行動の記録(06年6月) <前月までのバックナンバーはこちらです> |
6/2の「教育基本法の改悪とめよう全国集会」にいってきました。
この日は共謀罪の強行採決か?という緊迫している中で行なわれ、参加者は興奮と「笑み」のなか、熱気ある集会となりました。千葉からは千葉高教組や全教千葉、千葉退職者教師の会などの多くの仲間が集まっていました。集会終了後は国会まで請願デモへ。
そうなんですよ。民衆は、労働者は嘆いている場合ではないのです。この日も上部団体を超えて集まった3000人は「絶対に戦争をとめてやるぞ」という思いです。共謀罪も教育基本法も国民投票法案もまだまだ決戦の渦中です。 ともにがんばっていきましょう。 6/10は柏で共謀罪反対の街宣を17:00〜18:00まで行ないます。
お時間ある方はぜひよろしくお願いします。
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共謀罪反対の国会座り込みに行ってきました。
この日は「共謀罪・破防法に反対する共同行動」の仲間50名が座り込みを続け、夕方、ついに「今国会では成立断念。次期国会へ継続協議か」のニュースが流れると、「継続を許さず、廃案までたたかおう」との決意がどしどし共謀されました。
座り込みと同時に議員事務所へのビラ入れや社民党議員への申し入れをおこない、議員へのアピールも続けました。 一方、すわりこみの前を拉致問題家族者の会・事務局長の増本某がとおりかかると、「北朝鮮への経済制裁をやめろ」「経済制裁は戦争だ」との弾劾が浴びせられました。
「拉致問題」の真の解決は戦争をやめることーこの1点に尽きます。
当面の行動は10日の「一億2千万、共謀の日」大行動(各地の共謀をここで「密告」しちゃいます)と、13日の「超党派国会議員と市民の集い」です。とくに13日は平和フォーラムや連合が参加するといわれ、大統一戦線で、共謀罪廃案まで戦い抜こう。
6/10は柏で共謀罪反対の街宣を17:00〜18:00まで行ないます。
お時間ある方はぜひよろしくお願いします。
18:30〜はアミュゼ柏で「憲法を考える市民の集い」(講師・渡辺治さん)です。 (W)
写真集はこちら 保坂展人のどこどこ日記(吉報 ! 共謀罪の今国会成立なしが確定) 破防法・組対法に反対する共同行動HP |
憲法を考える市民の集い&共謀罪反対街宣(6/10)
場所:柏市 主催: |
10日は柏の「憲法を考える市民の集い」に参加してきました。450人というこれまで最大の結集で、千葉高教組や全教などたくさんの仲間が参加しました。
講師の渡辺治さん(一ツ橋大学教員)は、経済の問題と戦争の問題を両輪としてお話され、改憲は政界や財界の要請によるもの。グローバル経済や中国への日本企業の進出が原因、とお話されていました。
また60年安保の高揚が、その後容易に改憲を提起できなくなるしばりになった、という見解も的をついています。
残念なのは彼の話には「市民」「共産党社会党」という話は盛んに出てくるのですが、「労働者・労働組合」という言葉はついに出てきませんでしたね。問題の核心はそこで、今は教育労働者が要なのですが。 |
6月10日(土)は、「共謀罪新設反対 国際共同署名運動」が呼びかける「一億二千万、共謀の日」。私は「共謀罪に反対する表現者たちの会」有志で結成された闘うメイド集団「アンチ共謀罪ガールズ」(以下、アン★ガールズ)の皆さんたちと、秋葉原でチラシ配布に署名活動、シール投票、アピールできょーぼー☆してきました。ここでは10人以上が集まってきょーぼー☆し、にぎやかな行動となりました。
秋葉原はいま、メイド喫茶が隆盛を極める、言わずと知れた「オタク」の聖地。そんな秋葉原で、メイドコスプレに身を包み、チラシを配るアン★ガールズの奮闘ぶりは俄然注目を集め、マンガ家の山本夜羽音さん(国際共同署名運動呼びかけ人)が「萌え系」に仕上げてくれたチラシを興味深そうに読む人が続々。シンガー・ソングライターZAKIさんの歌う「へんな共謀罪」の生歌生演奏も冴えまくりです。シール投票では「共謀罪反対」にどんどん票が集まり、署名も次々に増えていきました。 そんな状況に危機感を覚えたのか、k察のオジサンたちが、付近からの「通報」を理由にきょーぼー☆のじゃまをしに来たのです。これにはアン★ガールズをはじめ、私たちのサポーターの弁護士さんを交えてみんなで抗議しました。 そこでk察の石頭オジサンは、「あんたたちのその格好は何だ?」とか「オレには権限がない」などと言い放ち、私たちの失笑を買う始末。その間にも私はチラシ配布と署名を続けながら、「皆さん、あれを見てください。