2002.8.21

心が引き裂かれた。頭が痛い。


痛みに叫ぶことさえ禁じられ
熱湯を浴びせられ
切り刻まれ
声は出せず
死ねず
何分間かの地獄
だが永遠の記憶

最後の晩餐?

もうすぐそうなることを知らずに
カメラを見上げる その無垢な瞳



大切な命
平等に重いはずの命
人間だって猫だって
感じる痛みは同じ
だが不平等な現実

悲しい 悲しい  悲しい

悲しい            
悲しい      悲しい     悲しい             悲しい

悲しい                      悲しい      悲しい         悲しい

悲しい            悲しい              悲しい  悲しい             悲しい

  悲しい                    悲しい    悲しい       悲しい        悲しい

悲しい          悲しい               悲しい               悲しい

   悲しい              悲しい                憎い           悲しい

悲しい                   悲しい                    悲しい

悲しい      悲しい     悲しい   悲しい  悲しい 悲しい悲しい悲しい
悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい悲しい


2002.8.21 俺は初めて仕事に遅刻した。しかも、出勤してわずか1時間で早退した。

その体調不良は、昨夜初めて「福岡の猫虐殺事件」の経緯を知ったことからだ。あの悪魔、「
松原 潤(27歳)」と、エサを与えられているまだ元気な姿の天使「こげんた」が、俺の脳裏に焼きついて、帰りのバイクのアクセルを握る手は必要以上の握力で、無知で無力な自分と取り返しのつかないその事実を握りつぶしたいかのようだった。
泣きながら昼の道路を飛ばす俺を、道行く人たちはどう思うか・・・そんな余裕はない。

人間という、この宇宙でもっともくだらないモノに、尊すぎる命は弄ばされた。
この世に、人間であることを誇りに思える人はいないだろう。このような事件がゼロにならない限り・・・。

俺は今、苦しい。ずっと苦しい。悲しい。憎い。どうしようもない。

起こってしまった事実、悪魔の存在、こげんたの苦しみ・・・取り返しはつかない。
だが、あきらめきれない。何かしたい。


ママをさがして7こくらいよるをすごした。。
ママはぼくがきらいになったのかな?
ママはどこへいっちゃったんだろう。
すてられたの?
おなかがすいてぺこぺこになった。
しかたがないから ゴミすてばにいたんだ、
そしたら
おにいちゃんがきて ぼくをいえにつれていった
あたらしいおうちだとおもって 
とっても うれしかった。
おいしいごはんもくれたのに、、
なんで?
なんでぼくのしっぽをきったの?
なんでぼくのあしをきったの?
ぼく いいこにしてたよね

なんのために ぼく うまれたの?

*「dear こげんた」HPより*


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