有事法制に反対する君津地域市民連絡会
「平和のための戦争展」に寄せられた感想
『平和・人権・教育と文化を考える会ニュース』第21号 03.8.29付けより転載−
web site展示室(第5室)

   日にち : ’03年8月6日(水)〜12(火)
ところ : 木更津市中央公民館
主催 : 平和・人権・教育と文化を考える会
いろいろな写真などがあって、戦争の事がよくわかりました。写真には、とてもいたそうなキズをおった人の写真や、はいのようにまっくろになってしんでしまった少年の写真などを見てやっぱり戦争はこわいな、やだなと思いました。かんけいのない人が次々と殺され、ぱくだんをおとされたりなどとてもおそろしいことです。一日も早く戦争がなくなり、世界のみんなが幸せになってほしいとあらためて思いました。戦争展に来てよかったです。(小学生)

焼けている人とかの所をみてかわいそうな人がいっぱいいて、じゅぎょうなどでならってないから、いろいろわかりました。写真でも、体がやけていて本当にかわいそうな人がいっぱいいたし、いろいろなキズをおった人などがいっぱいいて、もうぜったいに戦争はやってほしくないけど、ばくだんなどもおとしてほしくないなあとおもいました。(小学生)

ちょつとこわかった。(小学生)

戦争を知らない私にとって、資料などを見ることは「ショック」の一言です。特に長崎の原爆は1番心に残りました。原爆が降下(投下)される予定だった小倉に祖父母が住んでいたからです。本当ならば私はここにいないはずでした。言い方を変えれぱ、私の生活は原爆で亡くなった人の上で成り立っています。生き残った分、「戦争絶対禁止」の言葉を胸にがんばっていこうと思っています。(中学生)

とてもひげきで残酷だった。予想以上にこわかったし、かわいそうだった。昨日、TVで長崎の原爆を見たけどあまりなんともいえなかったけど、今日来て見たら涙が出るようでした。父、息子、恋人が戦争に行ってしまうかなしさはとってもつらいと思う。原爆がおちたときとてもいろんなことがおき、いっばい人が亡くなった、こんなことをいっぱい今年の作文に書こうと思います。(中学生)

原爆で亡くなった方の写真を見て、とてもかわいそうだと思いました。(中学生)

修学旅行で秋に沖縄へ行くので戦争についてもっとくわしく勉強してくるつもりです。日本で唯一地上戦が行われた地として、沖縄に行くことによって多くのことを学ぶことができると思います。今日は、とても勉強になりました。赤紙をはじめて生で見ました。(高校生)

私は将来中学校社会科の教員を目指しています。戦争の問題は、様々な面で教育にも影響を与えていると感じています。今日、この展覧会で自分の目を通して考える機会を与えて頂きありがたく感じています。祖母と来たのですが、当時の話を聞きながら、また来場している方も声をかけてくれるなど、みんなの中で話題として話し合いながら考えていく大切さを実感しました。そのきっかけのためにも今後もこのような戦争展を期待しています。また私自身も何らかの行動ができたらと思います。(20代)

佐貫や八重原で地下工場などあったなんて知らなかった。あんなにも朝鮮人が近所に出入りし、学徒動員され、警官がいたなんてびっくりです。戦争展を見てへえ〜と私は思ったけれど“うんうん”と当時を思い出しながら見ているおじいさん、おばあさんもいる。どの世代も見る価値のある展示だと思いました。(20代)

私は戦争を知らずに育ち、今二人の子の母となっています。戦争がおこる度いつの世も弱い子どもたちからきずつきます。なんのために生まれて来たのかと思うと胸がいたみます。今年もイラク攻撃がおこってしまいました。先日ウダイ、クサイの遺体の写真が公開されましたが、復しゅうにつぐ復しゅうをうむだけではないでしょうか。フセインもブッシュも大嫌いです。戦争は、人を狂わせるだけです。(30代)

戦争の悲惨さを写真等から感じられました。(30代)

子供を連れて来ましたが、戦争を習わない世代に教えて行かなけれぱならないと思います。戦争は人を殺すだけで、両方が良くなる事がありません。(30代)