共謀罪ができたらどうなるか想像してみてください」と呼びかけました。 長い押し問答の末、k察が退散したところで元気にアピールを再開です。私もマイクを握り、「アン★ガールズがメイド服でチラシをお配りしているのも、単に人目を引くためだけではありません。共謀罪が成立すれば、アキバ系の文化だって危なくなるからです。昨今、この秋葉原をはじめ各所で、オタクを狙った所持品検査が相次いだように、何かの『事件』と結びつけて『有害な文化』を取り締まろうという動きがすでにあります。例えば同人誌の編集会議だって、共謀罪で引っかけられるかも知れません。アキバにお集まりの皆さんも、ぜひ自分の問題としてとらえて、共謀罪に反対しましょう」と訴えました。 きょーぼー☆をじゃましに来たk察が、人のいでたちにまで文句をつけてきたさまを見るにつけ、k察の勝手な判断で共謀罪が運用される危険性をますます強く感じさせます。 さてその後、水谷橋公園での銀座集会に移動。 ここでは、さっきまで秋葉原できょーぼー☆したアン★ガールズや、相模原の橋本駅前で街宣をキョーボーしたあとここに駆けつけた婦人民主クラブ全国協からの報告などを受けて、日比谷公園に向け意気揚々とデモ行進に出発です。 「すべての『対案』を許さないぞ!」「継続審議ではなく、廃案に!」と訴え、アン★ガールズの皆さんは沿道にどしどしチラシを配布していきました。デモが数寄屋橋の手前に差しかかったとき、右翼の街宣車が大音響で、しかも対向車線からではなく、デモの列に車を横付けにして妨害に来たのです。 私たちも負けじと、「右翼は帰れ!」「デモの妨害を許さないぞ!」と声をふり絞りました。それと同時に、私は歩道に向かって、「市民の皆さん、あれを見てください。自由と人権を求めるデモを暴力で踏みにじる右翼を許してはいけません!」と呼びかけると、うなずいて反応してくれる姿もありました。 右翼の妨害を追い払い、敢然とデモを貫徹して日比谷公園に到着し、まとめの集会です。千葉でキョーボーしてきた動労千葉からは安全運転行動の報告を含めた訴え、また山谷の日雇労働者支援の方からの発言を受け、ZAKIさんの「へんな共謀罪」の歌と「団結ガンバロー」で行動を締めくくりました。 「一億二千万、共謀の日」はアイデアもよく、ネットの力を軸に全国各地で草の根的な広がりを見せたものとなったようです。この力をつなげて、「継続審議ではなく、廃案に!」の声を高めていきましょう。 ********** <6/15追記> 下のリンクの「共謀罪反対 THE INCIDENTS」に、当日の秋葉原でのk察によるアピール妨害と、数寄屋橋付近での右翼によるデモ妨害の模様が動画で公開されています。 「規制」の根拠となる条文すら答えられないオソマツぶりと、アン★ガールズのメイドコスに文句をつけるk察。そうかと思えば、右翼が引き起こす「交通妨害」にはソフトな対応のk察。こんな人たちに私たちの自由を奪われるわけにはいきません。 共謀罪反対 国際署名運動「一億二千万、共謀の日」 ⇒ http://www.kyoubouzai-hantai.org/news/siryou/060610kikaku.htm JANJAN ⇒ http://www.janjan.jp/government/0606/0606105841/1.php 共謀罪反対 THE INCIDENTS ⇒ http://incidents.cocolog-nifty.com/the_incidents/ 「表現者たちの会」共謀罪ブログ(暫定版) ⇒ http://wave.ap.teacup.com/kyobozai/ ZAKIさんの「へんな共謀罪」の歌が聴けます ⇒ http://zaki.seesaa.net/article/17326549.html#comment (R) |
街頭行動 6/11(日)
場所:千葉市 主催:とめよう戦争への道!百万人署名運動・ちばいちはら連絡会 |
今月の街頭行動は,4日に続き行った。5名の参加で憲法9条改悪反対署名をみんなで100筆いただくことができました。
一昨日(9日)梅雨入りしたとかで,雨模様の中の署名行動となった。ガード下に避難しての署名集めで,マイクも使わず,幟も立てずに署名板とビラだけを手にとおる人に片っ端からお願いしていきました。 (T) |
憲法学習会 6/16(金)
場所:千葉市 主催:とめよう戦争への道!百万人署名運動・ちばいちはら連絡会 |
この日は,ちばいちはら連絡会の6月例会で,憲法学習会をメーンに行いました。講師には,「憲法と人権の日弁連をめざす会」の鈴木達夫弁護士にお願いし,自民党新憲法草案と国民投票法案をテーマに,お話をしていただきました。
