行動の記録(08年11月) |
11月2日 動労千葉など3労組が呼びかける労働者集会が5700名の結集で行われました。 昨今の金融恐慌に見られるように,資本主義的な在り方がガタガタと壊れている中で,労働者民衆の団結した闘いで社会を変革し,歴史を動かす力を持っていることを示す集会でした。 従来の基調報告に変わる呼びかけ労組からのアピールでは,率直に「今回の集会を開催するにあたって,労働戦線での闘い方の違い,意見の違いが見えてきた」ということが明らかにされました。そして「だからこそ,これまで以上に率直な意見を出し合い違いを認め合いながら一致点を探る議論を重ねた。『違いがあれば原則に立ち返り議論を進める』ことを基礎に置いて議論を進め」この集会を何があっても開催しようということで行われていることが話されました。 集会後のデモでは,昨年の開放感あふれる銀座の通りを満ちいっぱいに拡がるフランスデモを,警察は今年は絶対にやらせまいとデモ隊列を引き離し,しかもロボコップ姿の機動隊をデモ隊の一人一人の脇にくっつけ,「規制線圧縮」とかいって内側へ押してきたのです。抗議すると「あぶないから,つめて」「前に進んで」などと言って押してきたりしました。そのために私は前のデモの仲間の靴を踏んでしまったり,旗竿が他のと絡んでしまったりと,返って機動隊によってあぶない目に遭わされたのです。近くにいた別の県の仲間は機動隊に押され倒れそうになり,私はその人を支えようとしたのですが,私の持っていた旗竿の先が歯にあたってしまうということもありました。その人は「大丈夫」と言うのですが,それは「大丈夫ですか」て尋ねれば「大丈夫」って言いますよね,本当に「大丈夫」なのか1週間経った今でも気になってしょうがない。本当に機動隊こそが,危険にさらす存在ですよ。 権力側は威信をかけてデモ隊を弾圧してくるものでしょう。それをうち破って打ち抜くデモをやれるように,来年は1万を越える集まりにしたいと思います。 デモ終了地点では,呼びかけ労組や韓国やアメリカからの仲間達が暖かく迎えてくれました。 今回の集会の参加者を募るのに,従来は電話作戦が主だったのですが,今年は賛同人の所に訪問して呼びかけることを行いました。普段ほとんど合わない人達を中心に廻りました。「別の予定がある」とかで結果にはすぐには結び付かない人も少なくないのですが,顔の見える関係をつくることは大事だと思いました。今回訪問行動をやってみてよかったと思います。 (T) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 |