記念すべき蓬莱人形オンリーイベント
「蓬莱カレイドスコオプ」開催に伴い
イベントに向けていろいろと準備を進めていた七篠ではあったが…。
レベ子
「とりあえずお疲れ様、蓬莱人形。」
蓬莱人形
(一般的には『ジャケ子』の名で呼ばれているが七篠家では蓬莱人形と呼んでいる)
「ええ、長編漫画の出演で中々に疲れたわ、
次はあなたの出番でしょう?いよいよ佳境ね。」
レベ子「それなんだけど…」
蓬莱人形「…?」
レベ子「下描きすら終わってない状況で
創太がそこで干からびてるわ」
蓬莱人形「おいおいおい、死んでるわコイツ」
レベ子「今年にはなんとか長編続編発行するんで
蓬莱オンリー頼むってダイイングメッセージが残されてるわね」
蓬莱人形「まぁ空気中の水分吸って創太は適当には復活するでしょうけど
問題はせっかくの蓬莱カレイドスコオプをどうするか、ね。」
レベ子「…やる?」
蓬莱人形「やりましょう。」
〜数日後〜
蓬莱人形「どう?届いたかしら?」
レベ子「ええ、無事届いたわ。」
蓬莱人形「例のブツね。」
レベ子「例のブツよ。」
レベ子&蓬莱人形「……。(ニヤリ)」
蓬莱人形「これね、これこそが…。」
レベ子「…ええ、ありとあらゆる飲料を幻想租界へと誘う魔法の飲料にしてしまう…」
「「蓬莱カップスリーブよ!」」
蓬莱人形カップスリーブ
+
使用上諸注意おまけペーパー
…のセットで1000円で頒布予定です!
以前のアクリルフィギュアスタンド同様少部数制作ですので
少し値段が張ってしまいますがご了承下さい。
また現状では委託の予定がありませんのでこの機会にぜひお求め頂ければと思います。
レベ子「そういえば一応『カップスリーブ』の説明もしておかないとね。」
蓬莱人形「カップスリーブというのはコーヒーショップ等でホット飲料お持ち帰りを求める際、
そのまま手に持つとカップが熱くて持てない時があってそういう時の持ち手部分として
重宝されるわ、でもこの蓬莱カップスリーブはそれだけじゃないの。」
蓬莱人形「これを付ければなんと手持ちの飲料が
惚れ薬入りに早変わりするのよ。」
レベ子「これは私もあなたに惚れてしまいそうだわ。」
蓬莱人形「なんとなく私の柄じゃない気もするけど…でもまぁせっかくだし
私に恋をしてくれてもいいわ。」
「…でもLove potionはどっちかと言えばあなたの方がお似合いな気がするのに…、
あなたの方は何の薬を入れるつもりなの?」
レベ子「ア〇ンよ。」
蓬莱人形「捕まる気?」
レベ子「ちゃんと伏字にしてるから外で使っても大丈夫だって。」
蓬莱人形「とりあえず実際に入れるのは厳禁よ?
私達なら想いだけで幻想郷まで飛べるハズなんだから…。」
レベ子「そうそう、『ト』べるハズよ。」
蓬莱人形「あなた少し自重しなさい。」
蓬莱人形「でもコレ出来がいい分少し手入れが大変そうね。」
レベ子「ふふ、そういうだろうと思って…」
レベ子「使用上の諸注意ペーパーも
用意しておいたわ。」
蓬莱人形「あら準備がいいわね、なんか全員薄着にされてるのが気になるけど…。」
レベ子「まぁまぁ細かい事はいいじゃない。これで記念すべき蓬莱人形オンリーで
幻想租界へと誘えるマジックアイテムを用意出来たワケだし…。」
蓬莱人形「それもそうね、後は当日を待つばかりね、
私もつい気分が高揚してしまうわ。」
レベ子「私もよ、私なんていろんな出品物を買い漁るんだから。」
「「それでは当日、」」
「「用法・容量・ルールを守って
素敵な幻想租界ライフを。」」
レベ子「ところでこの干からびた創太どうする?」
蓬莱人形「スリーブはなるべく水分に晒さない方がいいんでしょう?
乾燥剤代わりに利用しましょう。」
…というワケで当日はよろしくお願い致します。(乾燥剤より