『生徒が主人公の卒業式をとりもどそう! 2・5総決起集会』
               「都教委包囲首都圏ネットワーク」の方(千葉高教組)のメール(2/5)より
全国の仲間の皆さん!
本日(2月5日)、東京の日本教育会館で、『生徒が主人公の卒業式をとりもどそう! 2・5総決起集会』が開かれ、大きな成功を収めました。集会には私たちの予想(500人)を上回る700人の方が参加され、会場の後方には多くの立ち見がでました。

この集会は、来る卒業式・入学式をどう闘うかをメインテーマに開かれましたが、集会の内容は大変感動的なものでした。

ある発言者は言いました。「私は教員でいたいから闘うのです」、と。またある発言者は言いました。「教員としての職務として闘うのです」、と。これらの発言の中には、「不起立」などの闘争が誰のため、何のためのものなのか、がよく現れています。

そして別の発言者は言いました。「これまで自分は職務命令で会場外の仕事にまわされていた。しかし、今回は卒業生を送り出すので中に入る。第二ラウンドの闘いがはじまった」、と。

また、多くの具体的な発言を通して、石原・都教委のやっていることがいかに非常識で、異常なものであるか、私たちの闘いがいかに常識的で、正当なものであるかがさらに浮き彫りにされたと思います。

また、集会では、
・沖縄・辺野古へり基地建設阻止の闘い 
・鉄建公団訴訟と国鉄労働者の闘い
・立川テント村のその後の闘い
・石川島播磨重工人権裁判の闘いなどの報告もあり、
「日の丸・君が代」強制反対闘争の持つ意義(戦争への動きを阻止する具体的な闘いにもなっている)もより鮮明になりました。さらに、保護者・高校生からの発言も感動的でした。

また、卒・入学式でのビラ撒き監視弁護をして下さる予定の弁護士さんからの発言もありました。

そして最後に、「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」の大内裕和さんから、東京での「日の丸・君が代」強制反対闘争のもつ意義とその重要性が強調されました。

全国の仲間の皆さん!!東京での闘いの戦列は整いつつあります。前衛もいれば中衛も後衛も、また遊撃隊も支援部隊も集まりつつあります。

さらに、大阪からの連帯挨拶もありましたが、各地での闘いも連帯しつつあります。終了後の交流会では、卒業式に向けて闘いの準備が整いつつある北海道の状況も報告されました。

ゲーテは『ファウスト』の中で次のように言っています。「知恵の最後の結論はこういうことになる、自由も生活も、日毎にこれを闘い取ってこそ、これを享受するに値する人間といえるのだ、と。」

だから私たちは、闘いによって情勢を切り開いていくでしょう。
全国の仲間の皆さん、共に連帯して闘いましょう。