第九話







雨の降り注ぐ薄暗い雲空の下、ロックオン・ストラトスは、ある場所を訪れていた。 「・・・一体誰が・・・?」 ロックオンが訪れたのは、テロの被害にあい命を落とした、彼の家族の眠る墓。 そこには既に、何者かによって花が置かれていた。 「まさかあの人が?」 そんなロックオンを影から見つめる、一人の男。 彼は一体何者なのか。そして、ロックオンとの関係は・・・? 第九話『大国の威信』
年の終わりで月の始めな12月1日!第9話の始まりだ! 進行は毎度おなじみ、ロックオン・ストラトスだ! アレルヤ・ハプティズムです。 ティエリア・アーデです。 刹那・F・セイエイ。 ところでお前ら!実は今、大変なことになっている!! え? は? 何がだ。 先日発売したPS2専用ソフト「SDガンダム Gジェネレーションスピリッツ」 にはまりっきりで、今後の更新が手につかなくなりそうだ!! プレイを控えめにすればいいだけの話。 ・・・・今この瞬間、ちゃんと更新出来てるだろ。 大体、はまってるって誰がさ? ばっかやろう!これを由々しき事態と言わないで何を言うんだ!! 俺たちが新たなガンダムの歴史を創り上げようとしているこの時に、 Gジェネで過去の歴史を振り返るのにご執心なんだよ!! 今はまだ大丈夫でも、その内コロッとGジェネの魅力に落とされたらどうすんだ! あーあ、せめて俺らもGジェネに参戦できればなぁ・・・・。 普通に無理だ。まだ1クール目も終わっていないというのに。 そもそも今回のGジェネは宇宙世紀作品オンリーだしね。 来年稼動の、ガンダムVSガンダムに期待するしかないな。 はっ、ガンダムVSガンダムだぁ?? どうせお前、出れたとしてもエクシアだけだろうが。 過去の作品も、主要どころが勢揃い出来るかどうか微妙だってのに、 俺らだけちゃっかり4機出ちまったら、それこそ大ブーイングだっつの。 先輩は敬わないといけないんだよ。 そうか。それは残念だな。主にエクシアなどが出るということが残念だ。 どうせつまらん格闘機体になることは目に見えている。 俺のヴァーチェの方が面白いだろう。 ・・・なんだと? ああ、もう!ティエリアはまたそういうこという!!刹那もすぐムキにならないで! まあでも、僕のキュリオスも可変機で、換装でミサイル撃てるし、エクシアよりは結構いけると思うよ。 そうそう、いくらなんでも今回のはティエリアがひどいぞ? 俺らの中から一人出場者が出るんだ。仲間の門出を祝ってやるのが筋ってもんだろ。 それはそうと、デュナメスも、狙撃モードがあったり、フルシールドに換装したり出来そうだな。 七つも剣がありながらも、何だかんだで結局はニ、三本しか使ってなさそうな エクシアよりは使いがいがありそうなもんだが。 ・・・お前ら・・・・・・。
逸れたるビーイング
さて今日の内容だが、どうやらいつも以上にギャグとシリアスの混在比率が上がっていて、 さながら闇鍋のような具合になっている!! 肌寒い今頃の季節には打ってつけの構成だな! というわけで前半は、五話以来のギャグパートスペシャルでお送りするぜ!! ・・・・・・ギャグを控えめにしろと、前回言ったばかりだが。 しゃーねえじゃんかよ。誰もこんな展開は予想できないんだから。 ま、作る側からすりゃあ楽だし、たまにはいいんじゃねえの? 作る側って誰だ・・・。 何でもねぇって。細かいことは気にせず、早速いってみようか!!
