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えっイワシ?私(ワシ)もビックリ!
生態系の頂点?深海魚ヨコヅナイワシ発見 体重25キロ 1月 A新聞
静岡県沖の駿河湾の水深2千メートルを超す深海から、体長1.4メートル、体重25キロに達す
る新種の魚を海洋研究開発機構などのチームが見つけた。
90種以上いるセキトリイワシ科の魚の中で最も大きく、駿河湾の深海域で生態系の頂点に位
置すると考えられるため、「ヨコヅナイワシ」という和名が付けられた。
発見したのは、同機構海洋生物環境影響研究センターの藤原義弘・上席研究員や河戸勝・准
研究副主任たちだ。25日付で科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。
2016年に駿河湾で、神奈川県立海洋科学高校の実習船「湘南丸」を使って深海ハエ縄によ
る調査を実施し、青みがかった体色をした未知の深海魚4匹を捕らえた。
これらは、頭部にうろこがないことなどから、セキトリイワシ科に属するとみなされた。
だが、一般的な大きさが30〜40センチの同科にあっては巨大、背びれがしりびれより体の前
にある、うろこの列が多い、背骨の前後の構成数が異なるといった形態的特徴を持つ。
近縁種とも遺伝的に差があることから新種と判断された。学名はナルセテス・ショウナンマルア
エ(Narcetes shonanmaruae)で、調査に使った湘南丸にちなんだ。
なお、セキトリイワシ科は、食用にされるマイワシやカタクチイワシなどとは全く異なるグループ
になる。
小学校2段生?
仲邑菫初段「うれしい」趙名誉名人上回る最年少二段 3月 Nスポーツ
東京・市ケ谷「日本棋院東京本院」で打たれた「第28期阿含・桐山杯 全日本早碁オープン戦
予選B」で221手までで松原大成六段(48)に黒番中押し勝ちした。
これでデビュー以来、男性棋士も参加する公式棋戦(女流棋戦は除く)での勝利を「30」とし、
初段から二段への昇段条件を満たした。二段昇段は16日付。「全体的にうまく打てました。 (昇段は)目標にしていたので、うれしいです」とちょっぴり笑顔を見せた。
今月2日、仲邑は12歳になったばかり。12歳0カ月での昇段は、趙治勲名誉名人の12歳3
カ月を上回って最年少だ。小学生での二段はその趙が1968年(昭43)10月に達成して以 来、52年5カ月ぶりとなる。「尊敬している先生なのでうれしいです」。
仲邑は10歳でデビュー以来、約2年かけて勝ち星を積み上げた。主な女流棋士の中では謝
依旻六段の9カ月、上野愛咲美女流棋聖の1年9カ月にこそ及ばないが、藤沢里菜女流本因 坊の3年6カ月よりは早い。
2002年(平14)度までの旧制度では、井山裕太棋聖と鈴木歩七段の5カ月、趙の6カ月とい
うスピード記録がある。「彼女にとっては、頂点を目指すための第1関門を通過したようなも の。まだまだ伸びる。近い将来、女流棋戦のタイトル戦に出てくる」と、ナショナルチームを率い る高尾紳路九段は期待する。また、上野女流棋聖の師匠で、藤沢本因坊の父でもある藤沢一 就八段は、「1〜2年したら、上野の妹(上野梨紗初段)とともにタイトル争いに絡んでくるだけ の力の持ち主」と分析する。
今年1月、日本棋院関西総本部から東京本院に移籍した。4月からは中学生。「強くなれるよ
うに頑張りたいです」。日本の囲碁界を担う次世代のホープが、文字通り台頭する。
苦境を乗り越えて
池江璃花子4冠、出場種目全て優勝の快挙 Nスポーツ 4月
池江璃花子(20=ルネサンス)が24秒84で優勝し、今大会4冠を達成した。白血病から復帰
後、出場した種目すべて優勝という快挙を成し遂げた。
この種目の五輪派遣標準記録24秒46には届かなかったものの、復帰後の自己ベストは更
新した。
レース後のコメントは以下の通り。
もう少し上げられるかなと思ったんですけど、1番は4冠を達成することができてうれしかったで
