2010年

これぞ日本一の“歌姫”です
ヘコたれない人、濱田朝美さん (2010年1月3日=東京新聞=)
3日前の大みそか、夜9時。NHKの紅白歌合戦に合せて、濱田は都内の駅前で歌っていた。
「紅白出場を目指していますが、今年はかなわなかったので、紅白に出た気分で歌わせていた
だきます」。気温4度。足踏みするほどの寒さでも「体全体で歌うから寒くない」。
キラキラ飾った電動車いすに「日本一ヘタな歌手」ののぼり。メークや衣装もきめている。聴衆
は10人。2時間休みなしで、語りを含めて10曲を披露した。

濱田は2年前から路上ライブをほぼ毎日続けてきた。
スピーカーやマイクを車いすに積み、電車で移動し、都内とその周辺の駅前で歌う。先月に
は、山手線全駅でライブもやり遂げた。

四肢と言語に障害がある。電動車いすと24時間の介護が欠かせない。呼吸困難や、体の一部
が焼けるように感じる時もある。四肢の障害で5歳のとき、1級の障害等級を受けた。病名は付
いてはいるが、800グラムの未熟児で生まれた時の処置の影響なのか、今も本当の原因は分
からない。
・・・・・・・・・中略・・・・・・・・
調子が良ければ6時間歌い続けるが、体調が悪くて歌えない日もある。

濱田朝美さんのブログは http://ameblo.jp/sakura-smile-for-you/ です。
その後URLは変更になり 天羽柚月(あまはゆずき)
             http://ameblo.jp/amaha-yuzuki/  になりました。


よくやったゾ、好青年 
「無我夢中」ホーム転落女性助け、間一髪退避  (2010年2月16日 M新聞)
 2月15日午後9時15分頃、東京都杉並区のJR中央線高円寺駅で、女性(20)がホームか
ら線路に転落。
 近くにいた佐藤弘樹さん(24)が助けようと線路に降りた。佐藤さんは、レール上に倒れてい
た女性の体を、レールとレールの間に動かし、自分もホーム下のすき間に退避した。 

女性の頭上を通過していた電車が止まったので振り向くと、車体と枕木の間の約30センチの
空間に女性が見えた。「大丈夫?」と声をかけると、女性がまばたきし、「よし」と思った。女性
は「私、死んじゃいそうだったんだ」と話し、佐藤さんが「そうだよ」と答えると、「ありがとう」と感
謝したという。


「強い強い」ゲンコツ3兄弟
亀田大毅が判定勝ち 日本初の兄弟王者誕生 (2月7日 M新聞)
 世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ12回戦が7日、神戸・ワールド記念ホー
ルで行われ、同級11位の亀田大毅(21)=亀田=は昨年10月以来の再戦となった王者のデ
ンカオセーン・カオウィチット(33)=タイ=に判定3−0で勝ち、世界ボクシング評議会(WB
C)フライ級王者の兄興毅とともに国内初の兄弟世界王者となった。
デンカオセーンは3度目の防衛に失敗。
男子で国内ジム所属の現役世界王者は、史上最多タイの7人に増えた。
亀田和毅 プロ14戦目2010年5月31日
 WBC傘下のCABOFE(カリブ海)バンタム級王座決定戦10回戦が29日(日本時間30
日)、メキシコ・グアダラハラで行われ、亀田和毅(18)が、ハビエル・ロドリゲス(23)(メキシ
コ)を3―0の大差判定で下し王座奪取に成功した。WBC中米バンタム級王座に続いて2冠を
達成した和毅は、これでデビュー以来の14連勝(11KO)を飾った。
【解】亀田三兄弟とは実父である亀田史郎がトレーナーを務めていた兄弟であり、亀田興毅・亀田大毅・亀田和毅の
3人を指す。


異星でバッタリ?
山崎直子さん、ISSで野口聡一さんと対面 (4月8日 HTニュース)
宇宙飛行士・山崎直子さんが乗るスペースシャトル「ディスカバリー」が日本時間7日午後4時4
4分、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングし、山崎さんは長期滞在中の宇宙飛行士・野口
聡一さんと対面した。
山崎さんらクルーは、ドッキングから1時間半後、シャトルとつながるハッチから国際宇宙ステ
ーションに移動し、野口さんら滞在クルーの歓迎を受けた。

宇宙で2人の日本人が同時に滞在するのは初めてで、2人は今後、物資の移送作業などを共
同で行う。
山崎さんは16日まで滞在し、18日に地球に帰還する予定。


手品ではありません
濁池が6時間後に底まで透明に(4月4日 Y新聞)
 納豆のネバネバ成分を利用した水質浄化剤を使って、濁った池をきれいにする実証実験が
4月3日、大阪市内で行われた。緑褐色のアオコなどに覆われていた池が、約6時間後には底
まで透き通った。短時間で効果が表れ、生態系への負荷も少ない水質浄化法として注目され
そうだ。

