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最新掲載日:2002・04・20

ちば・いちはら連絡会のM.A.さん、“STOP!有事法制4・19大集会”会場で「有事法制に反対する」緊急街頭署名行動に取組んだ報告です。  
 件名: STOP有事法制4・19大集会
        署名活動を頑張るの記
 日付: 2002年4月19日 
 差出人: ちば・いちはら連絡会 M.A.さん(千葉県)
午後6時、日比谷公園野外音楽堂に着いた。集会参加者が次々にやって来る。さっそく画板に署名用紙を挟み、ボールペンを片手に「さあ、やるぞ!」と自分に言い聞かせる。目標は100筆。初めの一人が大切だ。優しい顔つきの人に近ずき「ごくろうさまです。有事法制に反対する署名をお願いします。」快く応じてくれた。出足は順調!ポイントは、相手の心の中へスッと入り込む気持ちで接することのようだ。こちら側に変なこだわりや先入観があると相手は敏感にそれを感じて応じてくれなくなる。TさんやSさんのあの絶妙な手法に学んでおいて良かったとつくづく想う。
 やがて集会が始まる。司会者の声を聞きながら会場の後方に立っている人にまとをしぼる。老眼鏡を取り出して署名してくれた「埼玉土建(埼玉土建一般労働組合)」の組合員が「同じ署名(お便担当注:とめよう戦争への道!百万人署名運動のものでなく所属団体の「有事法制」反対の取り組み)組合でやったけど、せっかく千葉から来たんだ、みんなかいてやれよ!」と言ってくれ30筆余りがあっという間に集まる。嬉しい限りだ。国労の人も集団で応じてくれた。90分間の奮闘で結果は130筆。よくやったと自分をほめる。これも地元の街で単独奮闘しているT君を見習ったおかげだ。ちば・いちはら連絡会の仲間に感謝! 

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 こんにちは、「お便り」係のVIVAMIGOです。
ホームページを開いて待ちに待った初めてのお便りが届きました。「長屋の熊さん」からです。熊さんの御意見について皆さんの御感想、御意見をお寄せください。
 また、平和、人権、環境、などなどについての皆さんの思いをお寄せください。お待ちしています。
 件名: 何十年ぶりに憲法の前文を読みました
 日付: 2002年2月6日
 差出人: 長屋の熊さん(千葉県千葉市)
 普段お堅い憲法や法律など横目で見て、なるべく避けて過ごしている私ですが、放
送大学の履修科目の関係で何十年ぶりに日本国憲法の前文を読んでみる羽目になりました。

「(前略)日本国民は,恒久の平和を念願し,人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて,平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して,われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは,平和を維持し,専制と隷従,圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において,名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは,全世界の国民が,ひとしく恐怖と欠乏から免かれ,平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは,いづれの国家も,自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて,政治道徳の法則は,普遍的なものであり,この法則に従ふことは,自国の主権を維持し,他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。」
日本国民は,国家の名誉にかけ,全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」


 有史以来幾多の犠牲、苦難の歴史を経て人類がようやく手にしたものに改めて目からうろこの思いでした。原文の太字、アンダー・ラインは私の目からうろこの個所です。
  
今回のテロ・「報復戦争」がなぜ起きたのか、この人類がようやく手にしたものを心に行動していたら悲劇を繰り返すことはなかったのではないしょうか。
この憲法ができて以来日本の政府は本気でこの理念が実現できるように行動してきたのでしょうか。それどころか、アジア・太平洋戦争後の東西冷戦を理由に死文化させてきたのではないでしょうか。冷戦は終わりました。日本、アメリカを含む先進国はこの理念に立ち返ったのでしょうか。答えは明らかにノーです。自国の利益のみしか考えずに行動してきた結果が今回の悲劇となったことは明白です。そして、この反省をせず、今度は力によってテロを抑え付けるため各国と協力して新たな戦争の準備を始めようとしています。また、日本のその様な考えをする為政者は「この際、憲法も集団自衛権が行使できるようにし、なにかと問題になる人権や地方自治なども見直そう」として着々と準備を進めているようです。
 彼らはなぜ歴史に学ばないのでしょうか。何度同じことを繰り返せば気が済むのでしょうか。私たちは残念ながら今までこのような事態を許してきてしまいました。でも、もう人の痛みの分からぬ志なき者たちに未来を任せるわけには行かないのではないか・・・・・と思ったしだいです。

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