過去の立ち食いそばの話
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平成19年1月21日

 去年の10月5日の立ち食いそばの話で、いい加減なのか良心的なのか良く分からない立ち食いそば屋の話をしたが、先日またその店に行ってみた。食券を購入しカウンターへ。もちろん天ぷらそばだ。時間は夜の7時30分を回っている。さあ天ぷらそばが出てきた。その際に、店のお兄ちゃんが「ちくわの天ぷらも食べますか?」と聞いてきたので大きくうなづくと、ちくわの天ぷらも添えてくれた。「なんか今日はついているぜ。」さて、なぜちくわの天ぷらをサービスしてくれたのか?食べながら考えるに、閉店時間が近いので、残してもしょうがないということなのだろうと勝手に解釈した。いい加減なのか良心的なのか良く分からない立ち食いそば屋の結論。この店は、良心的だ。



平成19年2月4日

 先日、家からちょっと離れた駅にある立ち食いそば屋へ行った。そこは日曜日に営業しているのを見た事が無く、俺の中では「いつ行ってもやっていない立ち食いそば屋」ということになっていた。(本当は月〜土までやっている)ところが最近日曜日でも営業しているのを見た。そこで俺は行ってみた。前回来たときは、野菜のかき揚げそばを食べたので、今日は違うものを食べてやろうと、ゲソ天そばをたのんだ。俺は数年前にどこかの立ち食いそばやで、ゲソ天そばを食べたが、ゲソが1口サイズに切ってあって、それがかき揚げ風の天ぷらになっていた。今回たのんだゲソ天はどんなものか?出てきたのをみて少し驚いた。いかの足がそのままの形で揚げてある。3.4本に分けてそのまま揚げてあるのだ。それが2きれのっている。これだと、なかなかそばと一緒に食いずらい。ゲソを食いちぎってそばと一緒に食うかゲソだけ食うか?それにかき揚げの方が豪華に見える。今食べたゲソ天は、立ち食いそばよりも、酒のつまみにしたほうがぴったりくるだろう。



平成19年3月8日

 先日の休みの日に、11/23に書いた、環七沿いの立ち食いそば屋へ行った。久しぶりにもう一度食べて、再検証をしてみた。前回同様天ぷらそばを注文した。するとかき揚げが前回と大分違う。前回は、かき揚げというよりたまねぎの天ぷらといった感じだったが、今回はたまねぎも小さくきってあって、たまねぎ以外の具も入っていた。カラッと揚がっていて前回とは大分違っていた。これでなければいけない。つゆもそばもそんなに悪くないので、それなりに満足して帰った。



平成19年3月14日

 今日は、ショッキングなニュースが飛び込んできた。都内某所の立ち食いそば屋で、カレー鍋にねずみが混入していたというのだ。しかも18食も販売していたのだ。結局営業停止ということになったようだ。今のところ健康被害の連絡は入っていないということだ。立ち食いファンの俺としては非情に悲しい。俺が食べた立ち食いそばは大丈夫だろうか? 結論は、良く分からない。俺は、これぐらいのことではひるまず、これからも立ち食いそばを食べ続けるだろう。



平成19年3月22日

 先日、深大寺に行った時の事を「お話」のコーナーで書いたが、その時に、深大寺そばについて少し触れた。その深大寺そばについて書いてみたい。俺は頻繁に立ち食いそばを食べる。立ち食いそばばかりで、立ち食い以外のそばの味を忘れかけている。そこで立ち食いそばをさらに深く極める為に、普通のそば屋でそばを食べてみようと思った訳だ。さて深大寺付近にはそば屋がたくさんある。しかし、なかなか一人で入りにくい感じの店が多い。そんな中で、一人でも入りやすそうな店を見つけて入る。天ぷらそばを頼む。値段は立ち食いそばの3倍だ。期待に震えて待っている。サア出てきた。そばの上に天ぷらが6品、海老が2匹に野菜が4品。しかしどれも非常に貧弱だった。かなりがっかり。そばも、もう少しこしがほしかった。天ぷらの揚げ方も揚げ過ぎたのか、カラッと行かずに硬かった。立ち食いそば屋でも、これより美味しいそば屋はある。この日食べたそばは外れたが、深大寺にはたくさんそば屋がある。その中にはもっと美味しいそば屋がたくさんあるはずである。この事を付け加えておきたい。



