行動の記録(07年6月)
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街頭行動 6/3(日) 
 場所:千葉市
 この日は県連絡会の発送作業が重なるなどの事情で、常連組のFさん、Tさん、Nさんが参加できず、Kさんと私の2名でがんばりました。9条署名45筆、ビラ配布約50枚という結果でした。

 途中、民主党の参院選立候補予定者の街頭演説を知らせる宣伝カーが通り、信号待ちで停車したので、私は車に駆け寄り、開いている窓から「民主党さんも9条改憲に反対してください」と言いながら、ビラを手渡しました。同じく街頭で政治問題を訴える間柄という意識からか、気持ちよく受け取ってくれました。

 声をかけるなり積極的に署名してくださる人も何人かいて、そういう人には「普段から憲法の問題には関心をお持ちでいらっしゃいますか?」と聞いてみると、「とにかく安倍政権は恐ろしい」「この国は憲法で守られてきたんだから」という答えが返ってきました。相対的に少なくなったかもしれませんが、こうした意識を持つ人も確実にいて、私たちの署名運動がそのような声の受け皿になっていければと感じました。  (R)

 
街頭行動 6/10(日) 
 場所:千葉市
 この日は,私一人の行動でした。始めの45分で20筆集まり,途中休憩を入れて実1時間半の行動で38筆の署名をいただくことが出来良い反応でした。ビラは手持ちの9条ビラ,改憲手続き法反対パンフ,全国通信のバックナンバーを署名をやってくれた人に渡してしていきました。
 後で聞いのですが,この日は雷雨で中止にしたとのことでした。私はこの日は別の用事があって行く予定ではなかったのですが,午前中に用事が済み急遽出かけたら誰も来ていなくて一人の行動になったということです。

 この日は,若い人を中心に,中高年(男女)も含め,意識的にやってくれる人が多いという感じでした。
 中学生だという二人組の女性は,「戦争反対だから,憲法改正反対」と言っていました。
 9条改憲に反対ではないと言う60代と思われる婦人は,話を聞くと「自分の国は自分で守るのが当たり前でしょう」と答えていました。
 70歳くらいの自転車で通りかかった男性に,「戦争反対,9条を変えるな!署名をお願いします」と声をかけたら,「憲法ですか」をいって,わざわざ自転車を降りて署名をしてくれました。
  (T)

 
 陸上自衛隊の「情報保全隊」なる組織が、自衛隊のイラク派兵に関して反戦平和運動をはじめ、マスコミの動向、著名人や国会議員の発言等に至るまで大規模な調査活動を行っていたことを示す内部文書を共産党が入手し、6月6日(水)に志位和夫委員長が記者会見でこれを公表、「違憲・違法・不当な市民監視」と、大きな怒りが巻き起こっています。
 この問題について、監視対象とされた個人・団体に幅広く参加を呼びかける形で14日(木)、東京・永田町の憲政記念館で「自衛隊による違憲・違法な国民監視活動についての報告・抗議集会」(共産党中央委員会主催)が開催されました。百万人署名運動の松戸駐屯地への申し入れ行動(03年11月)などで、私も監視された当事者でもありますので、集会の趣旨に大いに賛同し、参加してきました。

 まず、志位和夫委員長が報告。何よりも強大な軍事組織がこのような行為に手を染めていたことの重大性を強調、「文民統制」を根本から破壊する動きだと厳しく批判しました。また、問題発覚後の久間防衛大臣の開き直り答弁に対しても糾弾、こうした監視活動をやめさせるために全力を尽くすと決意を述べました。(詳しくは共産党HP参照)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-15/2007061525_01_0.html

 横路孝弘衆議院副議長(元北海道知事)、保坂展人衆議院議員(社民党)からのメッセージ紹介に続き、民主党の平岡秀夫衆議院議員が発言に立ちました。自らの選挙区が米軍再編で揺れる山口県岩国であることから、政府に反対する者への締め付けの厳しさを実感するとした上で、参院選で与野党逆転を実現し、参議院での国政調査権の発動でこの問題の解明を図ろうと訴えました。