地球での数々の介入行動をこなし、ひとまず全ての過程を終了させるCB。 しかし、彼らに癒しの時は存在しない。次の段階へ移行するために、全メンバーがその拠点となる プトレマイオスへ集合することになりました。 全てのガンダムが着艦作業を終え、整備士のイアンと共にやってきたのは色とりどりのハロ達。 ロックオンの搭乗するデュナメスを、お兄ちゃん、お兄様、兄くん、あにぃなど、様々な呼び方で出迎えます。 それがロックオンに向けられているのか、または彼の持つオレンジハロに向けられているのかは不明ですが、 とにかく感動の再開です。 「セイビカイシ!セイビカイシ!」 ただただうるさいばかりのハロを沢山写せばウケると、まだ製作スタッフは思っているのか。 そんなツッコミをしそうになりますが、このCB製のハロ達は単なるマスコットではありません。 デュナメスの操縦サポートに加え、機体整備にも彼らのアシストが一役買っているのです。 某アスランが趣味で作っている玩具とは、根本的に存在価値が異なります。 まあ、うるさいには違いないのですが。 それにしても、前回のレビューで、フェルトとハロの涙ぐましい(笑)エピソードを想像で書いたのが、 この集団ハロ事件で一気に無駄になりました。というか、こんだけハロ密度が高い中で過ごしておいて、 少し離れ離れになっただけであんなしょんぼりするフェルトが意味わかりません。 やはり、彼女にとってのハロとは片時も離れたくない存在なのか。 もしくは、オレンジが彼女にとっての一番だったのか。 「スメラギさん、オーバーホール中に、もし敵に襲われたら・・・。」 「神を恨むわ。」 「戦術予報士のセリフですか、それ。」 トレミーのブリッジルーム。 アレルヤが縁起でもない、でもある意味ごもっともな不安を投げかけるも、 既に出来上がった目の前のヘベレケの耳には念仏でした。 彼らの活動が始まってからというもの、少しずつではありますが、世界の紛争は減少傾向にあります。 自分の作戦の成果が出たのだから、勝利の美酒に酔いしれたくなる気持ちも分からなくは無いです。 アレルヤも、それ以上の言及はせずに、暖かく彼女の一人祝杯を見守ります。 しかし、そんな彼らの油断が、CB始まって以来の最悪の事態に発展しようとは・・・。 その詳細は後半にて。
つーわけで、トレミー内にはハロがいっぱいいたわけだなあ。 こんだけ沢山いるんだ、お前ら三人もサポート用に機体に乗せておけばいいのに。 冗談も休み休み言え。 誰が好き好んで、そんなもの機体に乗せるものか。 戦闘の緊張感が一気に無くなりそうだから、謹んで辞退します。 んだよ、つれねえなあ・・・。 それじゃまるで、乗せてる俺が馬鹿みてぇじゃねーか。 そうは言っていないけど・・・。二人のキャラからしたら、 そんな可愛らしいものを持って歩くのはガラじゃないんだよ。きっと。 そうか、それもそうだな。 お前がハロ持ってても、ただ気持ち悪いだけだもんな。 電波障害に耐え切れずにハロが壊れちまうぜ。 そ、そんな・・・・・・・。
「『CBの動向における、世界紛争の今後』・・・。なんて面倒なレポートなんだ。」 ところ変わって日本。毎回のように課せられる世界史のレポートに、うんざりする沙慈。 今まさに、世界の史実が動こうとしているこの時代、タイムリーな話題を使いたがる講師の気持ちも理解できますが、 なにぶんCBとは予測不能な連中なので、今後どうなるかなんてわかったものじゃありません。 「そんなの、テキトーに書けばいいじゃん?」 と答えるのはルイス。どんなレポートでも参考資料から引用したり、ありきたりな文章のみで 文字数を稼いできた彼女にとって、今更レポートの一つや二つ、敵ではありません。 とりあえず、困った時はウィキペディア。これは2307年においても通用する、世界の常識です。 「ルイス!!」 「マ・・・ママ!?」 そんな二人の前に、突然現れた一人の女性。 このバリバリの英才教育ママこそが、ルイス・ハレヴィの母親でした。 