今までどこの展示会でも見たことのない資料が展示されていて、感心しました。地元木更津・富津・君津に目を向けたすばらしい展示会だと思います。私は、教師をしています。今の子どもたちに戦争の悲惨さを伝え、二度と同じあやまちを繰り返さないような教育をしていかなければと改めて考えさせられました“ピーススタッフ”という戦争を体験した退職女性教職員の会の方々が、戦争について語ってくださっています。思いは同じです。いつまでも平和な世界であって欲しいから。(40代)

遠い昔の話になりつつある太平洋戦争。このような形で触れる機会が少なくなってきている現在、大変良い企画だと思います。
小学校の娘と拝見しましたが、まだその本当の意味が解らなくても、このような展示に触れることで必ず生命の中に平和の尊さの意義が刻まれていると確信しています。ありがとうございました。(40代)

無残です。(40代)

じっくり目を通すに足るよい資料だと思いました。学生達(若い人々)にじっくり知ってもらいたいと思いました。(40代)

読売新聞を見て千葉市から来ました。中学生の娘の社会の宿題も兼ねてですが、私自身昔の教育で知らない部分がいっぱいあり、この展示で戦争のヒサンな一部でも充分体験できました。このような人道上でない戦争は二度とないことを望んでいます。若い人たちも感じ入るものがあると思うので、これからもこのような展示機会が増えればと思いました。(40代)

戦争が起きないようにしなけれぱならない。父や祖父が軍隊の服をきて写っていた写真を思い出した。どんな気持だったのだろうと改めて考えた。(50代)

この年令にして新しい事実を知ることになりました、良い催しだと思います。しかしながら戦争が悪い、日本が悪いと今更のぺたててもどうかと思います。個人、家庭、社会、国会、世界といつの時代、どこにおいても争い事や、紛争、戦争は付きものです。人間に本音と建前があるように、置かれた立場、環境、情況において人々の理性も本質も変化するものです。現代にあって近代的理念の集約された法律をもってしても容易に解決されることはありません。「人間」は本能と理牲を有するが故に悩めるのです。平和がつづくと戦争を欲し、戦争がつづくと平和を望みたくなる。また来ます。ありがとうございました。(50代)

資料が豊富ですばらしい。日本の戦争被害だけでなく、侵略の歴史もきちんと展示されていてよかった。地城の資料もよかった。現在の戦争への動きについての資料があるとよかった。イラク戦争について、劣化ウラン弾に関するものも含めて。アフガン戦争についてのもの。講演も行われるとよかったと思う。(50代)

戦争の悲しい面が良くわかった。兵士だけでなく、国民全体は苦しむ。(50代)

戦争の無謀、恐ろしさ、平和の大切さを再認識しました。貴重な資料の数々、そしてその内容に驚かされました。平和教育、正しい世界観を持つこと、持たせることが重要に感じさせられました。(50代)

戦争のみじめさを現代の子供達にもっと多く広めて後世に残しておきたいですネ。私は小5の時が終戦でした。子供なりに物資が足らなく自分で足袋を縫って履きました。8月15日の夜、電気の明るさが今でも目に入ってます。平和って本当に良い事です。我が家には幸にして戦争に参加した人が居なかったので、赤紙も今初めて見せていただきました。人の命の大切さ、あの当時の母親は強かったですネ。さぞかし無念だったでしょう。長崎は行った事がありますが、広島はまだです。是非行かなくてはと思います。(60代以上)

よくこれだけの資料をあつめられたものと関係者の努力に深く感謝申し上げます。広島原爆の写真は見るにたえず顔をそむけたくなるものがあります。そして二度と再びこの様な過ちをくりかえすまいという思いを強くしました。自分達の生きてきた道をふりかえるいいチャンスを与えて下さいました。有難うございます。(60代以上)

「あの戦争さえなかったら」といつも母がいっていました。その母も85才…。少年の頃より反戦的な気持ちをもって生きてきましたが、最近急速に風化していくように思います。これだけの貴重な資料いつまでも大切に保存し後世に引継いで下さい。戦争を知らない世代にとって、又戦争を知っている世代にとっても本当に大切な資料だと思います。ありがとうございました。(60才以上)

たくさんの資料が当時のまま保存されていることにおどろきました。(60才以上)

