第六話







モラリアの軍事演習場。モラリアのMS部隊に加えAEUの派遣部隊までもが揃い、 総勢100機以上にも及ぶ大部隊が集まった。 叩きつけられた、CBへの挑戦状。この強大な戦力を前にしても、ガンダム達は立ち上がるというのだろうか・・・。
Bパート開始です。 その後、フェルトとスメラギさんは何故か眠れなかったらしいけど、私はグッスリ! 日頃の健康管理も任務のうちだよ?ちゃんと見習ってよね! ・・・・・・・・・。 いい性格してんな、アンタ。
「各機、ミッションプランに従って行動しろ。暗号回線は常時開けておけよ。 ミス・スメラギからの変更プランが来る。」 ガンダム4機が、基地上空にたどり着いた。 これまでのように、事前に決められた行動順序をなぞるのではなく、 状況に応じてミッション内容をリアルタイムで変更する。 それは、この作戦の重大さ、そして敵の強大さを物語っていた。 午後0時、戦いの火蓋が切って落とされた キュリオスが先陣を切り、航空部隊を無数のミサイルが襲う。 僅かな閃光の後、コントロールを失い墜落するヘリオン部隊。 基地内の戦力残滅を担当するのは、デュナメスとヴァーチェ。 デュナメスの前方に展開された防御装備、『GNフルシールド』は 今回のような大規模な作戦のために用意された、デュナメスの追加装備である。 その鋼鉄の衣により、敵機の銃撃は、その全てが無力と化す。 「ハロ、シールド制御頼むぜ!」 シールドの下からライフルを引き抜き、撃鉄が雷管を打ち付ける。 その間の反撃も、あらゆる方位に自由に展開できるシールドによって弾かれる。 デュナメスの強力なビーム粒子の銃弾を防ぎきれず、次々にヘリオンが破壊されてゆく。 続いて、上空から飛来したヴァーチェが、GNバズーカのバレルを唸らせる。 地上を真っ直ぐに滑るフレアが、待ち構えていたMS達を悉く滅してゆく。 だが、すぐに新たな敵MSが上空から襲い掛かる。 ヴァーチェは、両肩に備わった『GNキャノン』の発射態勢に移行する。 左右に二門ずつ、計四門の砲口から発せられたビームの波動。 敵が戦闘態勢に移る間も与えず、巨大な光の渦は全ての障害を消し去り進んでゆく。 「ミッション、続行する。」
ガンダムにも強化装備が施されたのか。 まあプラモ買ってる連中は既に知っている兵装ばかりだが。 てっきり、もっととんでもない、それこそミリタリーバランスの崩壊を 手助けするような兵器が出来るのかと思っていたが、思ったよりも地味だな。 私たちだって、そんなポンポン兵器を作れるほど景気良くないですよ。 ちょっと油断したら、お金がお酒に変わってスメラギさんの胃の中に・・・。 厳しいもんですよ、実際。 ・・・・・・・・・・・・・・・。 あ、いや・・・・・・ご、ごめんフェルト。 もうあんな無駄遣いしません、連れまわしたりもしません。 だから睨むの止めてよ・・・。 欲しいものがあったら買ってあげるから。 ・・・・・・・・・・・・わかった。 いやだから、それも無駄遣いってんだろうよ、お二人さん。 ・・・・・・だってさフェルト。 やっぱ誰の目から見ても無駄遣いらしいし、今回はやっぱ大目に見てよ。 ・・・さっきの約束も撤回の方向で。 ・・・・・・・・・・・・ダメ。 もう、そうやってワガママいってお姉ちゃんを困らせないの。 フェルトだっていつまでも子供じゃないんだから・・・。 ・・・・・・・・・・・・ダメ。 って、ちょっと待てやああああ!!! 和んでんじゃねええええええ!!! はぁ? なんですかぁ? ・・・・・・・・・・・・。 何ですかじゃねーから!!何だよさっきの会話は!母親と娘か!! いやそれよりも、何で俺のシーンがまるっとカットされてんだよ!! 俺的にはこっちの方がダメなんだよ!! え、出てたんですか? 私の見る限り、そんなシーンは一度も・・・。 お前の気のせいなんじゃねーのか? 大体、お前ごときが出た所で、どうせ意気揚々と現れたはいいものの、 ガンダムの攻撃によって一撃で墜落して「何じゃそりゃあああ!!」 とか、情けない捨て台詞を残しつつ退場すんのがせいぜいだろうが。 そんな容易に予想できる展開、わざわざ見せる価値もねぇだろ。 いやそれ見てるし!そのシーン確実にあったし!! この際かませ犬呼ばわりでもいいから、そこは使ってくれよ!! このまま背景と同化してフェードアウトだけは何としても避けたいんだよ!! ・・・・・・・・・・・・。 何だよクソガキ!! また生意気な口を叩きやがるのか!? (ボソボソ・・・。) 「人って堕ちるところまで堕ちるんだね」だって。 堕ちてねええええええ!! 俺はまだエリートのままだああああああ!!!
