そんなこんなで新刊告知のお時間です。



流石に夏に新作用意したばかりなので東方二次長編であるLostPhantasm
次回以降になります、のんびり続ける予定ですので
のんびりお待ち頂ければ幸いです。



とはいえ今回は時期的にもどうしても出しておきたい話の内容がありまして…、



それもそのはず、



今回のコミケで蓮台野夜行が発行されて20年、



つまり、



秘封倶楽部が活動を開始してから
20年が経ったという事です!




流石に10年前のような10周年を祝う豪華な本は用意出来ませんでしたが
それでも20周年という節目なれば特別な何かを用意したい。





…という事で。





今回の本は秘封倶楽部の20年を
振り返るお話。




そんな感じの内容になってます。



…が、



最後の最後で核弾頭的な
お話も用意してたりするので、



いろいろとひろ〜いお心で
お付き合い頂ければ幸いです。





そんなこんなで以下サンプル。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓




















蓮台野夜行。





かつて結界を暴くために訪れた土地。





その大地に再び蓮子は立っていた。







誰かの墓標を前に語る蓮子、
そのお墓はもしかして…、







ただの悪ふざけだった。



あれから何年過ぎただろうか、
それでもあの時と同じように
活動を開始する蓮子とメリー。



二人を迎えるはあの時見上げた夜桜。





あの時の桜を見上げてから、



20年、



どれだけの景色を見て来ただろう。





昔話に華が咲く。



あそこが良かった。



あれは大変だった。





メリーばかりずるい!



蓮子だって視てるじゃない!





思い出話に華が咲く、



…でもそれは全て「過去」のお話。





長い長い年月が経ち…、







あの素敵な場所も、



あの思い出深い景色も、



どんどん消えて行く…。





残るのは蓮子とメリーの記憶の中にのみ。





それとは裏腹に科学的に栄える人工的建造物は
まるで幻想の墓標のように映るだろう…。





「素敵な墓場」







自身が歩んだ道を振り返り、





そこに佇むは幻想の墓標、





そのまま未来に目を向けるならば、





蓮子とメリーはどのような景色を視るのだろう…。





…というワケで表紙。



素敵な墓場でまた逢いましょう

オフセ本 B5 40P
600円にて頒布予定。
(書店委託は800円)




そんなこんなで秘封ニ十周年を
振り返る内容となってます。




…いや、言うほど振り返ってないやも…。(どっちだ



まぁこう長くやってると移り行く時代や世代を眺めてて
いろんなモノを見ていたといいますかなんとなく
そういうモノの総括的な感じになってるんじゃないかと。



伊勢神宮は20年で式年遷宮を迎え社を建て直すといいます、
ちょうど20年、振り返るには本当にいい時期です。

みなさまにもほんの少しでもいいから
あの日見上げた桜の景色が届きますように…。



とはいっても結構やりたい事やってるから
いつも通り電波注意ですから!




購入の際にはまずは立ち読みしてからご検討下さいまし。
…いやマジで後半部分がホントにヤバイので…。(超・汗

そんなこんなで当日は寒さに震えつつのんびりお待ちしております。




















素敵な墓場。



それはこの世界の不思議が暴かれれば暴かれるほどに
墓標はどんどん増えていく。



蓮子とメリー。



その大き過ぎる軌跡を認めつつも
後世を憂う存在が一つ…。





蓬莱人形。



彼女はこの世のどこでもない場所から
この世界を視る。



…そして想いを馳せる…。







全ての夢が亡くなった世界に産まれ落ちる命は
果たしてどんな夢を視るのか、と。





…全ての夢が亡くなる?



本当に?





…それは…、





遠い遠い未来のお話、





全てのオカルトが受け入れられ、
「当たり前」になった世界では、



「不思議」である事自体が薄れていった…。





そこに生きる者とは…、



果たして…、



…?





…んんん?







んんんー!?



蓮子を「おばあちゃん」呼ばわりするコイツは…!



だ、誰なんだコイツは!?





七篠が送る特大電波設定、それは…、



かつて菫子から蓮子へと繋がれたように…、



蓮子からまた「未来」へと繋ぐお話…。



蓮子が未来に視る夢とは果たして…。