街頭宣伝行動

いつ:2004年1月10日(土)
どこで:千葉市中央区中央
呼びかけ:とめよう戦争への道!百万人署名運動
ちば・いちはら連絡会(千葉県連絡会)
リポート : T.M..さん&S.T.さん
ツラハの子どもたちの悲市な状況の写真に立ち止まって見入る子どもR人
 1月10日,今年はじめての署名活動を行い,5名の参加で80筆署名が集まりました。
 1月9日,石破防衛庁長官は自衛隊の「派遣命令」を行い,1月に空自の本体派兵と陸自の先遣隊の派兵が行われようとしている緊迫した情勢になっています。小泉政権は人々の「派兵反対」の声を踏みにじって,この1月から3月に武装した1000人規模の自衛隊を本格的に派兵しようとしています。
 「私の彼を行かせないで|たった一人の署名運動の詰事を拡大して背中のブッハに取り付けています|
 この様な情勢の中での署名行動だったのですが,思ったより反応が冷ややかという感じでした。小泉首相の「人道支援のため」との派遣理由をそのまま信じてしまっている人が増えたように感じました。「自分は賛成だ」といって去っていく人が結構目立ちました。そのような人に何故賛成なのか尋ねても「言う必要はない」などと言う人が多いのですが,「国を守るために必要だ」「北朝鮮などメチャクチャな国が何をやるかわからない」「北朝鮮が日本を攻めてきたときにアメリカに守って貰うために,同盟国として自衛隊を派遣することに賛成」といった回答が返ってきました。

 一方で,「この派兵は,教育基本法の改悪や憲法改悪,そして徴兵制(あなたの恋人や親,兄弟が兵隊として出兵することになる)が狙われているが,これらとつながっている」と自分の問題に結びつけて話をしたら,署名をしてくれた人もありました。

 反応のよくないときでも,確実にやってくれる人はいて,この日も,終わってみれば1人当たり20筆位は集まるという状況でした。
 説明を聞いてもらっています|
 署名活動を梃子に,1月から3月数十万人規模の大結集を実現させるために奮闘したいと思います。
街頭宣伝行動

いつ:2004年1月18日(日)
どこで:千葉市中央区中央
呼びかけ:とめよう戦争への道!百万人署名運動
千葉県連絡会

リポート : T.M..さん
 1月18日,県連絡会主催の合同の街頭行動を行い,6名の参加で150筆余りの署名が集まりました。
 この日は,来週(1/25)予定されている“STOP!イラク派兵 船橋行動”へ向けた行動やSIBUYAのワールドアクションの行動と重なり参加人数は多くありませんでしたが,百万人署名運動と市民ネットワークの合同の行動になりました。
 1月16日,陸上自衛隊の先遣隊が派兵されていき,さらに1000人規模の本体の派兵が行われていこうとしている中で,県事務局を先頭に「自衛隊の派兵は,イラクの人達のための人道支援や復興支援にはならない。石油資源略奪のための派兵だ。派兵を止めよう」「共に声をあげ,行動を起こそう」「署名をお願いします」と交替でマイクを握りガンガンアピールしていきました。
STOPイラク派兵1.25船橋行動

いつ:2004年1月25日(日)
どこで:JR船橋駅北口
呼びかけ:STOP!有事法制船橋連絡会、船橋市議会3会派
リポート : 管理人
  STOP!有事法制船橋連絡会(*1))と船橋市議会3会派(*2)の呼びかけにこたえ、CIVIC−ACTION千葉の多数の仲間をはじめ80人もの人びとが日曜日の午後JR船橋駅北口に立ちました。

 リレートーク、ビラ配り、署名活動と、街を行く人びとに力いっぱい呼びかけを行いました。 また、その後のパレードには200名を超える人々が船橋の目抜き通りを千葉土建の街宣車を先頭に横断幕、アピールボードをもち、「人道支援に軍服は要らない!米英はイラクの占領をやめろ・・・」と元気良くシュプレヒコールを行いながら行進をしました。

(注)
*1:「有事法制反対船橋センター」、「船橋憲法を生かす会」、「とめよう戦争への道!百万人署名運動千葉県京葉連絡会」の3団体で結成したもの。
*2:「市民社会ネット」、「民主市民クラブ」、「日本共産党船橋市議団」の3会派

 リレートークでは「いま日本が再び戦争国家への歩みを始めていることへの恐怖」、「米英の占領がイラク復興の妨げになっていること」、「小泉「首相」が憲法を騙(かた)って軍事行動を糊塗する「イラク復興人道支援」を言いふらしていること」、「憲法を踏みにじり改悪が目前に迫っている。民衆が立ち上がるときが来た」などなどが訴えられました。以下リレートークでの発言順にその要旨を掲載します。(文責:とめよう戦争への道!百万人署名運動ちば・いちはら連絡会HP管理人)