平成19年4月6日

 最近、俺は会社の帰りにひとつづつ駅を降りて、立ち食いそばを食べている。立ち食いそば屋は意外と早く店が閉まる。仕事で遅くなると寄れないが、早く終わったら隣の駅そしてさらに隣の駅と、寄り道を始めた。家に帰るまでの全ての駅に立ち食いそば屋があるわけではないが、とにかく寄れるものなら寄ることにした。隣の駅にある立ち食いそば屋に関しては、以前に述べたので、さらに2駅家に近づいた駅にあるそば屋について語ろう。駅の改札を出て立ち食いそば屋に入る。食券を買おうとしたら、カウンターの向こうからおばちゃんが、「天ぷらは今日はもう無くなったよ」と言ってきた。仕方なくたぬきうどんにした。いつも天ぷらそばを食べているのでうまく比較できないが、つゆが少し甘いが悪くない。うどんもまずまずのこしがある。全体としては悪くない。このつゆで天ぷらそばはどんな感じになるのだろう。想像を掻き立てられる。今日はこれで帰るが、いつか近いうちに、天ぷらそばを食べにこなければいけないなと思いながら家路につくのであった。



平成19年4月13日

先日、会社の最寄り駅から家の方に向かって、7つ目の駅で途中下車した。さあ、どこに立ち食いそば屋があるのか
? 雨が降っている。こんな時に、途中下車して立ち食いそばを食べるなんて、自分でも少し呆れてしまった。駅を出て近くの交差点まで歩くと、目の前に立ち食いそば屋があった。早速食券を買う。種類が多い。天ぷらそばのかき揚げは、海老、ゲソそして野菜とある。俺はゲソかき揚げそばにした。350円と値段も手ごろだ。この店は注文を受けてから、天ぷらを揚げ始める。そばも温めるだけでなく、注文を受けてから茹で始めている。そしてカウンターを見ると、ポットにそば湯を入れて置いてあり、ご自由にどうぞと書いてある。何か、いい予感がする。さあ、品物が出てきた。茹でたてのそばに、揚げたての天ぷらが乗っている。注文を受けてから5分と経っていないだろう。まずつゆを飲む。少し甘いかな? 天ぷらをつまんでみる。揚げたてで「さくっ」としている。美味しい。食べ進んで行くとゲソが出てきた。程よく揚がっていて美味しい。つゆが少し甘い気がするが、揚げたての天ぷらとマッチしていてなかなか美味しかった。今度は、海老のかき揚げで食べてみよう。



平成19年5月25日
 
前回の話で、取り上げた立ち食いそば屋だか、その後また途中下車をして立ち寄った。今度は海老かき揚げそばをたのんだ。前回と同様注文してからかき揚げを揚げだす。程なく、たのんだ海老かき揚げそばが出てきた。かき揚げにはちゃんと海老が入っている。かき揚げを食べてみる。海老がプリッとしていて美味しい。そばにかき揚げを絡めて一気に食べた。ゲソかき揚げ同様美味しかった。ゲソも海老も揚げすぎずにプリッとしている。個人的には海老よりもゲソのほうが好きだ。多分次回は、ゲソをたのむだろう。



平成19年6月14日
  前回と前々回は同じお店の話だった。今日は、そのお店の交差点を挟んだ向かい側にある、立ち食い蕎麦屋に入った。前回の話のお店から食べ終わって出てきたところ、正面にもう一軒立ち食いそば屋があるのを発見してしまった。そこで後日、入ってみた。店内は新しくてきれいであった。時間が午後9時ごろだったので、すいていた。俺は、食券を買った。もちろん天ぷらそばだ。俺は、天ぷらを自分で揚げているのかどうかがどうしてもきになる。たのんだ品物が出てきた。まずつゆを飲む。少し甘いが甘すぎず、これならいいだろう。そして天ぷらだ。すでに揚がっているものを、そばの上に乗せていた。果たして味のほうは? カラッと揚がっている。しかし食べかすすんで行くと、カラッとしているのは外だけで、中のほうまで火が通っていない。外れた。後は自分で天ぷらを揚げているかどうかだ。帰り際に厨房の中をのぞいたが良く分からなかった。厨房の奥のほうで、天ぷらを揚げているのかも知れない。



平成19年7月31日
 今日は大手町だ。大手町には何軒か立ち食いそば屋があるがまずは、その1軒目。これは、大手町で改札を出てかなり歩いたところにある。出口を出てさらに少々歩いてやっとたどり着く。大きなチェーン店のお店だ。食券を買う。注文をする。なかなか出てこない。どうやらそばを茹でているようだ。そばが茹で上がり汁をかけている。天ぷらは後のせだ。最近天ぷらは自家製か否かがすごく気になる。後のせの場合、自家製でカラッと揚がっているのが多い。店内を見ると、揚げる場所があるので自家製のようだ。期待に震えてまず汁を一口。甘くなくてだしの香りがしていて美味しい。そばは細め。そして天ぷらだ。外見はカラッとしている。だがちょっと焦げている様な感じだ。食べてみる。ゲソの歯ごたえがある。天ぷら中のほうは今ひとつカラッと揚がっていなかった。天ぷらがもう少し美味しく揚がっていたら、病み付きになっていただろう。他にも店舗があるので、他へ行ってみるとカラッとした天ぷらに出会えるかも知れない。