始めに憲法とはということで,歴史的に「憲法が生まれるのは革命かクーデターがあったとき」で,日本国憲法の成立と性格はフランス革命でできた憲法と同じブルジョア憲法で,戦後革命危機を乗り切るために,9条の戦争放棄と戦力不保持を謳った特異性を持ったもので支配層にとっては望ましいものではなく,戦後まもなく支配階級の側から執拗な改憲策動が加えられてきたといったことが話されました。 続いて,本題の自民党「新憲法」草案に移り,前文と9条についてを中心に話されました。そして,9条を護る人民の論理として,イ.国家とは大資本と大企業の支配の道具で,その国家がやる戦争だから民衆を護るはずがない。ロ.日本の過去も帝国主義国家であり,ゆえに侵略戦争しないと生き延びられない。ハ.排外主義と必死に闘う,民衆の国際連帯が重要だということが語られました。 そして,憲法改正国民投票法案がついに国会に上程(5/26)されたが,これは単なる「法の不備」を是正するものでも,「単なる手続き法」でもなく,改憲が具体的な政治日程にのぼっているなかで出てきているもので,この法案の問題性と改憲攻撃との一体性が語られました。 最後に,改憲は一種のクーデターで議会制民主主義から権力の強権や,天皇をもっと持ち出してくる統治形態の転換が狙われており,だからこそ,逆に民衆の統一の条件が無限にあるということが語られました。 改憲阻止の運動がスタートしていますが,有意義な一日となりました。 後日,早めに講演記録を掲載したいと思います。 (T) |
街頭行動 6/18(日)
場所:千葉市 主催:とめよう戦争への道!百万人署名運動・ちばいちはら連絡会 |
前回に続き雨の中の署名活動となった。3名の参加で憲法9条改悪反対署名を合計で58筆いただくことができました。
9条改悪反対のビラと合わせて,6・30船橋集会のビラも配っていった。ビラの受け取り具合はあまりよくないが,そこそこはけていった。 (T) |
街頭行動 6/25(日)
場所:千葉市 主催:とめよう戦争への道!百万人署名運動・ちばいちはら連絡会 |
今日は県連絡会の発送日であり,しかも東京でもいくつか集会があって,参加は2名だった。合計41筆の署名をいただくことができ,ビラは9条改悪反対のと合わせて,6・30船橋集会のを配っていき,それぞれ100枚強を配ることができた。 (T)
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とりあげないで!私の学校 枝川朝鮮学校を応援する集い
6/25(日) 場所:江東区文化センター・大ホール 主催:枝川朝鮮学校を応援する集い実行委 |
6月25日(日)、東京・東陽町の「江東区文化センター」で行われた「枝川朝鮮学校を応援する集い〜映画&トーク&歌と踊り〜」(同集い実行委員会主催)に参加してきました。「パッチギ!」の映画上映に井筒和幸監督のトークという豪華さもあってか、会場は参加者であっという間に埋まり、12時半の開演時にはすでに立ち見がおおぜいという盛況ぶりでした。
東京都から立ち退きと地代請求の不当裁判を起こされている、枝川の朝鮮第二初級学校。昨年、「パッチギ!」のエグゼクティブプロデユーサーの李鳳宇(い ぼんう)さんらをゲストに同校グランドでイベントが開催され、その模様は『百万人署名運動全国通信』2005年5月号にて私がリポートしたとおりですが、今回はそれにつづく大きな支援集会です。司会は、この問題にずっと取り組んできた中村まさ子江東区議(市民の声・江東)が務めました。 まずは朝鮮第二で学ぶ子どもたちによる、かわいらしい歌と踊りの披露から。みんな鮮やかな民族衣装で飾っていますが、これは昨年の支援イベントでの収益金をもとに新調したものだそうです。子どもたちの「この衣装は皆さんがくださった衣装です」というあいさつに、そして「私たちが大人になるころには、祖国の統一を」との願いに、大変胸を打たれました。 昨年から始まった「枝川朝鮮学校支援都民基金」から、今年はスクールバスが贈呈されることになり、大津健一共同代表から朝鮮第二の校長先生に目録が手渡されました。もう1人の共同代表は在日外国人問題の研究と発言を続ける田中宏さんですが、田中さんは石原都知事が一橋大学出身であることに対抗して、この基金では「一橋大学名誉教授」の肩書を意識して使うようにしているということです。 さて、休憩をはさんで今回のメインイベント、「パッチギ!」の映画上映と井筒監督をゲストに招いてのトークです。