モラリアの軍事基地襲撃作戦は、CBの圧倒的勝利に終わった。
大規模なミッションを完遂し、帰還する四人のマイスター達。
しかし、彼らに休息の時は訪れない・・・。
「おい、お前たち!大変なことになっているぞ!!
世界の主要都市七箇所で、同時にテロが起こった!!」
CBの協力者、イアン・ヴァスティがマイスター達のもとへ駆け寄る。
そして、彼の口から告げられる事実。
それは、CBへ対抗するテロ組織の犯行であった。
CBの武力介入の中止、及び武装解除を行わない限り、今後も世界中に無差別報復を行ってゆく。
これは悪ではない。
我々は人々の代弁者であり、武力で人々を抑え付けようとする者へ反抗する、正義の使徒である。
「フン・・・そんなことで、我々が武力介入を止めると思っているのか。」
テロ組織の犯行声明分を一笑に付すティエリア。
こんな連中が現れるのも、初めから予測されていたこと。
一部の人間の微力な抵抗では、我々の道を阻むことなど出来はしない。
「なんだと!?ティエリア!!」
「どうしました?いつも飄々としている、あなたらしくない態度ですね。」
ロックオンは、ティエリアの非情な言葉に、怒りを顕わにする。
CBは、戦争を起こす者を排除してはいるが、一般人を標的にすることは一切行わない。
人の命を無碍に扱うことは、戦争根絶の理念とは真逆の行為だ。
「そんなにテロが憎いのですか?世界から見れば、我々も立派なテロリストだ。」
「テロが憎くて・・・悪いか!!」
ロックオンの訴えにも、淡々と答えるティエリア。
その一般人の視点から見れば、どちらも平和を脅かす異分子であることは間違いない。
我々は正義の味方をやっているのではない。世間が我々を憎むというのであれば、喜んでそれを受けよう。
「その組織は、テロという紛争を起こした。
ならば、その紛争に武力で介入するのが、ソレスタルビーイング。
行動するのは・・・・俺たちガンダムマイスターだ。」
刹那が静かに口を開いた。
今、無差別テロという新たな火種が撒かれた。
相手が何者であろうと、紛争を巻き起こすもの全てに介入するのが、CBの役目。
紛争を根絶するためのテロリスト。それを止めさせんとし、反抗を繰り返すのも、またテロリスト。
テロが破壊を招き、破壊が憎しみを育て、また新たなテロを生む。
悪意の螺旋を描く世界で、人々は何を思うのか―――。
第八話『無差別報復』
さあ、早いものでもう12月もすぐそこだよ、お前ら。
今のうちにクリスマスの予定を立てて置けよ!!人の事言えないけどな!w
つーわけで、狙撃王子ことロックオン・ストラトスだ!!
お、王子って、もう古いよそれ・・・。
・・・・・・しかも狙撃王子とは。なんのひねりも無いな。
「子」を取ったらそげキングだ。
だああああっ!!いきなり何だお前らは!
今のは突っ込むよりも乗っかることろだろうがよ!!
人のせっかくのフリを速攻で潰すんじゃないよお前ら!
全くチームプレイって奴を知らないなお前らは。
みんな揃って個人プレーか!みんな揃って流川か!!
何故あなたの都合に合わせなきゃいけない。
しかもまた古いし・・・。確かに往年の名作だけどさ。
俺は翔北よりも陵南の方が好きだから流川は不服だ。
俺が一番好きなのは仙道だ。
君とは真逆じゃないか、仙道って・・・。
空気の読めなさで言ったら、やっぱり流川がピッタリじゃない?
黙れ。貴様など所詮小暮だろうが。
目立たない所がそっくりだ。
待て、彼は何気に何でもこなせるいい選手だ。
メガネだからといって馬鹿にするのは許せんな。
貴様はただ、メガネにシンパシーを感じているだけだろう。
むしろ貴様こそが流川だろう。他人を見下している所とかそっくりだ。
いや、傍若無人さで言えば君のほうが流川だ。
賢そうに見えて実は頭が悪い所もよく似ている。
だああああっ!何をスラムダンク談義に花を咲かせとるんじゃあお前ら!!
俺がほんの少し発した「流川」からどんだけ話広げてるんだよ、中学生かお前ら!!
お前らが流川嫌いなのは、単に女にモテないことから来るジェラシーだろうが!!

ゴリは黙ってろっ!!!!
ゴ、ゴリ・・・・・・・!!
