県連絡会通信 web版 (2006年11月号より)
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国会前・院内集会,ハンスト&座り込みの連日の行動で国会行動が大高揚!!


 9月26日,改憲を企てる安倍「新政権」が誕生。改憲の意思を公言し,臨時国会の最大の課題として教育基本法改悪を実現することを掲げ突き進んでいます。さらに北朝鮮の核実験発表とそれに対する国連安保理の制裁決議,そしてライス国務長官の訪日をもテコに日米共同の臨検−海上封鎖による戦争突入へと事態は急展開しています。
 ですが,同時に,この戦争突入情勢下で労働者民衆の反撃がまき起こっています。米軍のパトリオットミサイルの嘉手納基地配備阻止に労働組合を先頭に数百人の労働者民衆が座り込みに決起。国会前では,教基法改悪と共謀罪に反対する座り込み,ハンガーストライキ,集会が連日闘われています。
 労働者民衆の最大の力は,団結だと思います。全国的に沸々とわき上がっている格差社会への怒りや,全国の様々な闘いをひとつに結びつけ,団結した力を目に見える形にして示すことが求められているのではないでしょうか。それを示す集会が11・5全国労働者集会,11・12教基法改悪反対集会です。国会行動をやり抜き,この両集会に数万の結集を全力で実現しましよう。

 11月の予定   〜省略〜

《活動報告》
9条を変えるな!百万署名数 
 千葉の署名数は3千筆,全国は10万筆(10/19現在)の大台にのりました!!
 県到達数 3494筆(+890) カンパ00000円 (10/17現在)

@街宣署名
   
 (9/22〜10/16)
回数 人数 憲法 ビラ配付
11回 28人+α 706筆 900枚

A個人・団体より   
    〜略〜

 10・7教育基本法の改悪をとめよう千葉県民集会(主催:千葉高教組)
 
10/7,標記の集会が千葉県労働者福祉センターで行われ,400人の人々が集まりました。
 集会は,「教育基本法『改正』法案を批判する〜格差社会と心の支配に抗するために〜」と題する三宅晶子さん(千葉大教授)の講演をメーンに,学校現場からの報告などが行われました。現場からは,「教育費負担増」問題,「高校統廃合」「成績主義賃金」「街頭行動などの職場の取り組み」の報告がありました。

 講演では,三宅さんは,始めにこの間教基法の改悪を阻止してきたのは,国会周辺にたくさんの人が集まり騒然とした状況を作りだしたことが大きかったからだと話されました。しかし,「安倍晋三氏が登場し,先の通常国会で止めた力の5倍,10倍の力が必要」。「首都圏の人たちは全国の仲間の分まで,一人でも多く国会に駆けつけて下さい」と呼びかけられました。

 講演は,なぜ教育基本法の改悪がおこなわれようとしているのか,その背景にある「グローバリゼーションと自由主義」について語り,さらに「教育改革で何が起こっているのか」,「教育基本法改悪案の問題点」「戦争ができる国に向けての再編」「教育基本法改悪・憲法改悪を阻止するために一人一人ができること,すべきこと」についてお話しされました。

 集会終了後,千葉市内をデモ行進しました。  (T)