平成19年8月28日
 大手町2件目。ここも少し歩いた場所にある。仕事を切り上げそば屋へ急ぐ。立ち食いそば屋は閉店が意外と早く、8時には閉まってしまう店が少なくない。しかし今日は大丈夫そうだ。食券を買った。店は新しくてきれいだ。外には「茹でたて、揚げたて」の看板が出いる。本当だろうか 厨房の中は良く見えないので、茹でたて揚げたてが本当か分からない。注文したてんぷらそばが出てきた。まず、露を一口。少し甘い。しかし、甘すぎない甘さだ。麺は細い。さて、天ぷらだが、中の方も揚がっている。見た目で言うと、ごぼうとにんじん、そして小エビと玉ねぎといったところか。玉ねぎはあまり見えない。食べてみると、ごぼうの甘みと歯ごたえがなかなか良い。ごぼうが多く入った天ぷらそばを食べると甘みと歯ごたえのよさをいつも感じる。なかなか美味しい天ぷらそばであった。



平成19年12月15日
 今日は、カレーうどんの話をしてみたい。立ち食いそば屋のカレーうどんは、うどんの上に露を少なめにかけ、その上にカレーライス用のカレーをかける。この露とカレーの割合で味が変わってくる。俺は露が少し多目が好きだ。しかし入れすぎるのもよろしくない。この割合が、作る人によって違うので、作る人によって味が全く変わってくる。さらに元になる露やカレーの味によっても変わってくる。普通の日本そば屋のカレーうどんとは全然違うが、興味のある人は一度食べてみてください。



平成20年2月8日
 先日会社の帰りに立ち食いそば屋へ入り、そこでカレーうどんを食べていた。すると店の電話が鳴った。店のおばちゃんが電話に出る。「そば150、うどん30」と言う声がした。時計を見ると午後8時を差している。多分点検の電話が入ったのだろう。この数字が朝から今までの売上げた数だろうか? 何かで読んだが売上のうち、立ち食いそば屋の売上で、そばが8割だと書いてあった。それを裏ずけるような数字だ。さあ皆さん、この店は1杯300円から350円ぐらいだから電卓を出して売上を出してみては?



成20年3月17日
 先日、会社の帰りに会社の最寄り駅で、面白いものを見つけてしまった。それは、立ち食いそばの缶詰だ。その缶詰には、立ち食いそばとは書いてない。「駅そば風味」と書いてある。そして関東風と関西風の二つの味があった。俺は関東風を買った。最近は、ラーメンの缶詰やおでんの缶詰など変わった缶詰がある。値段は忘れてしまったが、確か300円をちょっと越えるぐらいだったと思う。家に帰り、お湯で缶を暖める。缶を開けて見る。麺は下に沈み、露には刻んだ油揚げが浮いている。麺は、こんにゃくでできている。一口食べる。やっぱりそばとは違う。しらたきのようだ。露を飲んでみる。あまり甘くない。これならいいかなと思ったが、こんにゃくの味が染み出し露に混ざっている。立ち食いそば屋で食べる露とはやっぱり違う。やはり缶詰では無理があるのか? 今度気が向いたら関西風も食べてみよう。



平成24年1月2日
 数年ぶりに更新する。今日は中央線のとある駅にある立ち食いそば屋の話をしよう。去年の暮れ。12月23日のことだ。自転車でぶらぶらしていて、ちょっとおなかが空いたので立ち寄ったのだ。てんぷらそばのチケットを買いカウンターへ、すぐに出来上がってきた。汁の色が濃くてなんとも辛そうだ。てんぷらは自分のところで揚げていない。まず、汁を一口飲んでみる。意外と味が薄い。ちょっと物足りないくらいの感がある。汁のイメージから受ける感じとは違う。そばはどちらかというと太いほうかもしれない。てんぷらはカラット揚がっていなかった。中味は玉ねぎとにんじんに桜海老が少し入っているような感じだった。特別おいしいという感じではなかったが、今日はとても寒くてこういう日は、やっぱり暖かい立ち食いそばにかぎる。




平成24年1月29日
今日は、JRN駅南口の駅前にある立ち食いそば屋の話だ。付近を徘徊中に目に入ったので寄ってみた。お決まりの天ぷらそばを頼んだ。午後3時ごろで客は俺一人だった。出てきた天ぷらそばのつゆはちょっと甘め。麺はちょっと細めでこれといったインパクトは無い。てんぷらは自前で揚げている感じては無かった。中の具も玉ねぎ中心で、にんじんが小さく切ってあって少しだけ入っていた。しかし桜海老が少し入っていて、ちょっと得した気になった。てんぷらに関してはまずまずで、食べているうちにちょうどいい具合にてんぷらに滲みてくる。そばと一緒に食べるにはいい感じだ。珍しく店で揚げていない割にはまずまずのてんぷらであった。