「会いたかったわ、ルイス。」 「今は渡航規制がかかっているのに、どうして?」 「代議士の先生にお願いして、ね。」 金持ちの権力か、なかなか無茶なことを言い出すルイス母。 世界情勢が不安定なこのご時世なので、娘の身を案じて遠路はるばる日本にやってきたようです。 「・・・こちらの方は?」 「前に言ったでしょ、私のボーイフレンド。」 「沙慈・クロスロードです。」 「そう、娘がお世話になっております。」 親子の感動の再会を前に、完全に蚊帳の外の沙慈に興味を向けたルイス母。 娘のボーイフレンドである彼に、笑顔で日頃の礼を述べます。 「でも、もう結構ですので。さあ、帰るわよルイス。」 「な、何言ってるの、ママ!?」 しかし、次の瞬間分かりやすく表情を変え、沙慈を突き放すルイス母。 突然帰国を促す母の言葉に驚くルイス。 「世界がこんな状況なのに、娘を留学させておけないでしょう!」 「やだ、帰らない!!何とか言ってよ沙慈〜!!」 「と、言われても・・・。」 もともと、ルイスの留学には反対だったルイス母にとって、今の世界情勢はある意味では好都合で、 娘を家に帰す理由としてはこの上なく有効的でした。 両親が留学に反対的なのを、ルイス本人の口から聞いていた沙慈も、 このような事態になることはある程度予測できていましたので、止めるに止められません。 もちろん、事情を知っていようがいなかろうが、彼にそんなこと出来るわけもありませんが。 きっと、「家族の問題に口を出しちゃいけない」とか何とか理由をつけるはずです。 「恋人が連れてかれちゃうのよ!?」 「こ、恋人!!?」「い、いつの間に!?」 咄嗟に出たのか、確信的な思いがあったのか、事態を更に深くする言葉を発するルイス。 ルイス母と沙慈は同時に驚きます。 子供が、親の目の届かないところでいつの間にか大人の階段を上っているなんてことはよくある話で。 また、片方は既に恋仲だと思っていても、もう片方にはそんな気はまったく無かった、なんて事もよくある話で。 まるで昼メロのごとき展開を突き進む、三者の関係。平和の国・日本において、一つの紛争が勃発した瞬間です。 CBの皆さんも、どうせならこういう争いに介入してくれればいいのに。 「ご、誤解です、お母さん!」 「お義母さん!!??」 「そ、そういう意味じゃなくて・・・」 「男の子ならハッキリしてっ!!!」 自ら火に油を注いでしまった。 その事実に気付いたときは既に遅く、 ルイス母は完全に敵意を持った眼を沙慈に向けています。 もはや全面戦争は避けられない雰囲気。 ルイスの恋人発言を肯定すれば、ルイス母からの激しい攻撃が沙慈を襲う。 かといって否定すれば、ルイスからの剣幕に身を晒される危険が。 完全に板ばさみ状態となった被災国、沙慈。前回、姉とルイスの争いをなんとかやり過ごしたと思いきや、 また新たな戦争が始まる。まるで今の世界を体現しているかのようです。 どうしてみんな、平和に静かに暮らすことが出来ないんだ。この世から、嫁姑問題なんて根絶さえればいいのに。 紛争根絶を謳うCBの理念を、この時ばかりは理解できる気がした沙慈。 しかし、彼もまた、紛争を呼び起こす原因だということに気付いていません。
世界では、様々な理由で争いがおこるもんだが、 色恋沙汰に縁のない俺らにとっては、これは流石に専門外だな。 ロックオン、モテそうなのにね。 お、何だ?やっぱそう思う? いやまあ、自慢じゃないが学生時代は確かにそういう時期もあったぜ? お前たちみたいなチェリーボーイにはわからんかも知れんが、 やっぱ恋ってのは人生を豊かにするもんなのよ、自慢じゃないけど。 なんか、女の子を沢山泣かせてきましたって顔してるよね。 二股三股は当然のようにやりそうな顔だ。 将来的に、離婚後も賠償金払ってそうな顔だな。 お、お前らの俺に対する印象って・・・・・・・。