    

(CIVIC−ACTION千葉 Oさん)
 後日掲載します。
 
(船橋憲法を生かす会 Kさん 元教員)
 自衛隊員の壮行をテレビで見ると、1943年、代々木国立競技場で行われた「学徒壮行会」とどうしてもダブって見えてくる。あのとき民衆がなにもしなかったことが悔やまれる。現憲法は敗戦後の議会で議決された正当なものだ。教え子を再び戦場へ送るなと運動してきたがこれが踏みにじられた。少子化時代を迎えお金の掛からない軍隊(徴兵制)が作られるのは目に見えている。(このとき通行人のサラ−リーマン風の男が「脅迫するな」と大きい声を出して逃げるように通り過ぎていった。やはり彼も徴兵制で引っ張られるのが怖くてこのような捨て台詞を言ったのではないか)
 他人ごとではなくなってきた。若い人たちは分って欲しい。

(市民社会ネットワーク Uさん 船橋市議)
 船橋市は平和都市宣言をしているにもかかわらず、船橋市議会や市長はイラク派兵に反対する決議に賛成をしない。逆に、「議場に日の丸を掲げるように」との陳情の採択を強行してしまうなど思想・信条の画一化を強めている。
 自衛隊の派兵は(憲法、自衛隊法に違反するばかりでなく)イラク特措法にも反している。ぜひ、私たちのパレードに参加して欲しい。

(日本共産党 Iさん 船橋市議)
 ブッシュのための仕方がない人道支援ための派兵か。アメリカの占領はイラク復興の妨げになっている。アメリカ国内でもイラク派兵反対の世論が高まってきている。日米軍事同盟は考えなければならない。(日本国憲法ができたときの副読本の復刻版を示しながら)「この憲法を未来に繋ぎましょう」と締めくくった。

(大洲中学校3年生有志作詞による「ねがい」という歌を5名のグループが歌いました。)
 譜面の写真を添付します。



(百万人署名運動 Mさん 青年労働者)
 世論調査では80%がイラク派兵に反対であった。しかし、最近では賛成が増えてきている。小泉「首相」の言うことを鵜呑みにしているとしか言いようがない。 イラクの民衆は雇用を何とかして欲しいと言っている。自衛隊ではどうにもならないではないか。 世論調査で反対と答えるだけではだめ。署名やデモなど行動で示して欲しい。
 イラク派兵は平和憲法に違反するからだめなんです。 イラクの人々を敵に回すからだめなんです。 (侵略軍の)米英軍の支援をするからだめなんです。

(民主市民クラブ Kさん 船橋市議)
 イラクの人々に役に立つのであれば賛成というが、今まで世界の紛争地域の支援に本気で取組んできたことがあるのか。 アメリカの権益を守るための支援であることを見据えよう。 国際貢献は世界の国々とつながって、私たち自身の手で一歩一歩進めて行こう。

(憲法を生かす会 Wさん 敗戦時国民学校2年)
 あの惨禍を私たちの手で再び子どもたちに課するようなことがあってはならない。 戦争は憲法前の問題だ。自分の親、兄弟、愛する人を殺すからだめなんだ。イラクの人を殺すからだめなんだ。 戦争の恐怖は体験しなければ分らない。 小泉だけの責任ではない。 これを許すのは私たちの責任だ。

(市民社会ネット Sさん 船橋市議)
 人びとの心を繋いで平和を作り出そう。 (国や市の)議会の意志は市民とかけ離れてしまっている。 今行動しなければどうにもならないところまできている。一人ひとりができることをしよう。 私たちの子どもや孫が戦場に引きずり出される世の中にして良いのか。 イラクの人自身が立ち上がれる復興支援を。 船橋市議会3会派は超党派で立ち上がっている。 暴力で平和はつくれない。イラクへ軍隊を送ってはいけない。

(日本共産党 Kさん)
 「人道支援」、「復興支援」の名を騙って憲法を踏みにじっている。 「国際協調」というが世界の趨勢を見よ。 世界の大半はブッシュの戦争や占領にNOと言っている。 イラク派兵は日本を変えてしまう重大問題です。

(百万人署名 Kさん 小牧現地支援闘争に参加)
 1月22日小牧航空自衛隊の基地で派兵反対の行動に参加をした。
 航空自衛隊が行う武器、弾薬、アメリカ軍兵士の輸送は憲法違反だ。 米英軍の使った劣化ウラン弾でイラクの人々を苦しめ続けている。 自衛隊の中でもこんな正義のない戦争はイヤだとの声が拡がっている。
 Kさんの現地集会参加報告はこちらです。