「やってくれるよ、全く・・・。」
CB解体を迫る意味での、世界同時爆破テロ。
犯行を行っている組織が不明な今、エージェントである王留美の連絡を待つしか手はない。
すでに100人以上の人間が死んでいるというのに・・・。
自ら動けないことに、苛立ちを隠せないアレルヤ。
焦っているのは彼だけではなかった。
眼を閉じると、瞼の裏に広がる光景は、かつて経験した惨劇。
まだ少年だった自分を突然襲ったテロリストの襲撃。
そして、目の前で帰らぬ人となった父と母。
ロックオンは、また繰り返される悲劇の序曲に激怒し、その拳を強く握る。
「狙い撃つ・・・狙い撃つぜ・・・・・!!」
あの日、自分は心に誓った。「テロリストは絶対に許さない。」
狙撃手の名の通り、世界を脅かすテロリストをどこまでも狙い続ける。
新たな名と力を得たかつての少年は、鋭き眼に怒りの炎を宿す。
狙い撃つ・・・狙い撃つぜ・・・!
イマイチ決まっていないな、このセリフ。
いちいち自分の名前にかけている感じが鼻に付く。
そうは思いませんか、ゴリ?
大きなお世話だよ馬鹿野郎!!
つーか誰がゴリだ!せめてミッチーにしろ!!
何でそんな贅沢やポジションを、お前にやらなきゃいけないんだ。
お前、カラオケのスラダン主題歌のPVにおいてのミッチーの登場率の高さを知らんのか?
花道の二倍は出てるんだぞ。ラストカットもミッチーで〆てるんだぞ。完全に主役を食ってるんだぞ。
もちろん機種によって違いはあるけどな。
しかも、何故かキーの初期設定が原曲よりも低めに設定されているから、
それを知らないと始まった瞬間困惑する。調節しないととても歌えない。
しらねーよそんなこと!お前らどんだけスラダンの件引っ張るんだよ!
どんだけ詳しいんだよ!!
まあまあ、そんなことよりも本編じゃない?
今週は、テロVSテロの戦いになりそうなんだけど・・・。
ガンダムとしては、こういう構図はめずらしい気もするね。
馬鹿野郎。俺らをテロリストなんかと一緒にすんじゃねえよ。
正義を謳っておきながら、一般人を巻き添えにするなんざ頭のおかしい証拠だろが。
あんまテキトーなこと言ってると狙い撃つぞ、電波王子が!!
で、電波王子・・・・・・。
逸れたるビーイング
夏といえば海、海といえば水着。
CBメンバーが、これからの予定を立てるために集まった一艘のフェリーでは、
女性陣が華やかな水着姿で、蒼く輝く海原を彩っていました。
この番組の放送中は、もう冬が本格的に始まろうかという時期ですが、彼らCBのいる場所は丁度今が夏真っ盛り。
・・・ところで、彼らがいるここはどの辺なんでしたっけ?
「・・・・・・何でそんな格好を?」
美女コンに出たら賞金を総なめしそうなほどの美しい女神たち。
しかし、それらを前にしても、アレルヤの態度は極めて冷めていました。
性欲盛んな10代にはありえない反応。19歳にして早くも使えないのかと疑いそうになりますが、
これは彼の趣向がばりばりの幼児体型なのが理由。スイカップな女は対象外だからです。
ただでさえ電波で怪しい性格なのに、ロリ貧乳などという叶いもしない欲望を手離さずにいると、
余計に気持ち悪い男になってしまいそうで、彼の今後の人生が心配です。
「カムフラージュよ、カムフラージュ。」
「ちょっと趣味が入ってるかも・・・」
ちょっとどころの話じゃないよ。
この非常事態に、何でバカンスする気マンマンなんだと突っ込むアレルヤ。
それぞれの水着には、しっかりと各自の趣味が反映されています。
スメラギさんのだけは、歳のせいか若干キツいものがあると思うのは私だけでしょうか?
よく見ると、クリスのTシャツもなんだかおかしいです。猫なのはわかりますがあまり可愛くありません。
前々回、わざわざフェルトを引き連れて、そんな500円くらいで売っていそうなTシャツを買いにいったのでしょうか?
