行動の記録(07年4月)
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国民投票法案阻止 4・11行動 4/11(水)  
 場所:東京・弁護士会館クレオ
 4月11日、改憲投票法案の成立前夜に開かれた「国民投票法案阻止・4.11行動」へいってきました。
 主催者の「憲法と人権の日弁連をめざす会」の高山俊吉さんは、「本日は労働者・市民・学生や弁護士の多くの仲間が集まっています。真剣であいまいさのない闘いをやろう。本日・明日の闘いが重要です。だがこれは体制側の危機なんです」とあいさつ。

 東京大の教員・高橋哲哉さんは「改憲へ向けつっ走っているからこそ強行採決しようとしている。改憲前夜というのは、明治維新についで重要な事態。その核は宗教と教育だ。今憲法9条の改悪で<自衛軍>を明記しようとしているが、旧日本軍のような強力な軍隊が復活する。これが9条改悪の目的。内村鑑三は1893年に、教育勅語不敬事件を起こす。政治的自由と良心の自由は、かかる試練なくしてありえない、と訴えた。そんな日本にさせないためにも闘っていく」と講演。

 自治体労働者を代表して、庄山正さん(自治労横浜・旭支部)は「改憲のための投票箱の管理や、開け閉めをするのは誰か?自治体労働者だ。そんな仕事はしたくないし、自治労百万がたちあがれば戦争協力拒否の闘いはできる。労働運動の力で改憲をとめよう」と訴えました。

 その後500人が水谷橋公園までデモを行いました。
 (注:改憲投票法案は、翌日の13日に衆議院特別委員会で強行採決されました。徹底弾劾します)
  (W)
 
街頭行動 4/1、8、15(日)  
 場所:千葉市
 この間の署名は、4/1、8、15に行いました。1日は、Rさん、Sさん、私の3人で、52筆の署名数、150枚のビラ、8日はRさん、Nさん、そして私の3人で、58筆の署名数、15日は、Nさん、Kさん、Fさん、そして私の4人で行いました。

 この日は,79筆の署名数,ビラの配付は4・22集会のと国民投票法案批判のを配りながら署名を集め、9条改憲批判のビラとリーフを署名をしてくれた人に配っていきました。

 15日のこの日は、常連のRさんの都合が悪く、ハンドマイクによるアピールは、録音したものとヨッシーとジュゴンの家の音楽を流しながら行いました。 (T)

 
街頭行動 4/22(日)  
 場所:千葉市
 この日は,Rさん,Kさん,Fさん,それに私の4人で,署名数,106筆,ビラ約200枚という状況でした。

 話しかけたら胸に例の「青バッジ」を付けていた人だったので,あえて署名の趣旨を簡単に話し,お願いしていったら,「戦争賛成」などと反論してきて,信号が青に変わると行ってしまいました。

  全体的には,ビラの受け取りは比較的良好。署名も話しかけていくと,ポツポツとやってくれるという状況でした。  (T)

 
「都教委包囲ネット」4.22集会 4/22(日)  
 場所:東京・飯田橋SKホール
 「都教委包囲ネット」が呼びかける4.22集会へいってきました。
 卒入学式対策委員会の近藤徹さんは「06年度は35名が処分を受けた。今年は41名が処分を受けている。06年の9.21判決を受けたものの、さまざまな逆流が流れているが、頑張っていこう」とあいさつ。

 八王子東養護学校の河原井純子さんは学校の様子を次のようにお話されています。
<私の勤務校は24時間酸素吸入の子供もいる。そういう中で私は5回目の不起立で停職3ヶ月を受けている。広島では5回不起立をしても、訓告だ。
 私は何かとく別なことをしているのではなくて、日常的な教育活動のつもりであることと、処分を受けても教育委員会と対話をしている。
 3ヶ月停職のみなので、その間は全国行脚しようと思っている。3人が集まれば北海道から沖縄まで出かけます。声をかけてください>と。
 
 教育労働者を孤立させずに、全ての労働者は改憲阻止・労組破壊と闘おう  (W)
 
改憲投票法案反対集会 4/27(金)  
 場所:東京・文京区民センター
 4月27日、改憲投票法案反対集会(文京区民センター)&デモへいってきました。
 100名が結集して、「戦争は労働者の団結でとめよう」「労働運動の力で革命やろう」とアピールが続きました。
 「労働者が立ち上げれば、ゼネストで闘えれば本当に民営化も戦争もとめられるんだ」職場の闘いを武器に、国会へ駆けつけましょう。  (W)
 
 今年はIさん,Fさん,私の3人で行いました。
 始めは,会場の入り口で“9条変えるな!”幟を立て,集まってくる人達にビラ,改憲手続き法批判パンフを配りながら,署名を行っていきました。昨年まではビラの受け取りが悪く,受け取る人はポツリポツリという感じでしたが,今年は良い反応でした。250枚用意した9条変えるな!ビラは1時間ではけ,パンフも持参した100部がほとんどがはけてしまいました。人々の意識が昨年と較べ変化してきているということを感じました。
 その後会場内に移って30分位でしたが,2人で集めに廻りました。
 署名数は全体で会場の外で53筆,中で41筆で計94筆で,取り組み時間,参加人数で見れば悪くない数だったと思います。

 自治労○○分会のグループは,始めにお願いした人が組合の役員らしく,「廻すから署名をやって」とみんなに廻してくれて,やってくれました。
 鉄鋼関係の労働組合の支部は,応じる人は少なかったけど,50前後の男性と討論になり,「署名を集めれば,改憲を止めることができるのか?」「現実に自衛隊がある。難しい」というようなことを言ってきました。「労働者が団結し闘うことが大きな力になる」と言うことを話しましたが,メーデーの意義を聞いてみればよかったかなと思いました。  (T)

 
 4月28日,船橋勤労市民センターで千葉県連絡会の総会が29名の参加で開かれました。全国事務局のKさんを講師に,国会での改憲投票法の審議状況を学習し,あわせて私たちの運動の拡大を図るために全員で意見を出し合い交流しました。参加者のみなさんありがとうございました。
  (県連絡会通信5月号より)


 去る4/28に行われた千葉県連絡会の総会のリポートを,別紙で作成しました。

                
(県連絡会通信6月号別添より)
 
 「憲法9条守る?変える?全国シール投票」  4/29(日)  
 場所:千葉市
 4月29日(日)、千葉のいつもの街宣場所で「憲法9条守る?変える?
全国シール投票」を、●人の参加でにぎやかに実施しました。
結果は次の通りです。

 9条を守る  244票(80.0%)
    変える  20票(6.6%)
 わからない   41票(13.4%)

 今回は風がやや強かったものの、好天に恵まれ、よいシール投票日和でした。
 私は主にマイクアピールで呼びかけを行ったので、全体的な反応ぶりはよくわかりませんでしたが、やはり「9条って何?」という人が多く、そういう人にはチラシの9条条文を示して、考えてもらいました。

 高生くらいの若い世代の往来が多い場所なので、「学校の社会科の時間で勉強したと思いますが、憲法の3本柱は国民主権、基本的人権の尊重、そして平和主義。その平和主義に関わる9条を守るべきか、変えるべきか、のシール投票です」「選挙に行けない未成年の皆さん、外国籍の皆さんもぜひ積極的に投票を」と、少し工夫しながらマイクアピールするよう心がけました。

 いつもの署名活動と同様、若い世代の反応がいちばん良かったのですが、今回は普段なかなか署名に応じてくれないオトナ世代(中高年層)や家族連れも気軽に投票していたのが印象的でした。
  (Rより)
  
憲法九条を守る?変えるか?全国投票プログより