行動の記録(07年1月)
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街頭行動 1/7(日)
 場所:千葉市
 年頭の9条変えるな!街頭署名をいつものところで行い,2007年のスタートをきりました。
 この日の参加は6人で,114筆の署名数,約250枚のビラ配付という状況でした。

 Rさんと久々のUさんがマイクを握り,昨年12月15日に強行採決された改悪教基法の弾劾,ワーキングプアの問題,安倍首相の「美しい国」の下で行われている現実について,といったことをアピールていきました。途中,東京事務局作成の「9条変えるな!アピール」とヨッシーとジュゴンの家のミュージックを流しながら行いました。

 ある女性(30歳ぐらい)が,「私は改憲派です」と言うので,「もう少し考え方を聞かせてくれませんか」と言うと立ち止まって話をしてくらました。「アメリカの傘に守ってもらっている平和は良くない。自分の国は自分の国の自衛軍で守るべき」「戦争は反対」と言っていました。戦争反対と考えるなら9条を変えることに反対の立場に立たなければ戦争反対にならないのに,と思いますが,そのような考え方の人も少なからずいるようです。こういう人を何とか獲得したい。 
  (T)
 
 この日の街宣は主要メンバーのうちの2人が参加できず、前半はNさんと私の2人、後半になるとKさんとJさんが駆けつけ、4人での行動となりました。
 いただいた署名は84筆、ビラは約170枚配布しました。強い冷え込みに加えマイクアピールもなしという状況でしたが、それにしては反応は悪くありませんでした。

 沖縄出身だという女の子2人が署名してくれました。沖縄なまりの抜けない声で「辺野古でオジイ、オバアが座り込んでるの知ってるよ。戦争反対だよね!」と言っていたのが印象的でした。もはや「ヤマトゥ」に住む多数派の人々にとって「憲法」「平和」が意識から遠のきつつあるなかで、沖縄(出身)の人々には決してそうではないことを感じました。

 その他、憲法9条が改悪されて「戦争」を前提とした社会構造が確立されれば、表現・言論の自由などといった市民の人権が総崩れになり、私たち市民にとって息苦しい社会を招くことを強調しながら、署名を呼びかけるよう心がけました。 
  (R)
 
 この日の参加は7人で,署名は148筆,手持ちのビラ120枚ぐらいの配付という結果でした。
 
Rさん,Uさん,そして動労千葉支援する会から事務局のKさんが交代でマイクでアピール。
 Rさんによると,「自分から寄ってきて署名をする人が多かった。Kさんもそんな様子だった」ということでした。参加者の数もまあまあで,署名数も悪くない数が集まりました。

 東京を中心にニューズウィークらしきもののコピーを拡げて辻説法をやっている中年の男性(「これから向こう側でやる」とか)に遭遇し(彼とは昨年も一度同じ場所で遭遇したことがある),1時間に渡る討論となった。
 彼は,選挙の時だけ街頭に出てくる既成政党の議員への批判は鋭い。憲法改悪,教基法の改悪,イラク派兵,格差社会の問題等共感する点が多い。彼がマイクも使わず話していると,信号待ちの多くの人が彼の掲げる資料に注目していました。また,私と話しているいるときも,周りの人が聞き耳をたてている様子だった。彼のやり方に学ぶ点が多いと感じました。
 (T)
 
 この日の参加は超久しぶりのNさんが駆けつけてくれ5人で,署名はちょうど100筆,ビラの配付約150枚という結果でした。
 
Rさんと動労千葉支援する会から事務局のKさんが交代でマイクでアピール。先週遭遇したニューズウィークのコピーを拡げて辻説法をやっている中年の男性も現れ,にぎやかな街宣となりました。

 積極的に署名に応じてくれる人が多いという感じの中,「変えることに反対ではない」というひとが何人かいたり,60歳くらいのある男性は,何度か近づいてきてくってかかってきました。「そんなこと(署名活動のこと)をやっていて,北朝鮮の核の脅威を知っているのか」と言うので,「アメリカの核の方が北朝鮮の何百倍も脅威とは思いませんか」と答えると,彼は「アメリカは日本には攻めてこない。日本を守っている。北朝鮮は日本を攻撃する危険がある」「非国民だ」と言うのです。
 以下,Rさんの感想です。  (T)

 街宣では、いつになく自ら近づいてきて署名してくれる人や、こちらが
「憲法9条の・・・」と声をかけるや否や、すぐにペンを取ってくれる人が
多く、署名を書きながら「憲法が変わったらイヤですよね」と言ってくれる
人もいました。

 署名してくれた85歳だと言う女性(60代くらいに若く見える)は、
自らが東京大空襲の罹災者であること、結婚するはずだった男性を空襲で
失ったことを話しながら、「戦争は絶対にダメです」と力をこめていました。