(3人の高校生から)
 自分が派遣されたらと思うといても立ってもいられない。
 自分の知り合いの自衛隊員の家族の話では、イラク派兵に反対したいけれど隊内部の圧力が凄くて表立って反対を言えないでいる。

    

(管理人から)

 最近行われた毎日新聞の世論調査では、自衛隊のイラク派兵について、「賛成」が47%(12月比+12%)、「反対」が47%(12月比−7%)となっています。

 賛成する理由の53%が「イラク復興だから」、27%が「中東安定のため」、13%が「米国への協力のため」、5%が「自衛隊の評価につながるから」との内訳になっています。
 このように「賛成」する人びとの80%が政府・与党の宣伝を鵜呑みにして回答していることが分ります。
 政府・与党のマスコミを利用しての「嘘の大宣伝」に対し、小なりとはいえ、私たちの訴えがいかに大事なものかを裏付ける数字です。

 アジア太平洋戦争では「戦争に反対する大きな声」がないまま日本社会全体が戦争への坂道を転げ落ちてゆきました。 そして、アジアと国内の民衆に膨大な犠牲者をだしました。 この反省に立つ現在の憲法は制定過程がどうであれ、当時の民衆に熱烈な歓迎をもって迎えられたことは間違いがありません。

 戦後、戦争犯罪者の「改憲」意志を引き継いできた自民党は数々の反憲法的な諸政策を行ってきました。 しかし、民衆の「再び戦争をしてはならない」との強い原体験に阻まれて、兵を海外に送らず、他国の民衆を一人も殺さず、また日本の民衆も殺されずに今日に至っています。

 日本国憲法はこのように民衆によって好意的に受け止められてきましたが、自民党は「憲法や教育基本法は50年もの間手をつけずに来たのだから改正すべきだ。」などと、理由にもならないことをいって、「理想的」な大日本帝国憲法、教育勅語の復活を目指しています。 彼等の頭こそ50年間もの間、思考停止を続けてきた証ではないでしょうか。

 はからずもイラク特措法審議の参考人の意見陳述で、「中東諸国の人々が日本の民衆に対し、『敗戦の体験を踏まえ、戦争をせず、平和を守ってきた尊敬すべき国民』との信頼感をもってくれている。」ことが分りました。 民衆の「戦争原体験」の継承を葬り去ろうとする政府・与党の施策によって、少なからぬ人々が日本国憲法の価値を見失いかけています。 しかし、日本の少なくなった戦争の「原体験者」に替わって、いまも戦争のさなかにある中東諸国の人々の悲惨な体験が私たちの行くべき道をはっきりと教えてくれているのではないでしょうか。

写真リポートはこちら
1.22小牧現地闘争に参加して

いつ:2004年1月22日(木)
どこで:愛知県小牧市 航空自衛隊小牧基地
呼びかけ:とめよう戦争への道!愛知県連絡会
リポート : Kさん(千葉県連絡会)
写真提供:とめよう戦争への道!栃木県連絡会
2004馬1月22日自衛隊小牧基地から航空自衛隊本体のツラハ派兵に荒議して‖現地でデモを行うとめよう戦争の道(不万人署名運動の人びと
 1月22日、小牧基地から航空自衛隊隊本隊がイラクに向けて派兵が強行されようとしている。イラクに殺し殺されにいくような侵略派兵は絶対に止めな〈ちやいけない。 黙っていてはいられず、休暇をとり、職場の仲間のイラク派兵を止めてくれという気持ちのこもった署名を携え、小牧現地闘争に参加した。
航空自衛隊本体を運ぶ政府専用機に荒議をする人』
中央の小さく見えるのが政府専用機


早朝、氷点下の厳寒、吹雪のなか小牧基地南端のエアフロントオアシスに到着した。目の前の基地滑走路には「日の丸」のついた政府専用機がとまっている。 「日の丸」のついた飛行機がイラクに行く、過去来たた道ではないか、そんなこと許されるわけがない。

 午前9時、全国から続々と労働者、学生が600人結集し、集会が始まった。 参加者から「私たちが侵略出兵を阻止し、小泉政権を倒そう!」「自衛官は出兵命令を拒否しよう!」と寒さも吹っ飛ぶような熱のこもったアピールが続く。頭上に訓練中の自衛隊機が爆音を轟かせて着陸を繰り返していたが、そんなものを物ともしない圧倒的な集会であった。