「当直、連チャンっすか?」 「そうなのよねぇ〜。」 舞台はトレミーへ戻り、クリスとリヒテンダールという、 珍しい組み合わせの会話が繰り広げられています。 その優秀な仕事っぷりからスメラギに信頼を置かれ、 休み無く働き続けるクリスも、流石に疲れが溜まっていました。 「俺ここ見てますから、食事してきていいですよ。」 「え、ホント?優しい〜!」 「それほどでも・・・。」 そんな彼女を気遣い、休憩をするように提案するリヒテンダール。 どうやら彼は、クリスに対して想いを秘めているようです。 普段は操舵という地味な役職上、前に出られない彼ですが、よく見ると中々整った顔立ち。 さらに、細かい所への気配りも出来るところもポイント高いです。 このように、女性に対して丁寧な接し方をすれば、相手は少なからず好感を持つはずです。 「でも、好みじゃないのよねぇ〜。」 「か、悲しい・・・。」 ですが、相手の女性がこちらにノン興味では意味がありません。 リヒテンダールの下心を知ってか知らずか、あまりにも痛烈な直球を投げるクリス。 まだ告ってもいないのに、こうも吐き捨てるかのように言われると、 どんなポジティブシンキングな男も脈ナシと判断せざるを得ないでしょう。 沙慈とルイスの周りで起こる紛争はなかなか終わらないのに対し、 こちらは紛争になる以前の段階で、一撃の下にケリがつきました。 「よう・・・何してる?」 「・・・ロックオン・・・。」 つかの間の安息を求め、休憩所へと訪れたロックオン そこで彼の眼にしたのは、あわてて流れた涙を拭う一人の少女、フェルト・グレイス。 「・・・どうした?」 困っている人がいたら、放っておけない。 ましてや相手が、涙する女性となると尚のこと。 ロックオンは、フェルトに涙のわけを優しく尋ねます。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 (・・・・・・き、気まずい・・・・・・。) また所変わって、食事を取りに来たクリスですが、そこには刹那とティエリアの姿が。 仲間同士、一緒に食事を取っているにも関わらず、一切会話がありません。 元から無口な二人なのは知っていましたが、それでもこれは異常だとすぐに分かったクリス。 何の気もなしに向かいに座りましたが、二人の身体を通して出る不穏な空気のせいで、 逃げたくても足が言うことを聞きません。動け、何故動かん。 ならば口を動かそうと、自分から話を切り出そうとしますが、よく考えると、 彼らと共有できる話題が一つも見当たらないという現実に直面します。 地球に滞在していた時、海水浴中にブラが流されたエピソードや、ホテルの部屋で発見した、 フェルトの知られざる一面など、男性が興味を示しそうな話題を出そうかとも思いましたが、 それを言ったら、彼らが必死でテロと戦っていた頃、自分たちはバカンスを満喫していたことがバレてしまう。 根っから仕事人間のティエリアにすごく怒られそうなのでやめることにしました。 「へえ、フェルトの両親は、ソレスタルビーイングにいたのか。」 「二人とも、第二世代のガンダムマイスターだって・・・。」 「そうかい、俺は君の両親のおかげで、戦えてるんだな・・・。」 場面がコロコロ変わって申し訳ありません。 ロックオンがフェルトの話し相手になると、彼女は色々な事を打ち明けてくれました。 フェルトの両親がかつてガンダムマイスターで、現在のメンバーが揃う前から、CBで活躍していたそうです。 現在のマイスターは確か第三世代だったと思いますが、それ以前の過去の話は確か、 三つある外伝作品のどれかで語られていたはずなので、興味のある方は調べてみてください。 「そんでもって、フェルトは、ホームシックにでもかかったか?」 「今日が命日・・・二人の。」 「・・・何があった?」 「わからない・・・ただ死んだとしか・・・。」 そんなフェルトの両親ですが、何らかの出来事によって、フェルトを残し命を落としてしまいます。 その詳細について、彼女は何も知らされてはいない、知ることが出来ないのです。 CBのメンバーにとって何より大事なのは、機体はもちろん、構成メンバーの情報をも堅く守ること。 