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梅香トンネル2

前に書いたように、初めて通る際に、ここの道路構造を理解できる人は、一体何人いるのだろうか。戸惑わない人は、一人もいないと思うのだが。


そこで、安全な通行経路と道路構造、そして改善点が考えられるように図にしてみた。判り易くするために道路幅を拡げ、曲線を単純化した。

左が北側口の下層、真ん中がその上層、右が南側口だ。

トンネルの両側

以下に、それぞれの構造を見てみよう。


北側の下層

車道走行を青線で、歩道走行を緑線で書いてみた。

北から南に向かう場合、信号のある交差点で横断歩道を渡って、右側歩道からトンネルの歩道に繋げて行くのが正解ルートだろう。

しかし初めてここを通る時、これに気が付く人は一人もいないと思う。

車道を走って来たにせよ歩道を走って来たにせよ、案内標識は無いのだし、橋脚のせいで見通しも悪いから、トンネル手前まで行ってしまっても不思議ではない。そしてA地点辺りまで来てやっと「このままトンネルに入るのはマズイんじゃないか。」と気付くのだ。止まって周りを見渡すと右側に歩道が見えても、横断歩道の地点を過ぎてしまっていると交通量が多くて、とても渡る事なんかできない。
でも、そこにある道路標識に進入禁止は混じっていない。左の側道に行こうにも、側道のガードレールには入り込む切れ目が無い。

見上げれば、諦めて上市に上るルートも見えるのだが、そこは階段に見えて、果たして自転車で行けるのだろうかと思ってしまう。『諦める』というのは、直ぐにはできない難しい行為でもある。


トンネルから北に出て行くルートも、判り易くなっていない。

最初に通った時は、Eの所から右の車道に出てしまった。『自転車歩道通行可ここまで』の標識があったからだ。車は結構飛ばしてくるので、一旦停止して流れを見定めて出て行った。

二度目は、柱の左に合流用の道路があるのに気が付いていたから、そこから出て行った。ところが、ここも出やすい所ではなかった。

どうも車の人は、トンネルという自動車専用道路のような所を通ってきた後は、少し飛ばし過ぎる傾向があるようだ。

この更に左にある歩道は、1m程低く隠れ、そしてクランクになっているため気が付き難い。

トンネル北側の下層

ABC地点

DEF地点

南下する場合、A・B・C・Fと標識はいくつも出てくるのだが、自転車進入禁止標識は無い。

しかし、手前の横断歩道箇所に『自転車は右側歩道へ、直進は危険』と文字標識を出して、事前に安全なルートを知らせる位の工夫が欲しい。

トンネルから出てくるEの場所には、左に曲がるように道路上に矢印標示があっても良いだろう。このコーナー内側にあって見通しを塞いでいる電気設備のボックスは、出会い頭の衝突を誘発するから、移動可能なら位置を変えた方が良い。


実は私が今通っているのは、図2で北上する場合に歩道をメインにするルートだ。これを南下する時にも使っている。ずっと北から、右側歩道を走って来るのだ。

但しこれにも問題があって、トンネルからE地点までは自転車通行可の歩道なのだが、そこから北の歩道は、設置標識から読み取れる限り自転車通行不可なのだ。通行可の標識は無い。

でも車道逆送する訳にも行かないから、これが正解だと思っている。

自転車通行可になっていないからこの歩道を通ってはいけないとされるなら、南下する場合には車道を真っ直ぐトンネルに突っ込むのが正解になってしまう。それでは危険だ。


北側の上層

上と同様、車道走行を青線で、歩道走行を緑線で書いている。

上市から北に行こうとした時、Gの箇所の看板によって、自転車は歩道橋へと進路変更を促される。右側歩道を通行した場合でも、H箇所で同様に歩道橋へと促される。
歩道橋を通るのは嫌なものだが、G・Hまで来てしまったら仕方ないと思うしかないところだ。

この歩道橋は曲がっているので、押していった方が良いだろう。バランス自慢のBMX小僧であっても、他に通行者が一人でもいたら乗車すべきではない。


北からやって来て上市に上がろうとする時、Iの箇所から歩道橋を使う事もできる。

しかしここには看板が無いから、たぶん誰も気が付かない。それに、こんなに曲がっていては、上ろうとは思わないだろう。

図2.のルートで、L地点の階段に出る方が自然の流れだ。
Lの階段は歩道橋よりも幅があり、中央のスロープも幅が広く作ってある。

但しこれも、初めての人には予想しがたいルートなので、迷いながら見つける事になるだろう。

Jの階段にはスロープが無い。幅も、自転車を担いで行くには狭過ぎる。

GHI地点

トンネル北側の上層

JKL地点

真っ直ぐに降りていくと追い越し車線になって大変な事になってしまうので、Gの看板が存在するのは、これはこれで有り難い事ではある。


今更言っても遅いのだが、トンネル北側も南側口のように、追い越し車線側をトンネルルートにすべきだったのだ。

太田街道から市街地に上る橋梁が、二股になってしかも曲線となるから建築費は高騰しただろうが、眺めの良い歩道も設置できて良かったと思うのだ。

南北両側を同じ構造にした方が、車の人も迷いにくい。

(常磐陸橋下の交差点が判り辛くて何度も改良工事を繰り返した過去の例を見ても、あまり複雑なものは、一般には受け入れ難いものなのだ。)


南側

トンネルの南側は、明るく見通しも良いために、あまり迷う事は無い。

最初は車道を通ってトンネルに向かった時に、O地点で「あれあれっ」と戸惑ったが、直ぐに歩道通路が確認できて、植え込みの切れ間から歩道に乗り上げる事ができた。

上市に上がる場合は、そのまま車道を走っても安全に行く事ができる。


上市から降りてくる道には歩道が無い。

車道を進んでも合流自体は安全なのだが、その先が左カーブで車からは見通しが悪くなる。そして次の信号からいつも渋滞だ。路側帯がほとんど無いから渋滞の車を抜けない事もあって、今では走らなくなってしまった。

ここは西側の歩道の幅が広いので、どちら方向に行くにせよ、西側歩道を通った方が良いだろう。

トンネル南側

MNO地点

梅戸橋から来る交差点に、自転車が車道をそのまま走って行かないように促す標識があっても良いと思う。
歩道に入りやすいように、O地点かN地点に歩道に上げるスロープ処置があっても良いとも思う。


NからMに行くのに、直角に近く二度曲がる。ここでは全く先が見えない。これは今更改修しようもないだろうが、何度か突っ込んでくる高校生に驚かされた。ここは最徐行ポイントだ。

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2007.7.22

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