有事法制に反対する県内の取組み紹介
「とめよう戦争への道!百万人署名運動」
       京葉連絡会(千葉県連絡会)

  おことわり: このページは、同連絡会が公表している資料にもとづいて作成しています。

                                                 文責:ちば・いちはら連絡会
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かつて、
「ニイタカヤマノボレ」が
この船橋の地から
発信されました。
今度は、
平和のための
メッセージを
この地から発信しよう
ではありませんか。


7.14
「STOP!有事法制
船橋市民大集会」で 
デモを終えるに
当たって、
中江 昌夫:
千葉県連絡会責任者
侵略のための
    有事法制に反対!
 たたかいの秋へ、
共に立ち上がりましょう!
                    
                   京葉連絡会
                 
有事法制の継続審議を弾劾しましょう
 小泉政権は、当初、5月末にも有事三法案の衆院通過を強行するため、私たち労働者民衆をなめきった国会審議を続けてきました。
 しかし、明らかにその出鼻をくじかれ、今、体制の立てなおしに目を吊り上げています。7月30日の新聞は、小泉政権が「継続審議によって法整備の機運がしぼむことへの危機感」を露わにして、「全省庁連絡会譲」のもとに五つの作業チーム(「国民の保護」、「自衛隊の行動の円滑化」、「米軍の行動の円滑化」、「捕虜の取り扱い」、「非人道的行為の処罰」)を立ち上げ、まさに「夏休み返上」で動き出したことを報じています。「挙国一致」の仮象づ<りへの誘い水とするという、いかにも小泉政権らしい卑劣なやり口と言わねばなりません。

7.14を拡大・発展させましよう
 私たちは、今、第1ラウンドの闘いの成果、つまり「圧倒的」な小泉反動をひとまず押しとどめることができたことを総括し、第2ラウンドの秋に臨んでい<必要があると患います。
 7月14日の「STOP!有事法制船橋市民大集会」は、ナショナルセンターや政党の枠組を乗り越えて400名の結集で大成功し、秋の闘いへの第一歩を切り閑<ことができました。実行委貴会に参加した労組や団体からは、「運動の広がりを感じさせ、元気の出る集会だった」、「船橋でこんなデモができるなんて思ってもいなかった」等などの感想が出されました。また、この統一戦線の胎動は、君津や柏などにも伝播する勢いを見せています。
 この7・14実現のペースとして発展してきたものこそ、陸海空・港湾20労組を中心とする連続した闘いでした。「労働組合は自らの組合員の命を守らねばならない」という極めてストレートで「分りやすい」訴えは、労働者民衆の中に「赤い一本の糸」として貫かれている反戦平和の気持ちを揺り動かしました。4月19日・5千人、5月24日・4万人、そして6月16日・6万人と闘いは拡大し、小泉政権の前に大き<立ちはだかりました。
 この間、5月16日、日本最大のナショナルセンターである連合は、「憲法の枠内での法整備は、基本的に必要」として有事法制賛成に転落する声明を発しました。そして現法案に賛成できない理由として掲げたのが、「‥国の独立と主権を守り、国民の存立を保全するという理念が見えず、全体的な法体系が示されていない」という驚くべき主張でした。国家を丸ごと「完成された有事法体制」に持ち込むため、小泉政権を後押しするというとんでもない方針です。
 20労組の訴えか、5・16連合路線か?! 激しいせめぎあいの中で、20労組の闘いへ連合配下の多くの労組・労働者が合流していきました。

私たちと有事法制とは1ミリたりとも相容れません
 航空労組連絡会副議長の村中さんは、「20労組だけが呼びかけるのでは困難な場合もある」としながらも、「とても疲れたけどそんなことは言ってはいられない。再び国会を震え上がらせるような闘いをやろう」との決意を表明されています。
 有事法制と、闘う労働運動・市民運動とは1ミリたりとも相容れません。百万人署名連動の「署名」としての飛躍と、「運動」としての拡大を必死に追求しましょう!闘う労働連動の大きな拠点である国鉄闘争に勝利し、連合内から5・16連合方針に反対する大きな運動をつ<りだしていきましよう!
 プッシュ政権は、イラクへの先制攻撃(「イラク政権転覆はプッシュ政権の公式政策」であり、「5万人規模の電撃作戦」や「25万人の大規模侵攻」などと報道されています)を今にも発動しようとしており、イランに対しても「イランの人々にとって米国以上の友はいない」とする全く不遜な大統領声明を発しました。
 「テロとの闘い」とは何か。帝国主義的な支配と侵略に対する一切の抵抗闘争を許さないということです。「ならず者国家」への侵略戦争にとどまらず、際限の無い世界戦争への突入を意味します。

たたかいの秋へ、共に立ちあがりましょう
 小泉政権はこの情勢に、世界第2の軍事大国としての「存在」をかけて、ふみ込もうとしています。侵略戦争のための「完成された有事法体制」をめざし全体重をかけて突き進むことを決断しました。
 北朝鮮、中国への侵略戦争の拡大を食い止めるには、労働者民衆の壮大な反戦闘争、侵略のための有事法制を許さない闘いの拡大・発展が不可欠です。
「敵の決断」を上回る勢いをもって、有事法制もろとも小泉政権の打倒に立ちあがりましょう!

 2002年8月

 とめよう戦争への道!百万人署名運動 京葉連絡会
  
 
7.14
「STOP!有事法制
船橋市民大集会」にて
全員揃ってデモ、市中へ

「STOP!有事法制」
11.20船橋市民集会

参加者280人を集めて
船橋市勤労市民センターで...

 
 
 
 
 
 
 
 

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