聞き手は、大阪の朝鮮学校出身の李昌興(い ちゃんふん)さん、枝川裁判弁護団の金舜植(きむ すんしく)弁護士。 井筒監督は奈良県大和郡山市出身、コンビを組む李鳳宇さんは京都・東九条の出身。ある種の「関西人どうしのつながり」がこの映画を生み出す原動力になったと言います。当時、KBS京都やラジオ関西(AM神戸)の深夜ラジオから流れてきた「イムジン河」を1、2度聴いただけだったのに、ある日突然李鳳宇さんから「これやらへん?」と持ちかけられて映画化までトントンと行き着いたというのですから、これは「在日」や部落差別の問題が全国でもとりわけ現実的なものとして鋭く問われていた関西という地で生まれ育った「経験」から来るもの、ということを強く感じさせます。 「パッチギ!」の主なキャストは、若い新人俳優ばかり。そんな彼/彼女らに「歴史認識」を養ってもらうために、助監督さんが中心となってイラストも交えたテキストを作り、映画の舞台となった1968年当時の社会情勢から、朝鮮半島の歴史、文化、風俗を学ばせたそうです。そして、キャストが役になりきって演じているうちに、そこで学んだことを深め、成長していったということです。なかなか示唆に富む話だと思います。 金舜植弁護士が、ぜひ「パッチギ!2」を作ってもらえないかと水を向けると、井筒監督は、枝川のことも織り込んだ映画を手がける構想を練っているところ。来年夏、「ヤスクニの季節」に対抗する形でぶつけたいと応じ、会場から期待をこめた大きな拍手があがりました。(本当はもう少し踏み込んだ話でしたが、ネタバレになるといけませんので控えておきます。) 最後に井筒監督を交え、会場の参加者も一緒になって「イムジン河」を合唱。枝川裁判の勝利、そして朝鮮半島の平和と統一への思いがひとつになった瞬間でした。北朝鮮の「テポドン」(これも日米による勝手な呼称)危機が喧伝される状況をはねのけての今回の集会成功は、今後の情勢を切りひらいていく上で大きな意義を持つものであると実感しました。 (R) 枝川裁判支援連絡会のページ ⇒ http://homepage3.nifty.com/kinohana/edagawatop.htm JANJAN ⇒ http://www.janjan.jp/living/0606/0606260764/1.php |
一粒共有地強奪の反動判決 6/28(水)
場所:千葉地裁 |
きょう、千葉地裁で「一坪共有地強制買収裁判」の判決があって、傍聴にいってきました。
法廷へは間に合わなかったので、総括集会のみでしたが、内容は「NAAはお金さえ払えば買収は適法」とするもので、絶対に許せません。これは「価格賠償方式」というもので、それによればひとり230万円で買収が成り立ってしまうというものです。
一坪共有地は「三里塚周辺に土地をもつ会」のもので、法律上組合になっているものは、分割できないことになっています。(共有物分割はできない)
ところが、判決は空港建設の背景を全く無視して「この一坪共有地は組合ではなく、通常の共有」なので、共有物分割に当る、だから、強引に金をつかませてもよい」という判断を下しているのです。
しかも、その理由として
「十分な管理がなされていない」(大半が空港敷地内にある、あたりまえだ!)
「脱退者が出ている」
「面積(持分割合)が小さい」
「成田に土地をもつ会、の会則はあるが売却したい人の意識はない」などと、
反対運動に悪罵を投げかけているものでしかありません。
この不当判決を弾劾して、反対同盟防衛・北延伸粉砕をかけて7・2集会へ総決起を訴えます。
(W) |
6・30教育基本法改悪阻止! 船橋集会
場所:船橋勤労市民センター 主催:6・30集会実行委員会 |
教育基本法改悪阻止・共謀罪廃案・国民投票法案阻止し,憲法改悪阻止するための大統一戦線の第一歩の集会として,6月30日,教育基本法改悪阻止!船橋集会が行われました(6・30集会実行委員か主催)。
当日の写真集はこちらです
●映画「ファルージャ2004年4月」 県内初上映! イラクで米軍に街を包囲され、皆殺しに近い攻撃をされたファルージャ。 米軍はどのように攻撃したのか。 誰が米軍と戦ったのか。 住民はどのような被害を被ったのか。 ●発言 <教育現場から> 教育基本法改悪の先取り状況について(高校教員から) 小中の教員から 親の立場から <沖縄について> 沖縄戦体験者が語る今のオキナワ 辺野古に行って感じたこと(メル友・えびのからさんの弾き語り) <平和運動> 富浦での防災訓練について 軍事物資の輸送を拒否する!(鉄道関係の労組から) 6・30集会呼びかけ文 6・30集会案内ビラ |