アザディスタン王国。 「ついに都市部にまでテロの波が押し寄せてきたようね。 穏健派が手を組む前に、改革を推し進めないと・・・。」 「わかっています。化石燃料に頼ってきたこの国を立て直すには 太陽光発電システムを所有する国家軍に、援助してもらうしか・・・。」 アザディスタン王国の第一皇女、マリナ・イスマイールは、侍女の言葉にそう返す。 しかし、軌道エレベーターの建設計画へ参加していないこの国には、それは一抹の希望以外の何者でもない。 事態はかなり切迫していた・・・。 人革連では、セルゲイと上官とが、これからのガンダムへの対策案を検討していた。 「で、どうだった中佐。ガンダムと手合わせしたのだろう?忌憚の無い意見を聞かせてくれ。」 「私見ですが、あのガンダムという機体に対抗できるMSは、この世界のどこにも存在しないと思われます。」 あのMSは強力すぎる。現代の技術を遥かに超越した代物。あれに勝てる機体を開発することは不可能に近い。 「なら、君を呼び寄せた甲斐があるな。中佐、ガンダムを手に入れろ!ユニオンやAEUよりも先にだ。」 造れないのなら、奪えばいい。単純だが、これが一番効率的な方法であることも事実。 セルゲイは、専任部隊の指揮官に任命された。そして、一人の兵士を指揮下に加えることになる。 「超人機関技術研究所より派遣されました。超兵一号、ソーマ・ピーリス少尉です。」 対ガンダムのために用意された、最後の切り札。それはあまりにも若い―いっそ子供と言ってもよい風貌の兵士だった。 感情の感じられない無機質なその瞳に、セルゲイは新たな戦いを予感していた。 「バックパックと各部関節の強化、機体表面の耐ビームコーティング、 武装はアイリス社が試作した新型のライフルを取り寄せた。」 同じ頃、ユニオンではグラハムのオーダーしたフラッグの改修作業が完了していた。 「その代わり、耐Gシステムを稼動させても、全速旋回時には12Gもかかるけどね。」 「望むところだ、と言わせてもらおう。」 多少の危険は承知のうち。これでガンダムと対等に戦える。それだけで、グラハムは奮起した。 その後、グラハムのめがねにかなった腕利きのパイロットたちが集結し、ついに『対ガンダム調査隊』がその形を成した。 世界は、各々の方法でソレスタルビーイングへの対策を進めてゆく・・・。
さあ、今回もなかなかまとめづらい内容ですねぇ〜。 勢力が分かれていると、その分場面転換が激しくて、もう何が何やら・・・。 今回もまたレビューとして至らない点があったらごめんなさいね! ・・・だから、あなたは誰に言っているの? それはそうと、今回も新たな展開目白押しって感じかしら。 人革の強化人間も出たことだし、やっと役者が揃ったわね。 強化人間・・・なのでしょうか? まあ・・・『超人機関』だからね。十中八九その手の存在でしょう。 その内、強化の副作用による禁断症状とかが出て、悶え苦しむ姿が見られるわよ。 スメラギさんも、アルコールが切れたらよく禁断症状出しますよね。 そういう点では十分強化人間なのね。 薬中じゃなくてアル中だけど。 ・・・お前らもアルコール漬けにしてやろうか。
ちょこっと寄り道 まるまるブレイクタイム!!