水面から15センチ下までしか見えなかった杭全(くまた)神社(平野区)の池で、浄化剤4キロを
水に溶かしてホースでまくと、濁りが凝集し始め、2〜3時間後には塊が水面に浮かんだ。流
出油の拡散を防ぐのに使われるフェンスを使って塊を除去すると約1メートル下の池の底が見
え、小魚やエビの姿も確認できた。
 浄化剤は、納豆の糸に含まれるポリグルタミン酸が主成分の粉末で、濁りの原因物質を効
率よくからめ取り、魚などには害を与えない。水処理剤メーカーの日本ポリグル(大阪市)が2
002年に実用化した。


「まぼろし」になった“幻の大豆”
“宇宙大豆”、行方案じる生産者(5月15日K新聞)
相模原市緑区根小屋の農業・石井好一さんが、自身が栽培し、国際宇宙ステーションの日本
実験棟「きぼう」船内で約8ヶ月保管された「津久井在来大豆」などの行方が分からなくなったこ
とを報道で知り、不安を漏らした。
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)などによると、津久井在来大豆を含め、不明となったウコ
ン、トマトなど9種の種子は主に国内の食品メーカーが商品開発などに生かそうと資金提供し、
コンサルタント会社「リバネス」(東京都)を通じて宇宙へ運ばれた。石井さんは味噌などを醸造
する都内のメーカーの依頼で大豆を提供した。

 9種の種は昨年8月に米スペースシャトルで「きぼう」船内に運ばれ、宇宙飛行士山崎直子さ
んが搭乗し4月に帰還したシャトルで回収、提供者の石井さんの手にも6月には「宇宙大豆」が
戻ってくるはずだった。その後、生育環境を通常の大豆と比較する試みなどを予定していた。
「津久井在来大豆」は相模原市緑区の旧津久井地区が原産。一時は生産量が減少したことな
どから「幻の大豆」と呼ばれ、石井さんらが普及に取り組んでいた。


国民栄誉賞をあげたいが…。
小惑星探査機「はやぶさ」地球に帰還、7年の飛行(6月14日 T新聞)
 2003年5月に打ち上げられ、小惑星「イトカワ」への着陸を果たした宇宙航空研究開発機
構の探査機「はやぶさ」が6月13日夜、オーストラリア南部ウーメラ付近の砂漠を目がけて大
気圏に突入、7年ぶりに地球に帰還した。

 宇宙機構はイトカワの砂が入っている可能性があるカプセルが日本時間同日午後11時すぎ
に着地したことを電波で確認。ヘリコプターから地上に落ちているカプセルを目視で確認した。
 月以外の天体との往復は世界初の快挙。トラブル続きで当初予定から3年遅れの帰還とな
り、太陽の周りを約5周する、約60億キロの長旅となった。

 探査機本体は途中で燃え尽きたとみられる。カプセルは中華鍋のような形で直径40セン
チ、高さ20センチ。宇宙機構は14日から回収作業を開始する。小惑星の物質が地上に回収
できればこれも世界初で、太陽系の形成初期を理解する貴重な手掛かりになる。
  はやぶさは将来の本格的な宇宙探査に向けた技術の実証機。先進的なイオンエンジンや
自律ロボットとしての小惑星への接近、着陸、岩石採取、地球への飛行、回収といったさまざ
まな技術を試した。【参考:今日は何の日 2010,6,13】



競馬の予想もしてほしい
サッカーW杯完全的中!パウル君の後継者育成も(7月13日S新聞) 
 ドイツ西部オーバーハウゼンの水族館の“占いタコ”パウル君(2)が、全試合的中の驚異的
な結果を残してW杯南アフリカ大会を終えた。ドイツ代表の全7試合に加えて決勝の結果も的
中。9日の予言の際は世界各地から100人以上のジャーナリストが殺到し、約600のテレビ
局が生中継したという。

 12日にはご褒美としてW杯トロフィーのレプリカを贈られた。話題沸騰で世界から占いのオ
ファーが殺到しているが「子供を楽しませる本来の仕事に戻ります」と水族館関係者。タコの寿
命は3歳前後で、W杯予言は今回限り。水族館は後継者を育成して14年ブラジル大会に備え
ることも検討しているという。


レデイ パイロット
初の女性機長、笑顔で「行ってきます」(7月12日Sニュース)
 国内初の女性の旅客機機長になったジャルエクスプレス(JEX)の藤明里さん(42)が12
日、大阪発仙台行きの便で初めて機長としてデビューした。
 出発を前に藤さんは、大阪(伊丹)空港の出発ゲートで「うれしい。緊張しているが、安全運航
に努めます」と話し、女性乗務員と副操縦士計4人と一緒に笑顔で「行ってきます」とあいさつ。
午前8時20分、乗客112人を乗せた便が飛び立った。