「それにしてもあっついわねー。冷えたビールとかなんか無いの?」
「神経が太いというか、何というか・・・。」
今は、留美からの報告を待つしかないのだから、と自身の遊びたい気持ちを正当化するスメラギさん。
まあ確かにその通りなのですが、仮にもチームの長がそのような態度を取っていると、全体の士気に関わると思うのですが。
それにしても、後ろの刹那とイアンはさっきから見すぎです。
「・・・強がってんだよ。」
普段なら、スメラギのこのような提案に真っ先に乗っかるロックオンですが、
今回は一番気合が入っているためこの呆れよう。
年長者として目も肥えているので、ムッツリ刹那と違って鼻の下も伸びません。
ちなみに、刹那が顔だけ向けて身体が後ろ向きなのは、彼のGNソードが・・・いや、多くは言うまい。
「ヒサシブリ!フェルト、ヒサシブリ!」
「・・・ハロ。」
突然ハードボイルド路線をまい進し始めたロックオンに構ってもらえないハロは、
(恐らく)生みの親であるフェルトへと乗り換えます。
久しぶりの再開に、思わず頬を緩ませるフェルト。
基本的に人付き合いが苦手なフェルトにとって、ハロは唯一心を開ける存在。
ハロを完成させてからというものの、自室に閉じこもって機械と延々と語り合う日々を続けていました。
機械は決して裏切らない。しかも自らの手で製作したものなのだから、意志の疎通はそれこそ阿吽の呼吸です。
しかし、一時期、あまりにも愛らしいハロにのめり込んでしまったフェルトは、引き篭もるのはおろか、
仕事さえもサボり始めた時期があったので、スメラギの采配で、ハロはMS操縦プログラムを組み込まれた後、
ロックオンに託されたのでした。そんな裏設定どうですか?泣けませんか、そうですか。
つーわけで、突然のサービス満載水着ショーでした〜!
・・・って何だこりゃ。
前々回の買い物での戦利品らしいよ。
それにしても、スメラギさんの水着は目に毒だよ。悪い意味で。
・・・・・・今の発言、録ったぞ。
これを彼女に報告すれば、次はどんな処罰が下るだろうな。
じょ、冗談です、冗談ですからねスメラギさん!!
見事なスイカップ、ご馳走様でした!!
その発言はその発言で、セクハラで訴えられるな。
そ、そんな・・・。
まあ、実は電源を入れていないのだがな。
な、何だ・・・。
もう、悪い冗談だよ、ティエリア。
・・・お前らも、青い海を前にテンション上がってんのな。
世界各地で起こる爆破テロは、次第にその勢いを増していった。
これ以上は後手に回れないと判断したスメラギは、
諜報部からの連絡を待ちつつも、各ガンダムマイスターへの出動命令を発する。
敵は複数の活動拠点があると推測されるため、テロ発生の可能性が高い場所へ分散し、
実行犯を捕らえることで、組織の割り出しを早めようという筋書きだ。
「熱源反応?テロ襲撃予測地点に近い・・・。」
スコットランドの山間部へと身を潜めた刹那の下へ、テロ発生の知らせが入る。
「監視カメラを経由して、爆発現場から立ち去る不審車を発見しました。
現場から一番近いのは貴方です。不審車は車に乗って逃走。茶色のクーペです。」
留美の指示を受け、所定の場所へ急行する刹那。
犯行現場は、既に警察や野次馬の群れでごった返していた。
この騒動の中なら、犯人はかえって逃走が容易になる。逆にこちらは、その識別が困難となる。
周囲を警戒する刹那の耳に、タイヤの擦れる音が響き、急発進して立ち去る者がいることを認識させた。
留美の報告にあったクーペを捕捉する。
刹那は即座にアクセルペダルを踏み、追跡を開始する。

ターゲットと横並びになり、犯人確保に移行する刹那。
しかし、犯行車両に向け彼の放った銃弾は、防弾ガラスに弾かれる。
急カーブで反対車線へと逃走経路を移すクーペ。
刹那が再攻撃を加えようとした時には、既に視界にその姿は無かった。
「貴様、何をしようとしていた!!」
やがて駆けつけた警察官によって拘束される刹那。
だが、続いて現れた黒いリムジンから出てきた大柄の男によって、難を逃れる。
(誰だ・・・?)
乱入してきた第三者のリムジンの車窓が開く。その中の人物。
刹那の目に映った女性は、アザディスタン王国の皇女、マリナ・イスマイールであった。
刹那の運命を揺り動かす数々の出会い、それが彼にもたらすものとは・・・。
刹那と皇女様が運命の出会いを果たしたのはさておき。
刹那はまず、窓ガラスよりもタイヤを狙おうな、常識的に考えて。
・・・そう言われると、そうだね。
足回りが改造されてたから・・・。
いや、あんな真横に付く時間があったんだから、十分狙えるはずだぜ?
大方、ガラスぶち破って犯人引きずり出そうとでも思ったんだろ。
そりゃアクション映画の見すぎだぜ。気分はシュワちゃんか?セガールか?
勝手に話を捏造するな。アサヒるな。
というか、単純にタイヤを狙う自信が無かっただけだろう。
いつもの戦闘を見ていると分かる。牽制とは名ばかりのテキトー射撃ばかりだからな。
機体の特性にばかり頼っているとそうなる。
いや、お前も高火力・高防御力にものを言わせた戦法だがな。
ロックオンも、射撃武装の多さにあやかっているだけだけどね。
そういう貴様も、上空の敵射程外から一方的に攻撃をしている卑怯者だろ。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・こ、今度のミッションは、機体を入れ替えてやってみるか・・・・・。
 
了解。 了解。 了解。
|