「おらが子 ひょっとこ」論 ^_^;

―ひょっとこと仲間たち―


登 場 動 物 (ただのモノも含みます)

ひょっとこ

チョコボ

おかみ

オドオド

ビクビク

ヨレヨレ

ボサボサ

のぞくキリン

ちくりんこ

スズメ

カラス

くちぼそ

水道の蛇口

たれぱんだ

恐竜(アースエレメンタル)


ひょっとこ」とは、1997年の5月、某公民館に捨てられていたのを拾ってきた猫の名前である。拾ってきた当初、「リリ」と呼ばれていたが、家族の中で私だけは、個人的に別の名前を付けてしまう癖がある。そこで付けた名前が「ひょっとこ」である。「ひょっとこ」とは、江戸時代に発生した言葉で「火男」から転じた言葉であるらしい。「口がとがり、一方の目が他方より小さく、おどけた顔。男をののしって言う語。」(岩波国語辞典より) ちなみに、うちのひょっとこはメスである。

ひょっとこは、自分の大好物である「貝柱」や「イカ」を見たり、何かの拍子に興奮したりすると、口がとんがってくる。そして、歩く時ヒョイヒョイ、トコトコと歩くのでそう名づけたような気がする。たまに「とことこ」と呼んだり、「つくつく」になってしまったり、「チクリンコ」と呼んだり、いろんな呼びかたがあるが、正式な本名は「ひょっとこ」である。しかし、家族の中にはいまだに「リリ」と呼ぶものもいる。うちでは現在猫を5匹飼っているが、私が個人的に名づけてしまうので、みんな最低二つの名前をもっている。それについては、後々紹介しよう。

こう書いていくと、私が猫きちがいのように思われるかもしれないが、決してそうではない。私は猫であるひょっとこが好きなのではなく、たまたま猫として生まれ、何かの縁で私の子どもになった「ひょっとこ」という生き物が好きなのである。

さて、ここでうちで飼っている5匹の猫について ひょっとこ との関連性を踏まえながら紹介したい。これについては、このページのトップの「ひょっとこ と 仲間たち」というタイトルの絵を参考にしていただきたい。


ヨレヨレ
まず、ひょっとこの最大の敵である「ヨレヨレ」。
もともとの名前は「まちこ」だったが、ヨレヨレしているので私としては「ヨレヨレ」と呼んでいる。ひょっとこがうちに来た時、ヨレヨレはひょっとこに噛みついた。その瞬間から敵になってしまった。いつもヨレヨレに追われ、ひょっとこはオシッコをところ構わずもらしてしまっていた。しかし最近はヨレヨレは老いて、ひょっとこのほうが大きくなってしまい、立場が逆転している感がある。


おかみ
次に、ひょっとこの親きょうだいだと思われる「おかみ」と「チョコボ」。
チョコボのもともとの名前は「リク」。この2匹は、ひょっとこを拾ってきた数ヵ月後、同じ某公民館でまとめて拾ってきた猫である。おかみは三毛猫だが、チョコボはひょっとこ と うりふたつ なので、私たちはこの3匹が親きょうだいであると確信している。おかみとチョコボはずっと一緒だったので仲がいいが、ひょっとこはすぐにチョコボにちょっかいを出すのでひょっとこを見るとチョコボは迷わず逃げる。そこで親であるおかみがひょっとこを叱ったりする。しかし、チョコボとひょっとこはうりふたつなので、たまにおかみが間違えて、チョコボを攻撃することがある。チョコボはそんな時、左の絵のように、困った顔をしている。

チョコボ


ボサボサ
最後に、「ボサボサ」。本当の名前は「ほかり」。しかし、毛がぼさぼさなので「ボサボサ」にした。この猫は拾ってきた当初から昼間はうちにいないで、近所の家にいってしまう。ひょっとことはあまり話もしない。というか、ひょっとこはボサボサがうちの猫であると思っていないのかもしれない。というか、私もボサボサがうちの猫であるという確信はないが、夜はうちで寝ているのでそうなのだろう。その近所のうちがもうすぐ引越しをする。ボサボサはついていってしまうのだろうか。

上記のほかに「ひょっとこ と 仲間たち」に描かれている2匹の猫について記述しよう。


オカミ
まず「オドオド」(絵上)。本当の名前は元祖「おかみ」で、このオドオドはヨレヨレの親である。
そしてそのオドオドの子で、ヨレヨレの兄である「ビクビク」(絵下)。本当の名前は「ルー」。ビクビクはとても正確の良い猫で、捨て猫だった当時から、見た目は真っ黒で怖いが、とてつもなく優しい。オスなのに声が高く、恐らく3オクターブは軽く出ていただろう。「オドオド」と「ビクビク」は既に他界している。オドオドは老衰、ビクビクはエイズで亡くなった。ひょっとこは、拾われてきた当初、ヨレヨレには噛まれるし、人見知り(猫見知り)が激しかったが、ビクビクだけはそれを受け入れていた。なので、ひょっとこが唯一仲の良かったのはビクビクだ。ご冥福をお祈りする。

ビクビク

次に、猫以外のひょっとこの仲間を紹介しよう。

まず、スズメだ。そこらへんを飛んでいる普通のスズメ。ひょっとこは猫見知りをするので、私の部屋からスズメを見つけると何とも言えないせつない声でスズメに問いかける。スズメはそんなことは構わず、飛びまわっている。
さらにカラスにも話しかける。カラスは真っ黒で、ビクビクに似ているからなのだろうか。

これはクチボソである。以前私の部屋にはフナとクチボソがいた。ひょっとこはクチボソが大好きで水槽の外から話しかけていた。

水道の蛇口も仲間である。ひょっとこは水を飲む時、器で飲むのを好まず、水道の蛇口に口をおっつけて飲む。その姿は何ともいえなく情けない…。

ある日、ひょっとこは鼻の頭をハチに刺された!いまだに鼻の頭にはその傷あとが残っている。 ビックリしたひょっとこはしばらく固まっていた。その時からひょっとこには「チクリンコ」という新しい名前がついたのである。関係ないが、チクリンコという言葉は、現在うちの中でブームとなっている。例えば、「8チャンネルにして」という時は、「チクリンコにして!」という。


ひょっとこは寝る時恐竜になる。グテ〜ンと寝るのだ。こんなことを述べても、いったい何のことかわからないであろう。キングスフィールドUのアースエレメンタルが倒れた時の姿にそっくりなのだ。
絵下は、その寝る時の顔が、「たれぱんだ」にも似ているので、仲間にした次第である。

ひょっとこは、お腹がすいていない時でも、私が手に餌をのせて口元に持っていくと、つられて食べてしまう。絵は私の手である。

ひょっとこは、私の部屋に入る時、もったいぶる。ドアの端から半分だけ顔を覗かせてこっちを見ているのである。「こっちにおいで。」というと、かならずいったん逃げる。このようにひょっとこは、人の嫌がることをよくする。例えば、うちで仕事の書類を整理している時、「ここには来るなよ」と言えば言うほど、そこに来る。来るな!というところに来て、おいで!というところには来ない。だから何も言わずにいると、淋しそうにそばに寄って来るのだ。
(キリンについては、説明のしようがないので省略します)

以上、主に「ひょっとこ と 仲間たち」を使って、おらが子である ひょっとこ についての紹介をしたが、ひょっとこにはこれら以外にも様々な特徴がある


読んで頂いて、ありがとう!大変感謝しております。
たまに更新するので、のぞいて見て下さい!

う〜〜ん、こんなページ、誰がみてくれるんだろう ^^ゞ


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