県連絡会通信 web版 (2006年5月号より) <前月までのバックナンバーはこちらです> |
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ヤスクニ参拝と米軍3編61億ドル負担の外交取引をみとめないぞ! 「共謀罪」委員会審議入り,「教育基本法」改悪案の閣議決定 徹底弾劾! 「教基法を守ろう!千葉県実行委員会」は、改悪案上程には 即日抗議の駅頭ビラまき・記者会見予定。(13時、中央法律事務所5F会議室に集合) 来年参院選までに 100万筆の改悪反対署名を集め 大運道をおこそう 5・20全国集会に集まろう!! 5〜8月が賛同期限になる皆さん!賛同会費の納入をお願いします 上の皆さんは、5月末で「1年経過」となります。「更新のお願い」と振込用紙を同封しました。 改憲阻止の新たな暑名運動も開始されます。今年度分の会費をご送金ください。 また既に4月までに期限が過ぎまだ更新されていない方も、ぜひ、会費納入をお願いします。 4月から窓口の送金手数料が70円から100円に値上げされました。 ATMの送金料は据え置きで60円。(これも民営・合理化、労働者減らしへの一策!?) インフォメーション 5月 〜省略〜 《活動報告》 ☆街宣署名 〜署名数状況省略〜 「教基法」上程閣議決定 《教基法署名10万3干筆国会提出》 千葉では、4月9日の街宣で目標の7500筆に達しました。自民・公明の間で「愛国心」について、「愛国心」という表現は避け、「国と郷土を愛する態度を養う」として盛り込むことで合意が成立し、今国会提出が閣議決定され、連休明けにも提出かと言われます(注:4/28に上程)。しかし、表現は薄められても「国と郷土を愛する」の一句が基本法に入れば、国旗・国歌法がそうであったように、学校現場は一変するでしょう。「改正」案の目指すところは、現基本法の理念とは根底から食い違うのですから。前文の「平和を希求する」は削られ、「公共の精神を尊ぶ」が入れられます。さらに、10条の「教育は不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接責任を負って行われるべき…」の教育に対する国家行政の介入を抑制した部分は、無惨にも、行政が不当な支配に屈することなく、「法律に基づいて」行うべきものと書き改められたのです。国家こそが教育の主体であり、お国の為に役立つ子を、進んで命を投げ出す子を育てよと言うに等しい。もちろん、教師へのしめつけはもっときびしくなるでしょう。怒りをもって、引き続き教基法署名に取り組み、国会にも押しかけましょう。 「反対」162 「賛成」19 「わからない」16 「あなたは憲法9条を変えることに賛成ですか、反対ですか?」シール投票結果 4月29日(土)、千葉のいつもの街宣場所で、通行中の人たちに意見投票をしてもらいました。 このシール投票イベントは、自民党などの憲法改悪の流れに対抗し、全国で市民の意見表明として取り組み、世論を示そうというよびかけに応じた、4/29〜5/3統一行動に連なるものでした。時々パラパラとくるビミョウな空模様でしたが、午後二時からの1時問半で行い、上の結果になりました。 千葉・市原連絡会を中心に準備が進められ、当日参加は8人。「自衛隊を軍隊に昇格させようというのが改憲案です。賛成ですか、反対ですか」と投票をよびかけました。この交差点の通りは、いつも若者たちが多いところですが、投票に応じてくれたのもやはり若い人たちが中心でした。 採決せまる「共謀罪」に、秋葉原で反対署名 Mさんの報告 3/26(日)、東京・秋葉原で共謀罪反対の署名集めに立ちました。ご存じの方は少ないかもしれませんが、この秋葉原では、いわゆるオタクを狙った職質(職務質問)・所持品検査など、警察の治安強化(浄化作戦?)が相次いでいるそうです。『週間SPA!』などが報じ、インターネット上では、対象となった人の体験談を見ることができます。私が署名に立っていた間だけでも4、5人組の警官が威圧的に歩き回り、歩行者天国を舞台に花開く路上パフォーマンスヘの不当な介入を繰り返していました。 このように「アキバ系」的なものを「有害」と見なして警察が狙い撃ちにするさまは、市民運動や労働運動にも各種法令が選択的に適用され弾圧される姿と重なります。共謀罪成立下では「アキバ系」もまた無縁ではあり得ないということを訴えたくて、秋葉原での署名活動を行いました。「オタク弾圧」への危機感からか、意識的に署名してくれる人が多く、中には私に握手を求め、「がんばってください!」と声をかけてくれる人まで現れました。 会員の皆さんに励まされ、「君が代斉唱」に不起立で抗議! Iさん 3月8日、悪性リンパ腫により、6年がかりでやっと高校を卒業した長男の卒業式に行って来ました。 卒業式には、夫と息子と私で共謀し、処分を覚悟で不起立で頑張っている先生方に連帯し、何よりも戦争への道を許さない決意を示すため、3人で「君が代斉唱反対、不起立」をすることを確認し、参列しました。率直なところ、不起立をすることに内心ドキドキしながら学校へ向かいましたが、校門の前で「卒業おめでとうございます」と声をかけ、「すわって示そう! 戦争反対」のピラを配っていた百万人署名運動の会員の皆さんに迎えられ、励ましの声を戴きました。その時、そうだ、今日は、「こどもたちを二度と戦場に送らないため、憲法改悪反対」の闘いなのだ、そう思ったとき、「ヨシ、やってやるぞ!」そんな気持ちが湧いてきて、逆に身体が熱くなりました。 (以下、次号に続く) |