 東京都出身の藤さんは大学時代に操縦士を目指そうと考えたが、身長が航空大学校の受
験条件に足りず、米国の訓練学校で操縦免許を取得。帰国後の平成11年に入社し、機長に
昇格するための訓練を重ねた。今月2日、国土交通省の機長審査に合格した。
 国交省によると、今年1月時点で国内の旅客機の機長は約3800人いる。国内の女性の旅
客機操縦士は十数年前に誕生したが、これまで機長はいなかった。


あやしげな長寿国“日本”
*東京都内で戸籍上の最高齢者・111歳となるはずの加藤宗現(かとう・そうげん)さん(足立区)が約30年
前に死んでいた疑いであることが、千住警察署で明らかになった(7月30日A新聞)。
*「所在不明高齢者」確認手段限界?(Sニュース8月28日)
 死亡者や行方不明の可能性がある人23人に年金が支給されていたことが判明した今回の
サンプル調査。事態を重く見た長妻昭厚生労働相は今年度中にも再発防止策を講じる意向を
示した。しかし、なぜ死者や所在不明者に年金が支払われ続けるのだろうか。
 厚労省によると、年金受給者が死亡した場合は、役所と日本年金機構の両方に死亡届を出
すことになっている。ただ、機構は住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)と照合して
いるため、役所に死亡届が出されれば、機構に届けが出ていなくても支給は自動的に止めら
れる。
 しかし、住基ネットとの照合を始めたのは平成18年。それ以前に死亡したケースでは、照合
ができないため「悪意のある第三者が『現況届』を出せば年金を受け取ることは可能。
 施設入居者など、住民票と実際の居住地が異なる受給者の場合、現状では生存確認の手
段が現況届のみのため、本当に生存しているのか否かの判断はさらに難しくなる。厚労省は
来年2月以降、75歳以上の高齢者で、1年間で一度も医療機関の受診がなく、所在が確認で
きなかった場合、給付を一時停止するという。
*100歳以上の所在不明高齢者23万人(9月10日Sニュース )


