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最新掲載日:2004/05/08

 件名: イラク聖職者教会へ
   
 日付:  2004/5/8(土)
 差出人: 千葉右京さん
 写真家でもあり平和運動家の荻原仁司さんは5月12日にヨルダンに向かいそこからイラクの聖職者協会に向かい日本からのたくさんの手紙を届けるそうです。

http://iraq3support.or.tv/notice0503.htm

私も書いてみました。
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 すべてのイラクの人々へ

 オンリーワンの日本人として、今のイラク国内の紛争には同情とか悲しみとか、そんな言葉では言い表せないほどの感情を覚えています。

 あなた方はフセインの長年の圧制とアメリカによる経済封鎖でたくさんの犠牲者を出しました。
その事を知った私達は日本国内でもたくさんのデモや集会を開き、イラク戦争をやめさせようと頑張りました。

 しかし、昨年の3月20日ついに戦端は開かれてしまい、あろうことか我が国の小泉首相はこの戦争をすぐに支持を出してしまいました。

 私はその夜東京のアメリカ大使館に行き、不当なイラクへの侵略戦争を集まった群集と共に抗議しようとしました。
 しかし日本政府はアメリカ大使館の前にたくさんの警官を配置し集まった数百名の群集を一歩も通そうとはしませんでした。
 そんな中でも一部の若者は警察官の壁を乗り越えて行こうとするものが後をたちませんでした。
その結果数名のものが逮捕され私達の行動は打ち砕かれてしまったのです。

 何万人という死傷者をだしたあなた方にくらべれば、私達の精神的痛みなど何でも無いことですが、でも、ほんの少しでも私達の苦しみも分かってくだされば、あなた方との友情が深まると思い、私たちの運動の事を書かせていただきました。

 あなた方の国に日本の自衛隊を送った事を私もとても残念に思っています。
いつか、このことが新たなる紛争の種ならないように私達も頑張って運動していきます。

 高遠さんをはじめ、5人の人質となった日本人を聖職者協会をはじめ多くのイラク人の皆さんが救出に向け努力してくださりありがとうございました。

 彼らは、私達のあなた方の大事な友人であり、イラクと日本の誇りです。

 これからも彼らの活躍を、そしてイラク人民と日本人民の友情を暖かく見守ってください。

                   オンリーワンの日本人
                   反戦活動家、千葉右京
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どうでしょうか?
離日前の9日に荻原さんに実は講演会の打ち合わせで会います。

そのときにたくさんの手紙を渡したいと思います。

ukyo_chiba@ybb.ne.jp まで送ってくれませんか?