・・・またやるのコレ。 内容をまとめるのが大変なときはどんどん使うわよ。 あ、それと今度からは、あなたと沙慈の今後を見守るコーナーになったから。 不本意だけど。 はぁ!?聞いてないわよそんなの。 まあ、いいじゃありませんか。 あなた方のアツアツっぷりをアピールしていけば。 まあ、それに関しては悪い気はしないけど・・・。 それに、こうやって周囲が応援してくれれば、 ヘタレ沙慈も腹を括ってくれるかもだしね! 実際、お子ちゃまの恋愛ごっこなんか毛ほども興味ないんだけど! こうでもしないとページが長くならないから仕方ないわね! さっさと行くわよ!!!不本意だけど!!!! スメラギさん・・・また僻んでるんですか。 今日は終わったら飲むわよ、クリス!!! ・・・はいはい。
東京都内のとある広場。 老若男女、様々な人々が行き交うこの平和なスポットでは ガンダムマイスターの刹那は心なしか少し浮いた存在に見えました。 おそらく本当の理由は、冬でもないのにマフラーをしているためだと思います。 今まさに全世界が戦渦に巻き込まれようというこの時代に、ここの人たちはなんて呑気なんだ。 その原因の大半は自分たちにあるという自覚があるのか無いのか、定かではありませんが、 刹那はホットドッグを食べながら心の中で呟く。普段はロックオンから月に使える 小遣いを管理されている刹那ですが、そのロックオンがいない今は多少の無駄遣いをしてもバレません。 若者らしくジャンクフード好きな刹那は、ここのところは毎日買い食い生活を満喫していました。 (今ここで、突然爆撃とかが来たらどうなるんだろう・・・?) 唐突に物騒なことを考え出す刹那。このようなところにも若者らしさを垣間見せます。 皆さんも、若かりし頃は似たように無意味な妄想をしたことがあるでしょう。 (シュミレーション開始・・・。) ここからは、ずっと刹那の妄想のターン。 現実にこんなことは起こっていないので安心してください。 響き渡る轟音、炎に包まれる人の群れ、砕け散るアスファルト。 平和な情景が無残にも崩壊する様を、ベンチに腰を下ろしたままに傍観する刹那。 大勢の人が死んでゆく中でも刹那は傷一つ負いません。 普通ならこんなことしていられませんが、妄想は自分の都合のいいように出来ているのです。 皆さんも、授業中に突如現れた暴漢を華麗に仕留めてヒーローになる、という妄想をしたことがあるでしょう。 ・・・え、それとは違う? 「あ、君・・・。」 トリップした刹那を現実へ引き戻す声。刹那が振り向くと、そこには先日知り合ったばかりの沙慈の姿が。 「沙慈・クロスロード・・・。」 「うん、そう。名前覚えててくれたんだぁ。」 妄想に深くトリップすればするほど、不意に声をかけられた時はワケも無く恥ずかしい気持ちになるもの。 顔の向き的に確認できませんが、この時の刹那は少し赤面しています。 目の前の16歳が自分の妄想で自爆しているのに、公然の場でベタベタするこの二人は涼しい顔。 「誰さん?」という間違った言葉遣いのルイスに、彼のことを 紹介しようとする沙慈ですが、名前がどうしても出てきません。 どうしよう、すごくおかしな名前だったことはおぼてるんだけど・・・。藤子・F・不二雄? 「刹那・F・セイエイ・・・。」 先日「変な名前ですね」と笑い飛ばしておきながら思い出せないとは。 コードネームとはいえ自分の名前にコンプレックスのある刹那は、予想外に失礼な少年に若干キレ気味に名乗ります。 そして「彼女と二人きりの所を邪魔するのは悪い」と理由を付けてそそくさと退却。 ちなみに、この後作戦行動でロックオン達と合流することになり、作戦終了後に財布の中身が激減しているのが バレた刹那は、小一時間ほどロックオンに説教されることになりますが、それはまた別の話・・・。
はい、こんな感じで、今日もお二人のアツアツっぷりをお届けいたしました。 微笑ましいですねぇ〜。 ・・・って、どこもそんな要素ないでしょうがぁ!! 私のアホさ加減と沙慈の失礼具合が露呈しただけじゃないの! 刹那の妄想好きも露呈しましたわ。 そんな中二病の話はどうでもいいの! 大体このシーン、重要性あまり感じないんだけど!?カットしてもいいじゃん! だからさっきいったじゃない。ただの尺稼ぎコーナーだって。 あなた達の価値なんてそんなもんよ。 な、何ですってぇ〜!! またまた僻みくさって、これだから売れ残りの年増女は!! あなたみたいに人目を気にせずイチャつくバカ女より増しよ!! 胸がデカイからっていい気になっていると痛い目見るわよ! つーか、私だって同じくらいデカイし!! それはつまり、26歳のあなたに17歳のルイスさんが既に追いついている ということでしょうか? !!? あ、そっか。じゃあルイスが大人になった頃には、 スメラギさんを軽く上回るかもしれないのね。 ・・・新人類って恐ろしいわね、クリス。 ・・・そうですねぇ。 ふふん、見たか新人類の底力! 名づけて「乳タイプ」!!な〜んちゃってっ! ルイスさん、いくらなんでも下品すぎましてよ。
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