感動を与えた大救出劇
事故概要
2010年8月5日、チリ北部にあるサンホセ鉱山地下約400メートル付近で落盤事故が発生し、作
業員33人は地下約700メートルの避難所に退避。救助隊が同22日、避難所付近まで掘り下げ
た掘削ドリルに、作業員らがメモ2通を取り付けたことで生存が判明。 
 当初、救出は4カ月後のクリスマスごろとみられていたが、チリ当局が縦穴の掘削を不眠不
休で進め、救出の前倒しに成功した。
チリ鉱山落盤事故をめぐる主な経過
8月
5日
チリ北部コピアポ郊外のサンホセ鉱山で落盤事故発生
22日
33人の作業員全員が地下避難所で生存しているとピニェラ大統領が発表
30日
救出のための縦穴掘削開始
9月
1日
地下へ温かい食料の供給開始
4日
家族と地下の作業員が初めてテレビ電話で会話
25日
救出用カプセルが現場に到着
27日
救出を待つ子どもたちのための学校が開校
10月
9日
救出用縦穴が貫通
12日
作業員の救出作業開始
13日
作業員の地上への生還
 救出された33人の横顔は次の通り。(救出順、敬称略) 
 1、フロレンシオ・アバロス(31)2番目のリーダーで体調も良く、第1号に選出。ビデオ撮影係。弟レナンも被災。
 2、マリオ・セプルベダ(40)「神と悪魔が一緒にいたが、神の手をつかんだ」。地下のビデオ映像に頻繁に登場。
 3、フアン・イジャネス(52)アルゼンチンとの紛争に参加した元軍人。妻にユーモアあふれる手紙を送り歌が上手。
 4、カルロス・ママニ(24)唯一のボリビア人。現地でモラレス大統領と対面。事故わずか5日前に鉱山で勤務開始。
 5、ジミー・サンチェス(19)最年少。地下からの通信で母の食事が食べたいと要望。娘が生まれたばかり。
 6、オスマン・アラヤ(30)鉱山で働き始め4カ月で被災。3児の父。危険性を訴え8月に退職する予定だった。
 7、ホセ・オヘダ(47)掘削用ドリルにくくりつけた手紙に「33人は避難所で元気だ」と書き、生存を地上に伝えた。
 8、クラウディオ・ジャニェス(34)11年同居するクリスティナさんに求婚。配給のニコチンパッチには不服、タバコの要求。
 9、マリオ・ゴメス(63)最年長。父も鉱山労働者で、12歳から鉱山で働く。妻あての手紙で地上に生存を知らせた。
 10、アレックス・ベガ(31)親族の救助参加は禁じられているが父は偽名で参加。家のローンを心配し、妻が解約。
 11、ホルヘ・ガジェギジョス(56)高血圧症を患い体調不良を訴えていた。鉱山事故に2度遭遇した経験がある。
 12、エディソン・ペニャ(34)「自由になりたい。太陽が見たい」と主張。プレスリーのファンで曲を送るよう要望。
 13、カルロス・バリオス(27)5歳の息子の父。地上の心理学者と反りが合わず、母親に愚痴をこぼした。
 14、ビクトル・サモラ(33)車両修理の仕事だが、偶々坑内に居合わせた。妊娠中の妻に詩。歯の痛みを主張。
 15、ビクトル・セゴビア(48)日記を欠かさず、ペンと紙を要求。家族への手紙で「オーブンの中にいる夢を見る」。
 16、ダニエル・エレラ(27)妻や姉妹がテント村で救出を待った。トラック運転手だったが地下では治療係。
 17、オマル・レイガダス(56)「牛肉とアボカドを。テレビも見たい」と要求。ひ孫4人の1人は地下生活中に誕生。
 18、エステバン・ロハス(44)25年の交際相手に「外に出たら教会で結婚式を挙げよう。ドレスも買ってあげる」。
 19、パブロ・ロハス(45)大学で薬学を学ぶ一人息子のために半年前から鉱山で勤務。いとこ2人も被災。
 20、ダリオ・セゴビア(48)鉱山労働者の父と共に8歳から働き始めた。父も1週間、閉じ込められた経験がある。
 21、ジョニ・バリオス(50)救急医療訓練を受けた事があり避難所で医療担当。現地で妻と愛人が鉢合わせした。
 22、サムエル・アバロス(43)露天商だったが、より高い収入を求め5カ月前から鉱山に。空気のチェックを担当。
 23、カルロス・ブゲニョ(27)大のサッカーファン。避難所にゲームを送るよう要望。車と家を買うため鉱山で勤務。
 24、ホセ・エンリケス(54)鉱山労働経験33年のベテラン。キリスト教福音派の牧師でもあり、精神的支柱となった。
 25、レナン・アバロス(29)1人目の救出者フロレンシオの弟。兄と働くため4カ月前から鉱山に。
 26、クラウディオ・アクニャ(35)2人の子供がいる恋人に地下から求婚。誕生日にサッカーユニホームを贈られた。
 27、フランクリン・ロボス(53)元サッカー選手。ロサンゼルス五輪のチリ84年代表。試合観戦では仲間に解説も。
 28、リチャルド・ビジャロエル(26)2年前から鉱山で勤務。身重の恋人に母親を通じて求婚した。
 29、フアン・アギラル(49)鉱山勤務19年のベテランで、現場監督も務めた。妻との間に2人の子ども。
 30、ラウル・ブストス(40) チリ地震で被災し鉱山に・母さんの作ったパイが食べたい・水の供給システムを構築。
 31、ペドロ・コルテス(24)約1年前から働き始めた幼なじみのブゲニョと共に被災。独身。電気技師。
 32、アリエル・ティコナ(29)地下生活中に生まれた娘に「エスペランサ(希望)」と命名。妻の出産をビデオで見た。
 33、ルイス・ウルスア(54)全体のリーダー。地形学者の知識と長い鉱山経験を生かし、70日間の地下生活を統率。


世界一のピアノ奏者
ジュネーブ国際音コン:萩原麻未さんが優勝…ピアノ部門(11月19日M新聞) 
 若手演奏家の登竜門として知られるジュネーブ国際音楽コンクールのピアノ部門で、広島市
出身の萩原麻未さん(23)が優勝した。同部門で日本人が優勝するのは初めて。18日の最
終審査で萩原さんは、ラベルのピアノ協奏曲を演奏した。

 萩原さんは5歳でピアノを始め、13歳の時にイタリア・パルマドーロ国際コンクールで優勝し
た。広島市内の高校を卒業後、渡仏。パリ国立高等音楽院修士課程を首席で卒業した。現在
はパリを拠点に活動中。

 同コンクールは1939年に発足。楽器演奏や声楽、指揮などクラシック音楽の幅広い部門を
審査し、なかなか1位を出さないことでも知られる。
 それはアルゲリッチ、ミケランジェリ、グルダが1位、巨匠ポリーニが2位というこれまでの高
いレベルを守ろうとするからだろう。それだけに萩原さんの優勝は快挙だ。

 今回、審査員を務めた岡本美智子桐朋学園大教授は「萩原さんのラベルは自然に音楽が
流れ、繊細で軽やかなタッチの美しい音色が魅力。特に3次予選のシューマンの『子供の情
景』には審査員みんなが感動した」と話している。

トップへ
トップへ
戻る
戻る