「なくしちゃいけない!平和と平等
    守ろう!子どもの未来を」集会アピール

                           (06/02/25)
 教育基本法は、お国のために死をおそれず奉仕せよと説いた「教育勅語」に
代わって、教育の過ちの反省のもとに、1947年3月31日に制定されました。

 今、夢や目標をもちにくい社会となり、不登校、いじめ、ニート、人間関係の
希薄化など、切実な課題が投げかけられ、その問題を教育基本法を変えることで
解決しようとする動きがあります。
 教育基本法を変えようとしている人は、「もっと愛国心を持ってほしい」
「公共の精神より個人が尊重されすぎている」「子どもたちの荒廃、青少年犯罪、
家庭崩壊の問題を解決するため」などといろいろな理由をあげています。しかし、
それは教育基本法を改正することで解決することなのでしょうか?
 郷土や国を愛することは一見良いことのようにみえますが、国を愛することを
強制し、国家に貢献する人材をつくり、お国のため命を投げ出す日本人を育成
することにつながるのです。
 教育基本法には、21世紀こそ大切にしなければならない内容がたくさんあり
ます。
 平和な国家や社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値を尊重し、
勤労と責任を大切にする教育などの具体化が求められています。
 私たちは、いま改めて教育基本法を読み、理解を深め、その理念を実現して
いくことが大切です。
 憲法の全面改正反対を掲げ、心の中の自由を奪う「日の丸・君が代」の強制
にも反対し、多くの市民に訴え、申し入れていきましょう。

2006年2月25日(土)
        「なくしちゃいけない!平和と平等 守ろう!子どもの未来を」
        2/25市川・浦安みんなのつどい