舜会中に頭上を着陸しようとする自衛隊機’c130か
集会中頭上を飛び去る自衛隊機C-130か
 そして集会終了後、正門ゲートに向けてデモに出発した。 基地と隣り合わせの生活、家族が知り合いがイラクに向けて出兵しようとしている。 小牧市民が私たちのデモに注目している。 わざわざ表に出てエールを迷ってくれた青年労働者もいた。 私たちのデモが正午ごろ正門にさしかかると、何百人もの警察機動隊に守られた数十人の右翼が「自衛隊よ、命を惜しまず頑張って来い」などと「日の丸」を掲げ、大音量で怒鳴っている。 戦前「日の丸」で労働者、学生を天皇の名の下、戦争に送った過去の許されない歴史が繰り返されようとしている。 右翼に怒りのシュプレヒコールをあびせ、飛び掛ってこようとする右翼を跳ね除け、仲間が「全ての出兵を中止し、イラクから撤退せよ」と申し入れ書を読み上げ、3万筆のイラク派兵反対署名を基地司令部に手渡した。


影翼‘警官隊の「芭い歓迎」を受けながら正門双で申入れする
右翼・警官隊の「熱い歓迎」を受けながらの申入れ






 午後3時ごろから各団体からの申し入れ行動が基地ゲート前で行われた。 元自衛官の青年労働者は涙ながらに「自衛官のみなさん!こんな不正義な侵略戦争に加担するのはやめてくれ! こんなことをするために自衛官になったわけじゃないだろ。 勇気を持って出兵命令を拒否してくれ」 と申し入れ行動を行った。 
 私も申し入れ書を基地司令部に向けて読み上げた。 「イラクの人たちを殺しにいくのはやめてくれ! 出兵命令を拒否しよう! あなたたち自衛官が倒さなくちゃいけないのは小泉だ!石破だ!」と。 

 4時過ぎに派遣自衛隊員が政府専用機に乗り込むという情報が入り、私たちは怒りのシュプレヒコールを上げ続けた。

 帰宅後テレビのニュースで政府専用機に乗り込む自衛官の様子が流れていたが、何度も見送りの家族をふりかえっていた。 自衛官もこんな不正義な戦争に送り出されるのは本音ではないのだ。 私たちは自衛官やその家族を揺り動かすような闘いを、さらに大きなものとして、「占領軍のイラクからの即時撤退、陸上自衛隊の本体派兵を中止、戦争遂行小泉政権を倒そう」と多くの人たちに呼びかけていかなければならない。 参加してみて小牧のような闘いをさらに大きなものとして叩きつければ絶対戦争は止められると確信した。

 お詫び:栃木県連絡会の写真集へのリンクは都合により削除いたしました。
街頭宣伝行動

いつ:2004年1月29日(木)
どこで:千葉市中央区中央
呼びかけ:とめよう戦争への道!百万人署名運動
ちば・いちはら連絡会(千葉県連絡会)
リポート : T.M..さん
 この日は靖国裁判があり,それが終わってからの署名活動でした。平日の昼間ですが,5人が参加し,100筆以上の署名が集まりました。
 
 この日は,賛成だ,反対ではないという人の声を聞けたので紹介しておきます。
 @「行くのが当たり前だ。悪いやつをやっつけるのは当たり前だ」 → Q「悪いやつとは誰ですか。イラクという国ですか。フセインなのですか」 → 「フセインやビンラディンだ」 → Q「フセインはつかましたよ」 → 「本物かどうか分からない。あのビル(向のビルを指さして)が自爆テロで攻撃されたら(9・11のように)どうするつもりだ。日本だけ行かないと言うのはエゴだ。国際社会の一員として行くのは当然だ」
 A「人道復興のためなら賛成。自衛隊が戦争に行くのは賛成できないので考えてしまう。」

 ビラのはけがいい感じでした。自分は反対じゃないと言って去っていく人が目立ちますが,すっと署名をしていく人も確実にいます。
イラク派兵の「国会承認」反対!
小泉辞めろ!1・30デモ


日にち:04年01月30日(金)
場所:日比谷公園
呼びかけ:百万人署名運動
リポート:T.M.さん
 1月30日、百万人署名運動は、自衛隊のイラク派兵の「国会承認」に反対して、日比谷公園から霞ヶ関,銀座周辺のデモを行いました。

 
衆議院でイラク派兵の「国会承認」採決が強行されようとしている情勢下で,国会承認反対,派兵反対を訴えました。

  写真へのリンクはこちらをクリックしてください。

有事法制反対! イラク占領反対!
世界の戦争に反対する仲間たちと!


  <1月の行動の記録 >