ふとん丸洗い Q&A

①今迄、洗ってはいけないと言われていた綿のふとんを本当に洗っても良い物でしょうか

ふとんを洗うと綿の持っている「植物性の脂肪」や「蝋質」を落としてしまう為に「脱脂綿」の様に硬くなり、洗うことが不可能でしたが、「特殊洗剤」と「大型ふとん洗浄機」の飛躍的な進歩により、中綿の汚れや、喘息の原因になるダニの死骸・雑菌・オネショ・垢・フケ・ホコリ等を、大量の水で完全に洗い流し、皆様に健康と安眠をお届け出来るようになりました。

②本当にきれいになりますか?

私達が睡眠中に掻く汗の量は、一晩にコップ一杯分と言われています。 この汗の汚れはオネショ以上です。  「ふとん」は 垢やフケ・ホコリの溜まり場で湿気を呼び、カビを発生させ、汚れたふとんは万病の元となって居ます。     「ふとん丸ごと水洗い」はその様な中綿に絡み付いた頑固な汚れを、大量の水と特殊洗剤できれいに洗い流します。  側生地の「汚れ落し」や「シミ抜き」は充分に行いますが、長期間に渡って付いたシミや 汚れは、染めたのと同じ状態に成っていて、薄くは成りますが完全に落す事は出来ません。  又、「汚れ落し・シミ抜き」と「色泣き」と言う二律背反のどちらを優先させるかと言う問題がありますが、最近は「シーツを掛けるので、多少色泣きをしても良いから中綿を充分に洗って欲しい」要望されるお客さんが増えています。


③側生地の色泣きや、綿の縮みが心配なのですが?

元来、ふとんの「生地」は洗うという概念が無かった為に、染色堅牢度が低く「色泣き」する場合があります。  特に正絹(綸子・緞子を含む)はほぼ間違いなく色泣きします。 正絹以外の通常のふとん生地に関しては問題なく洗えますが、一部の真っ赤・紫・濃い緑の色の生地が使用されているふとんで、色泣きするものが多く見受けられます。 それらは、集荷時にわかる範囲でお客様に伝え、御了解を得てから工場で「色止め作業」をして、出来るだけ色泣きしない様に努力しています。  「縮み」については、ウール毛布とウールのベットパット(特にフランスベット社製)を初洗いする場合に縮みが出ますが、上記同様にお伺いした時に、御了解を得てから洗っています。

④羽毛ふとん・羊毛ふとんには、「ドライのみ」と書いてありますが?

勿論大丈夫です。 羽毛ふとん・羊毛ふとんには「ふとん丸ごと水洗い」が最適で「ドライ」は最悪です。 以前は本格的な大型の「ふとん洗浄機」が無かった為に「ドライ」表示になって居ましたが、ドライクリーニングは油脂を落とす力が強く、羽毛・羊毛の持つ最も大切な動物性の脂肪を落としてしまいます(具体的な例としては食器洗剤を素手で使用すると脂肪が取れてガサガサの手になってしまいます)  高価な「羽毛ふとん」もドライクリーニングをすれば、羽毛の脂を落とし、空気を包み込む力が低下し、肝心の「かさ高性」や「フワフワ感」が損なわれ「風合い」が以前より「ペシャンコ感」が出て、保温性が低下します。 羽毛・羊毛ふとんは必ず「ふとん丸ごと水洗い」をご指名下さい。

⑤「ふとん丸ごと水洗い」をすると、どの様なふとんでもフックラ仕上がりますか?

いいえ、一度「打ち直し」したふとん(打ち直しの機械で綿の繊維が切れている)や、化繊のふとんはやはり余り膨らみません。   又「トップページ」でもお伝え致しましたが「格安量販店」や「通販」等で格安で買われたふとんは概して膨らみません。 何故なら、それ等のふとんの多くは、中綿の大半を再生の綿や古い汚れた綿を使い、表面のみを「巻き綿」と称する新しい化繊の綿で巻いているからです。(右の写真参照)

⑥家で「羊毛ふとん」を洗ったら綿が硬くなって縮んでしまいました。  「ふとん丸ごと水洗い」に出せば元通りのフックラしたふとんに戻るでしょうか。

いいえ、 残念ながらそれは無理です。

⑦「只今 ふとんクリーニングの宣伝の為に特別サ-ビス価格で受け付けています」と言って電話の勧誘が再三あるのですが・・・

最近は少なくなりましたが、よく聞く事例は「ふとんクリーニングのキャンペーン中で○○地区を重点に3枚 1500円で受け付けています、是非この機会に」と女性が電話を掛けて来て、依頼すると2・3日後に強力な吸引力の外国製の掃除機を持ち込み、目の前でふとんや毛布に附着しているホコリやフケ・ダニの死骸・髪の毛等を吸い取り、集塵機(ホースの途中に取り付けた上部がガラス張りで内部が見える様に成っている)の中を見せ、アトピーや喘息で苦しむ人や神経質な人に、50万円前後で掃除機を売り付けています。 ちなみに業者は決して「ふとん丸洗い」とは言わず「ふとんクリーニング」と言って詐欺まがいの悪徳商法を展開しています。

⑧打ち直しとの違いは

「打ち直し」は機械で綿をほぐした後「増し綿」をしてふとんをフックラ仕上げたり、形を変えて座布団や敷布団に仕立て直したりします。 その上で、好みの生地でふとんを仕上げるので新品同様に仕上がりますが、中綿の汚れは完全には取れません。汚れた髪を何週間も洗わずにブラッシングだけしている様です。 それに比べ「ふとん丸ごと水洗い」はシャンプーとリンスをして、ドライヤーで乾燥しているのと同じで、綿が生き生き・ふっくら・ふわふわして清潔度100%です。 「打ち直し」をお考えの方も少し料金は高くなりますが「丸洗い」をしてから「打ち直し」を考慮されては如何でしょうか。