他の三機がファーストフェイズを終了させていた頃。 エクシアは、基地周辺に展開するMS隊との戦闘を進めていた。 エクシアの新たな剣『GNブレード』を両の手に携える。 大小二本差しの侍の如く、一瞬の剣筋の下に敵を切り伏せてゆく。 立ちはだかるヘリオンを全て撃破。フェイズ2へと移る刹那の前に、 一体のMSが強襲を仕掛けてくる。ネイビーブルーに彩られたボディ、 ファーストミッションの際、AEUの演習場にて確認された新型MS、ヘリオンだ。 しかし、あの時のパイロットとは動きがまるで異なる。 回避行動をとるエクシアの動きに、照準を素早く合わせて来る。 立て続けに被弾し、バランスを狂わす。そこにすかさず、敵の体当たりを受け、 遂に背を地に付け倒れこんでしまう刹那。 「動きが・・・読まれている!?」 今までに出会った、どんな敵よりも腕の立つ目の前のヘリオン。 体勢を立て直す刹那の耳に、敵のものと思しき声が響く。 「機体は良くても、パイロットはいまいちのようだな!!ええ、ガンダムさんよっ!!」 (あの声は・・・まさか!!・・・・・・・そんな!?) 聞き覚えのある敵パイロットの声に、激しく動揺を表す刹那。 六年前のあの日、世界に”神”の存在を見出したあの戦場で出会った、一人の男。 あの男が再び自分の前に現れる。それも、敵として対峙することになるとは。 「いただくぜ・・・・・・・ガンダム!!」 刹那の前に立ちはだかる男、アリー・アル・サーシェスが高らかに吼える。 予期せぬ強敵、予期せぬ再会。 ”神”の巡り合わせが、刹那の運命を動かす―――。
以上で、第6話も終了です。 一週間空いただけで、もう何週間も戦闘が無かった気がするのは思い過ごしでしょうか? 今回は刹那にとっての運命的な出会いなんかもあって、今後の展開が期待されますね。 あと、00の敵パイロットは全般的に、通信回線を開いたまま戦闘しすぎだと思います。 しゃあねぇじゃんかよ、演出だ演出。 おたくんトコの野郎も、前回思いっきり通信してたじゃねーか。 しかも、何人かメンバーの名前晒されてんぞ?もうダメだろ、組織的に。 ・・・その瞬間は回線を遮断してるんですよ・・・! ・・・・・・・・・本当に? 多分・・・。 もうどうでもいいだろ、んなこたぁ。 俺の出番が無くなった時点で俺ァもうやる気ゼロだよ。さっさと終わらせようぜ。 ちょ、自暴自棄になるの止めてくださいよ。 何か無いんですか、今後の指針とか。 は?指針だぁ?・・・・そうだなぁ。 どうせかませというポジションを脱出できねーんなら、 いっそそいつを極めてやろうじゃねぇか。 完全にヤケになった奴の理論だな、そいつぁ。 新たな境地を開いた、と言ってもらおうか!! (ボソボソ・・・。) あん?またテメェか、クソガキ。 これ以上何の文句があるってんだ、えぇ!? 「死んだら少しは見せ場が出来るのに」だって。 そんな見せ場いるかあああああ!! 絶対最後まで生き残ってやるからなああああ!!! お前もうダメだろ、人間的に。
前半へ戻る 第七話へ
メニューへ戻る
トップへ戻る
C 創通・サンライズ・毎日放送