す。レース直前まで勝てるか勝てないかの不安も若干あったんですけど、会場に入った瞬間、 絶対に勝つと意気込みました。
本当に日本で負けるのが今年で最後、と決めていたんですけど、思った以上に成績が良かっ
たですし、これからの自分に期待できるなと思います。タイムを上げていく課題も見つかり、自 分の中で楽しみに練習を積んでいきたい。この後、疲れがドッとくると思うんですけど、今はう れしさが上回っている。4冠、自分に対して褒めてあげたいなと思います。
山県亮太9秒95日本新 未熟児で生まれ「助けてください」両親の祈り届く Nスポーツ 6月
陸上男子100メートルの山県亮太(28=セイコー)が、9秒95(追い風2・0メートル)の日本
新記録を樹立した。
19年にサニブラウン・ハキーム(22=タンブルウィードTC)がマークした従来の記録を0秒02
短縮。過去2年は腰痛、肺気胸、靱帯(じんたい)断裂、右膝痛など故障が続いていたが、「10 秒の壁」を突破するだけでなく、一気に歴史を塗り替えた。9秒台は桐生祥秀(25)、サニラウ ン、小池祐貴(26)に続き日本勢4人目となり、東京オリンピック(五輪)出場へ道が開けてき た。
生きてくれるだけでいい−。そう願われて生まれた子は1万588日後、歴史を塗り替えてい
た。電光掲示の数字は、日本新記録に変わった。9秒95。「公認であってくれ」と願った風は、 ギリギリの追い風2・0メートル。山県は「ずっと出したかった9秒台を出せた。手をたたき、感 情を込め、両腕を上げた。
生まれた時から試練に立ち向かっていた。1992年(平4)6月10日。1730グラムの未熟児
だった。新生児集中治療室で55日間。予定より2カ月早く産声をあげた体にはチューブが通さ れ、呼吸は弱々しかった。父浩一さんのノートには当時の胸中が記されている。「助けてくださ い」「亮太が無事に育つことを祈る」。1年間の外出禁止が解かれた日に出掛けた三重・伊勢 でも緊急入院。いつ途切れてもおかしくない命をつないでいた。そのノートを山県は見たことは ないが、家族への感謝は絶対に忘れない。だから、朝起きると故郷・広島を向く。そして手を合 わせる。
「すばらしい」ご先祖様
ビックリの縄文遺跡群 Sコラム 5月
青森市内にある縄文時代の三内丸山遺跡の存在は、江戸時代から知られていた。平成に入
って近くにある青森県総合運動公園の拡張が決まる。工事に先立ち発掘調査が行われると、 とんでもないものが見つかった。
直径2メートル、深さ2メートルの柱穴が6個並んでおり、穴の底には直径1メートルの木柱の
一部が顔を出していた。約5千年前に、30メートル近い高さの大型の建造物がそびえていた ことになる。
日本最大の縄文集落の跡からは、大量の縄文土器や石器、漆器、土偶の数々が出土した。
北海道産の黒曜石、新潟県産のヒスイなどは、遠隔地との交易の事実を示す。クリやクルミ、 ゴボウなどが栽培されていたことも分かった。
縄文時代の人々は原始的な狩猟採集生活を送り、食料を求めて常に移動していた。小欄が
中学、高校で習った知識は完全に覆された。農耕が始まった弥生時代を待たずに、人々はす でに定住し、食用のための植物も育てていた。
三内丸山遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、ユネスコ世界文化遺産に登録され
る見通しとなった。このうち亀ケ岡石器時代遺跡(青森県つがる市)は、縄文土偶の中でも特 に人気の高い遮光器(しゃこうき)土偶で知られる。極端に大きな目が遮光器(スノーゴーグ ル)に似ていることから名付けられた。大平(おおだい)山元遺跡(同外ケ浜町)からは、約1万 6500年前の世界最古級の土器が発見されている。
葬送や宗教的な行事も催され、体の不自由な人は手厚く介護されていた。日本人の祖先は1
万年以上もの間、心豊かに暮らしてきた。縄文時代を知れば知るほど、最近よく耳にするサス テナビリティー(持続可能性)という言葉の重みを感じるようになる。我々の文明は、1万年も続 くだろうか。
iPS学はスゴイ!
