茨城県サイクリング協会

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安全サイクリングの十則

このサイトのトップページにも出していますが、皆さん、これを読んでどう思います?

「こんなの子供騙しじゃないか。俺には関係ない。」と言う人もいるでしょう。でも、「結構いい事が書いてあるなぁ。」と、私は読み返す度に感心したりしています。


それはともかく、実は各地のサイクリング協会によって、微妙に違いがあるのに気が付きました。それぞれナルホドと思うのですが、表現の違いに留まらず、全く違う項目に置き換えられていたり、色々です。

最初はJCAあたりが作って各地に広めたと想像しますが、先輩から後輩へ伝承されていく内に、少しずつ変わって行ってしまったのかと思います。口頭伝承ではないのですが、昔は文書は手書きが当たり前ですから、こういう事はあり得ます。

ですから私たちの安全サイクリングの十則も、茨城伝承版というか、一地方の方言の様なものなのかもしれません。


茨城版

  1. 自転車は、体にあわせて調整すること。
  2. 愛車は、普段の手入れを十分にすること。
  3. 交通法規は、守ること。
  4. 後方に注意、進路を急に変えないこと。
  5. 道路で競争しないこと。
  6. 食後すぐにまたは空腹で走らぬこと。
  7. 過労等無理して走らぬこと。
  8. 荷物は、バッグでしっかり積むこと。
  9. 雨天、下り坂での急ブレーキはかけぬこと。
  10. 考えごとをしながら走らないこと。

群馬版

2007年のブロックラリーの冊子に印刷してあります。
名称は「サイクリング安全10則」となっています。

  1. 自転車を自分の身体に合わせて調整しておくこと。
  2. 荷物をハンドルにかけて走らないこと。
  3. 後方に注意、急に進路を変えないこと。
  4. 走りながら競争したり、ふざけないこと。
  5. 道路の左側を1列で走ること。
  6. 車間距離を平地4m、下り坂10m〜15m あけること。
  7. 下り坂ではいつも軽くブレーキをかけ、スピードを出さないこと。
  8. 止まるときは手信号と同時に後の人に声で知らせること。
  9. その他、交通ルールを守り他人や他の交通に迷惑をかけないこと。
  10. 指導員の指示には必ず従うこと。

神奈川版

2006年の全国ラリーの冊子に印刷してあります。
これも「サイクリング安全10則」となっています。

  1. 自転車は、体に合わせて調節を。
  2. 愛車は、普段の手入れを十分に。
  3. 交通ルールを必ず守りましょう。
  4. 後方に注意、進路は急に変えないこと。
  5. 道路で競争しないこと。
  6. 空腹で走ることは、禁物。
  7. 疲れぬうちに休みましょう。
  8. 荷物は、バッグでしっかり積みましょう。
  9. 雨天、下り坂での急ブレーキは事故のもと。
  10. 考え事をしながら走らない。

埼玉版

WEB サイトに載っています。名称は「安全サイクリング10則」です。

  1. 車は体に合わせて調整をして下さい
  2. バッグ類はきちんと止めましたか?
  3. お腹はすいていませんか?
  4. 出発します;交通法規は必ず守りましょう。
  5. 急ブレーキは事故のもとです。
  6. 交通量の多いところではゆっくり走ります。
  7. 後方に注意、進路を急に変えないこと。
  8. 考えことをしながら走らないように。
  9. 休憩地点ではみんなで軽い体操を。
  10. 愛車はふだんの手入れを十分に。

上は 1991 年に執筆されたのものですが、1999 年では下の通りに変化しています。

  1. 車は体に合わせて調整すること。
  2. 愛車はふだんの手入れを十分にすること。
  3. 交通法規は必ず守ること。
  4. 後方に注意し、進路を急にかえないこと。
  5. 道路で競争しないこと。
  6. 空腹で走らないこと。
  7. 疲れないうちに休むこと。
  8. 荷物はバッグで、しっかり積むこと(ハンドルに下げないようにすること)。
  9. 雨天、下り坂での急ブレーキはかけないこと。
  10. 考え事をしながら走らないこと。

ひろしま・ふくやまサイクリング協会版

WEB サイトに載っています。名称は「安全サイクリング10則」であり、出自はJCAと明記されています。

  1. 車は体に合わせて調整を
  2. 愛車はふだんの手入れを十分に
  3. 交通法規は必ず守りましょう
  4. 後方に注意、進路を急にかえないこと
  5. 道路で競争しないこと
  6. 空腹で走ることは禁物
  7. 疲れぬうちに休みましょう
  8. 荷物はバックで、しっかり積みましょう
  9. 雨天、下り坂での急ブレ−キは事故のもと
  10. 考えごとをしながら走らないこと

熊本版

平成20年5月吉日付で第11回サイクルマラソン阿蘇望の参加者に対して出された文書として WEB サイトに載っていました。「安全サイクリング10則」となっています。

  1. 車は体に合わせて調整を
  2. 愛車はふだんの手入れを十分に
  3. 交通法規は必ず守りましょう
  4. 後方に注意、進路を急にかえないこと
  5. 道路で競争しないこと
  6. 空腹で走ることは禁物
  7. 疲れぬうちに休みましょう
  8. 荷物はバックで、しっかり積みましょう
  9. 雨天、下り坂での急ブレ−キは事故のもと
  10. 考えごとをしながら走らないこと

阿蘇青少年交流の家版

同じ熊本県でも、こちらは国が運営している機関です。名称は「安全サイクリング10則」です。

  1. 自転車は、体に合わせて調整しよう。
  2. 交通ルールは、必ず守ろう。
  3. ヘルメットは、必ず着用しよう。
  4. 後方にも注意をはらい、急な進路変更はしないようにしよう。
  5. 車間距離を十分にとろう。
  6. 道路での競争はやめよう。
  7. 疲れないうちに休憩をとろう。
  8. 荷物はリュックに入れ、常に両手を使えるようにしよう。
  9. 雨天や下り坂等での急ブレーキはやめよう。
  10. 協力しながら、楽しい活動にしよう。

どれも少しずつ違います。

ひろしま・ふくやまサイクリング協会が書いているように、JCAの古い配付資料が元になっているのだと思います。これを見つければ元通り統一する事も可能でしょう。

しかし、時代は変化していきますし、読ませたい対象者によって表現を変えるのも必要です。今だったら、「乗車中はケータイをいじるな」と書きたくなるし、数年前なら「乗車中は携帯電話で話すな」と書きたくなる状況でした。上記の阿蘇青少年交流の家にしても、合宿に来る小学生がそこのレンタサイクルに乗るのにフロントバッグは考えられません。遠足にもってくるリュックに書き換えた方が適切だった訳です。だからそれぞれが違うものになっているもかまわないと思います。

ICA では、大会毎に配る冊子に、これを必ず記入する事にしています。

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2008.5.30