たとえ肉親だとて、過去戦った彼らの情報は、全て深い闇の中に隠されています。 両親を奪ったテロを憎み、世界から悪しき存在を抹殺せんと、CBに入ったロックオン。 なき両親の意志を受け継ぎ、両親と同じ戦場で戦うことを決意したフェルト。 似た境遇に生まれながらも、その志はこうも違うものなのか。 ロックオンは、フェルトのまだ幼い身体に秘められた、強い意志を感じ取ります。 「俺の本名・・・ニール・ディランディ。 出身はアイルランド。両親は、テロで殺された。」 「どうして・・・?」 「教えてもらってばかりじゃ、不公平だと思ってね。」 ロックオンが、静かに、これまで捨てていた己の本名を名乗ります。 フェルトは、自ら自分の身のうちを話してくれた。それは、仲間を信頼しているから。 ロックオンもそれに答えるため、本名を明かすことを信頼の証としました。 「優しいね。」 「女性限定、でな。」 俺は、一人で戦っているんじゃない。仲間とともに戦っている。 一人一人がCBに欠かせない人間なんだ。 激戦が続いて、しばらく忘れかけていた心の余裕を、少し取り戻せたロックオン。 そして、親を亡くしてから閉ざされていた心が、少しずつ開かれていくフェルト。 近い未来、ここにいる仲間が本来の名前で呼び合える。 そんな世界を作り出すのが、CBの役目なのです。 「ロックオ・・・・し、失礼!」 「ご・・・誤解はするな!!」 なんだか普通にいい話になってしまったのが不満なので、オチはちゃんとつけましょう。 まるで台本があるかのように、いいタイミングで部屋に入ってくるハレルヤ。 そしてお決まりどおり、二人の仲を誤解しますが、ロックオンはそれを全力で否定。 いくらなんでも、10歳も離れた相手と噂を立てられるとマズイ。そりゃ禁断の恋愛じゃないか。 隣にフェルトがいるのにも関わらず、男の悲しき保身機能が勝手に作動してしまいます。 そんな彼の心中を察したフェルトは、生まれて初めて感じる異性の、それも年上の男の魅力 に、全てを任せてしまいたくなっていた気持ちが一瞬にして冷めます。 それどころか、この日以来、より一層心の壁が厚くなってしまうのでした・・・。
・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・。 ・・・あー、なんだ。まあアレルヤにも言ったが、誤解はすんなよ? ほ、ほら、俺24だし、あいつ14じゃんか。 10歳も年の差あるのに、そんな関係になるわけが・・・。 そう言って、また女を泣かすのか。 世の中、年の差カップルなんていっぱいいるだろ。 芸能界なんて、3割は年の差婚だ。 だいたい、何で僕ばかりこんな役回り・・・。 ま、またって何だよ。まるで俺が前科ありみたいに言うなよ・・・。 しかも、何だかんだで一番最初に本名晒したよね。 いくら仲間とは言え・・・守秘義務ってなんですか? 殴られた俺が馬鹿みたいだな。 ティエリア、これも『危険な存在』には入らないのか? そうだな。この問題を解決するには・・・。 しまった、あいにく今は銃を持っていない。 安心しろ、俺が丁度二丁持っている。 安心しろじゃねーよ!! 何でお前らはこういう時だけ抜群のコンビネーション!? 動かないほうがいいぞ。何せ俺の射撃はテキトーだからな。 変なところに当たっても知らないぞ。 心配は無用だ。射撃のスペシャリストであるところの彼が、 わが身をもって指導してくれるそうだ。 あのいかにもな、すけこまし面が当ててくれと言っている。 言ってねぇよ!!また前回に続いてモテない僻みをぶつけるんじゃねえ!! 了解。目標、前方のすけこまし面。 ちょ、おい待てよ・・・! 電波!おい電波!!助けろ!! あ、悪いけど今はダメ。 ちょっと受信に時間がかかってて・・・。 調子いい時だけキャラ作ってんじゃねええええええ!!!
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