iPS細胞から拒絶反応ない免疫細胞 京大チーム作製 がん治療へ M新聞 5月
第三者のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、効率的にがんを抑制し拒絶反応も起こらない免
疫細胞「キラーT細胞」を作製することに成功したと、京都大iPS細胞研究所の金子新教授(免 疫再生治療学)のチームが18日付の英科学誌電子版に発表した。マウスを使った実験で確 認した。iPS細胞を使ったがん免疫療法の実用化につながる成果としている。
体内の異物を攻撃するT細胞を移植するがん治療法「CAR―T療法」は既に実用化され、注目
されている。患者の血液からT細胞を取り出してがんを認識しやすくなる遺伝子を導入し、体内 に戻すのが主流だが、T細胞の増殖力が弱く、治療費も高額になることが課題となっている。 大量生産が可能なiPS細胞からT細胞を作る手法が考えられるが、備蓄されている第三者由 来のiPS細胞から作った場合、拒絶反応が起こることが懸念されている。
金子教授らは、患者自身の免疫細胞からの攻撃を免れるように、iPS細胞にゲノム編集技術
を使って遺伝子操作を施し、拒絶反応が起こらないT細胞を作製することに成功した。さらに、 マウスを用いた実験でT細胞が排除されにくいことを確認。がんの腫瘍も、遺伝子操作してい ないT細胞を入れた場合と比べて最大9分の1まで小さくなり、10日後には検出されなくなっ た。
金子教授は「多くの患者さんに使用できる。(遺伝子操作で拒絶反応を軽減する手法は)T細
胞のみならず、iPS由来のほかの細胞を使った移植医療にも有用な可能性がある」と話してい る。
見よ!この大和魂「東京(五・パラ)輪ピック」 HYニュース(7月〜9月)
※両リンピックで メダル数は109個(金40・銀29・銅40)
速報は「金」メダルを中心に載せました。
☆東京五輪ピック メダルは全部で58(金27・銀14・銅17)
7.24速報●
高藤(柔道)「金」渡名喜「銀」
7.25速報●●●●
阿部兄(柔道)妹(柔道)「金」(初快挙「二人で優勝」夢実現)
大橋(競泳)「金」堀米(スケートボード)「金」
7.26速報●●●
十三歳西矢(スケートボード)「金」 大野(柔道)連覇
水谷・伊藤組(卓球)「金」
7.27速報●●
上野締めたソフト(ソフトボール)「金」 永瀬(柔道)「金」
7.28速報●●●
橋本(体操)「金」大橋(競泳)2冠 新井(柔道)「金」
7.29速報●●
ウルフ(柔道)・浜田(柔道)「金」
7.30速報●●
エペ団体(フェンシング)・素根(柔道)
8.3速報 ●●
橋本(体操)2冠 入江(ボクシング)「金」、ボクシング女子初
8.4速報 ●●
川井友(レスリング)「金」 四十住(スケートボード)「金」
8.5速報 ●
川井梨(レスリング)、姉妹で「金」
8.6速報 ●●
喜友名(空手)「金」向田(レスリング)「金」
8.7速報 ●●●
侍ジャパン(野球)「金」
乙黒(レスリング)・須崎(レスリング)「金」
☆東京パラリンピック メダルは全部で51個(金13・銀15・銅23)
8.26速報●
鈴木「金」(競泳100)日本勢2大会ぶり
8.27速報●
佐藤「金」(陸上400)唐沢「銀」
8.29速報●●
山口世界新(競泳平泳ぎ)「金」佐藤2冠(陸上1500)
8.31速報●
杉浦(自転車女子)「金」
9.1速報 ●
杉村「金」(ボッチャ)
9.3速報 ●●
木村(競泳100m)「金」先頭は譲らない
杉浦(自転車ロードレース)2冠 好判断スパート
9.4速報 ●●
国枝(車いすテニス)「金」 里見(バドミントン)「金」
9.5速報 ●●●
梶原(バドミントン)「金」強打で決めた
里見・山崎組 逆転(バドミントン)「金」
道下(マラソン)「金」仲間と悲願
秀でたる人物が続々々
相撲・白鵬( 9月)
大相撲で史上最多となる45回の優勝(全勝優勝)
63連勝。通算の勝ち星は1187勝。横綱在位14年。現役生活およそ20年。
ノーベル賞・真鍋淑郎(10月)
ノーベル物理学賞の受賞者に選ばれた真鍋淑郎さん(90)。いまから50年以上前に「二酸化
炭素が増えれば地球の気温が上昇し、地球温暖化につながる」ということを世界に先駆けて発 表。こうした成果がもとになり、地球温暖化や気候変動の研究が進みました。
音楽・上野通明(10月)
スイスのジュネーブで開かれていたジュネーブ国際音楽コンクールのチェロ部門の最終選考
が行われ、上野通明さん(25)が優勝した。
将棋・藤井聡太(11月)
将棋タイトル戦の最高峰と呼ばれる竜王戦第4局が行われ、藤井聡太三冠が勝利。史上最年
少(19歳3か月)の四冠達成。
野球・イチロウ(11月)
米大リーグのマリナーズは、会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏の球団
殿堂入りを発表した。
野球・大谷翔平(11月)
米大リーグのMVPが、エンゼルスの大谷翔平選手がア・リーグのMVPを満票で受賞した。
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