 その後、同文書で監視対象とされた人や、各地で平和運動に取り組んでいる市民が続々と登壇し、怒りを表明しました。「『人間の盾』経験者男性(28)」などと記されていたフリージャーナリストの志葉玲さんは、「マスコミの反応がまだまだ鈍い。マスコミはもっと怒れ!」と檄を飛ばし、沖縄高教組の松田委員長は、「組合の旗開きが監視されたということは内部に自衛隊を潜り込ませたことに他ならず、大問題だ」として、不安と驚きをあらわにしていました。

 もう少し欲を言えば、志位さんの報告は『しんぶん赤旗』や党HPに掲載されている声明を基本的になぞるもので、もう少し別な角度からの話が聞きたかったと感じました。また、法律・憲法学者や、自衛隊問題に詳しいジャーナリストなどにお願いして、その立場から監視活動の問題点を明らかにするような企画があってもよかったかな、という気もしました。
 それはともかく、平日の昼間に立見が出る盛況ぶりで、また他党の議員の参加も得て集会が成功したことは、大いに意義あることだったと思います。私も監視された当事者として、監視活動の中止と実態の解明を強く求めるものです。

 それと同時に、浦安市で明るみに出た市委託の警備員による街頭活動への監視行為(当HPで既報、06年10月16日の新浦安街宣報告)も、引き続き中止と全容解明が必要だと感じました。これに関しては、警備員がどの集団・個人が、何名で、何時から何時まで、どんな活動をしていたかを詳細に記入した報告書が市に提出され、蓄積されていることがわかっています。市議会の質疑で問題を追及されても、市当局は「管理上の必要によるもの」という答弁で、行為の誤りを認めようと
していません。問題の本質からごまかしの答弁に至るまで、自衛隊文書問題と内容が酷似しているのに驚きます。改めて、浦安市行政による市民監視問題についても、厳しく追及していきたいと思っています。 (M)

 
 この間の街頭行動は,6/17(日),24(日)に行いました。
 17日は,Rさん,Kさん,Fさん,私の4人で,署名が61筆,ビラ配付が80枚という状況でした。
 24日はシール投票の予定でしたが,雨のため普通の署名行動に切り替えて行いました。
 Rさん,Nさん,Sさん,Fさん,そして私の5人の参加で,152筆の署名,200枚のビラ配付(全部配付)という状況でした。ハンドマイクをRさん,Sさんが交代で握り呼びかけていきました。
 
 以下は,24日の状況です。
 80代と思われる男性は,「憲法改正賛成。だけど9条は変えてはいけない。時代が変わった。国連を中心として平和を守るべき」「○○からミサイルが飛んできたらどうするのだ。自衛隊は自衛のためで,他国を攻めるためのものではない」と言っていました。
 70代と思われる男性は,「9条を変えることに賛成でも反対でもない。日本は,戦後軍隊もなく経済発展の良い思いをしてきた。それでは世界に通用しない」などと言っていました。アメリカと一緒に戦争日本をする国にしなければアメリカのブッシュらには「通用しない」かもしれませんが,日本に侵略されたアジアの国々の人々にとっては,日本が戦争する国になることの方が「通用しない」のではないでしょうか。二度と戦争をしないと世界の人々に誓って戦後再出発した道を貫くことこそが,日本の進むべき道だと思うのですが,いかがでしょうか。

 この日の署名行動は,私自身にとってはあまり良い反応のようには感じなかったけど,全体的には良い反応でした。
  (T)
 Rさん、Nさん、Kさんと私の4名で行いました。この日から夏時間に変更,それを忘れていた私は一人で開始。時間になってみんなが登場し,時になって夏時間に変更したことに気づくという始末。結局延べで5人の行動。、ビラは持ち合わせがゼロという状況でしたが,Rさんがハンドマイクで9条署名を訴えみんなで118筆いただくことが出来ました。
 
 30歳ぐらいの男性は,「戦争はよくないですよ」といって,サッと署名をしてくれました。一方で,20代後半と思われる男性は,「憲法を変えることに反対ではない」というので,理由を尋ねると「国を守るためには軍隊が必要。なっかったら守れない」「第二次世界大戦の時の,ロシア(ママ)の南下政策に対する防衛策」などと言っていました。30歳前後と思われる創価学会員だという女性は,自民党と一緒に強行採決を連発する公明党の姿を目の当たりにしても,「平和の党」だと疑わぬ様子でした。
 全体的に,良い反応でした。
  (T)