昭和12年生れで終戦時は8才でした。子供ながら大変な思いです。現在日本は平和ですが願わくば永久平和であります様。(60才以上)

戦争と云う事は二度と行ってはいけないと思います。私も20年2月に兵隊に行き約半年の軍隊生活を終えて終戦になり、ソ連に抑留されました。今年は戦後58年になります。自分の年のとる事も忘れてしまうようです。とにかく二度と戦争はしてはいけない。今イラク戦争が起きていますが早く終ってほしいと思います。(60才以上)

万物の霊長と言われながら、人殺しの為の武器を持つのか。動物が意味もなく殺し合うだろうか。何の為に言葉がある。話し合えば理解出来るだろう。戦って勝って何が本当の幸せか。地球は一つ。言葉、習慣違えど皆人間だ。何が本当の幸せか心を白紙に戻し、欲をすてて考え直そうと思う。(60才以上)

世話をして下さる皆さん、ご苦労様です。八月は、私達高齢者にとっては忘れられない重たい月です。私自身も小学校高学年で戦争体験があります。せめて八月位、平和の有難さを思い返すことが大切だと思います。(60才以上)

最近の国会内外の世情は今から50数年前の戦争突進中の世情によくにていると思われて仕方ないので、昔の戦争が何をもたらし、どう動いたのかを振りかえって見つめ直し、勉強できたことは非常に大事な事であった。日本の今の有事法制は絶対反対しなけれぱ、又同じ道を進むことになりはしないかと心配でならない。反対しましょうと云いたい。(60才以上)

よく資料を集めてすごい。個人で保管されている事に驚いた。地下壕を掘ったのは?東京の地下は今話題になっている時、この地下壕を掘ったのは戦争は今も後を引いている。この掘り起しは今に生きている私達の責任だ。(60才以上)

国連設立の目的と日本国憲法が無視されている事態は容認できません。(60才以上)

膨大、貴重な資科の展示で驚きました。一人でも多くの市民に見せたいと思います。平和の尊さ、戦争のひ惨さを今更ながら実感しました。2時からの体験談や出席者の話なども心にしみました。ありがとうございました。折角の貴重な資料ですから、君津4市の各市民会館に巡回展示されたら良いと思いますが如何でしょうか。(60才以上)

展示物が具体的で(本物らしい)、インパクトが強い。戦争体験者の方の話は、よくわかりません。本人の経歴とか、地図的なものを手元において話を聞けば、いくらかわかったかもしれませんが…。本人は思い出したくないことで大変な心労だと思います。ありがとうございました。(60才以上)

いつも見ているものにくらベポスター等が初めて見る物が多く、興味深く見て、写真も撮らせていただきました。(60才以上)

長い間よく保管して居て下さいました。この体験は二度と繰りかえしてはいけないと後世に伝えたい。(60才以上)

このような戦争展を多くの人にみて頂きたい。その為にもう少し宣伝が必要ではないでしょうか。今の若い人達に過去の事実を知ってもらって、今の平和がこのような過去の上に築かれたことを教えるぺきです。昔のポスター等よくきれいに保存されているのに驚いています。このような戦争展のためにいろいろと準備された皆さんへ感謝致します。(60才以上)

私達は本当の日本帝国時代を学んでいなかつた。その事が戦後の日本の生き方を間違ったものにして来ていたんだと判りました。朝鮮に対して中国に対して。(60才以上)

私は昭和11年生まれです。空しゅう体験して居りますが、その時はまだはっきりとおぼえて居ります。けど、今回の写真展を見て改めて戦争のこわさを知り、大変大勢の方が亡くなり本当に何を言って良いか戦争はやってはいけない。たくさんの写真展、皆さんの温かい気持ちで企画してくれた事、感謝します。本当にありがとうございました。(60才以上)

非常に良い資料でした。戦争は悪です。(70才)

私の生きて来た時代をまるのままなぞった気持ちです。たくさんの資料を見ることが出来て感無量でした。もち論、強い反戦運動はしておりますが、この頃昭和4年の頃に一番似ているといふ事を聞いて悲しいと思います。若い人達に現状をしっかりと見つめて欲しいですが無関心が多いので残念でなりません。どうもありがとうございました。(71才)