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アレフ=ガルーシャ=レグナスc[II III]
エレギリア大陸北方3国のひとつ、グラナティキの王家に生れた第2皇子。彼は少年時代、ハウザー=フォレスターのもとで剣技を学んだ。ジャンはグラナティキへ剣を学びに行ったため、ふたりが一緒にいた間はわずかだったが、少年たちが親友をなるには十分な時間だったようだ。親友ジャンが王となってもその友情は変わらず、聖剣が盗まれた際も、国を離れるわけにはいかぬ友の代わりにメラナット島へ渡り、教王を討伐した。その身には魔力をまとい、両腕にふた振りの聖剣を携えてヴァーダイトに帰還したいう。

イグレックp[-]
北方3国の中で、唯一共和制をしく国家。マック=ダブラーの出身地である。

イビル=ナパジャc[-]
伝説に名を残すハイエルフの細工師。ガルス=フィーによって砕かれたメレル=ウルの剣を見事に復元した。メレル=ウルは壁に復元された剣を突き刺し、それを頼りに身を起こそうをしたが、そのまま息絶えたという。

ヴァーダイトp[I II]
シリーズI〜IIIの舞台となった国家。王家であるフォレスター家と共に数奇な運命をたどることになる。

ウィラード=ホブスc[-]
刀鍛冶。彼のつくったシルヴァリオンは、ハウザー=フォレスター、グレイン=アス、ロドム=ウォードなど、マスターの称号を持つ者に与えられた。

ヴァリシアp[-]
シルヴァルがエルウィン、エルフォス、ヴォラドに作らせた世界。エレギリア大陸が存在する。

ヴェルド海p[-]
ヴァーダイトの北に面する海。メラナット島が浮かぶ。

ヴォラドc[-]
大地の神。ヴァリシアにひとり留まり、世界の創造を続けた。本来3人の神々によって行なわれるはずの作業をひとりで行なった。最後の仕事は、争いを鎮めるために己の身をふたつに裂き竜を創造することだった。信仰の対象であるシースと、憎しみの対象であるギーラがそのとき生れた竜である。ヴォラドが意識下に抱いていた人間に対する憎悪がそうさせたのか、竜たちはこの世界の住人を争わせ、滅ぼそうとし始める。長い年月、2匹の竜は互いに牽制しあっていたため大きな災厄は訪れずにすんでいたが、グラナティキの皇子アレフがギーラに傷を負わせたためにその均衡が破れた。

エクセレクターw[III]
@エクセレクターの未成長段階。エクセクターは水晶職人レオン=ショアが生涯最期につくりあげた剣で、使用する者の魂を受け継ぎ成長していくという特徴を持つ。この@は、完成直後にライル=ウォリシス=フォレスターがレオンに譲り受けたもので、まだ棍棒のような形状をしている。Aエクセレクターの第1成長段階。少し剣らしい形になっている。Bエクサレクターが第2成長を遂げ、完成した姿。これとイシリウスの3つのアイテムをレオン=ショアのもとに持っていくと、イシリウスの鍵をつくってもらえる。魔法剣の技を放つことができる。

エルウィンc[-]
シルヴァルによって創造された天空の神。世界の創造に飽き、シルヴァルのもとへと帰っていった。

エルフo[II III]
始まりの者。ヴァリシアを讃える歌をつくるもの。神々によっていちばん最初につくられた種族。現在この種族は、ハイエルフとダークエルフに両分されている。

エルフォスp[-]
シルヴァルによって創造された海の神。エルウィンと同じく世界の創造に飽き、共にシルヴァルのもとへと帰っていった。

エレギリアp[-]
ヴァーダイト、イグレック、グラナティキの3国がある大陸。中原や南方の様子はまだ不明。

オールドハンドc[-]
風の王が滅んだ後、メラナット島を拠点にして、ヴェルド海で暴れた海賊のひとり。風の王の宝を見つけた彼は、宝を島の西海岸にある滝の裏に隠したが、そのことが発覚し、仲間たちに殺されてしまう。仲間たちはオールドハンドが隠した宝を探して島内をさまよったが、仲間割れをおこした挙句、島の魔物に殺されていった。海賊の地図はその際描かれたものである。

オルラディンc[III]
ハイエルフを導いたル=ア=イシリウスからすべてを受け継いだ大魔導師。だが、彼の役目はその力を正しき者へと受け継がせることのみだった。そのことに絶望した彼は、己の首を力への道の鍵とし、自ら生きることをやめたのである。それまでイシリウスに従ってきたハイエルフだったが、イシリウスの地位を継いだオルラディンが迷宮に籠もりがちだったために、シースへの信仰が広まることとなった。「紅のツェデック」、「黒き地霊のシュドム」は彼の弟子である。

ガルス=フィーc[-]
ダークエルフの剣士。メラナット島地下の闘技場に足を踏み入れたメレル=ウルを迎え撃った。ギーラから与えられた闇黒の武具に身を包んで戦い、メレル=ウルに圧倒的な力の差を見せつけた。

ギーラcd[II]
黒き竜。大地の神ヴォラドの分身。メラナット島に眠れる者。人間の精神に働き掛け、屈強な戦士をメラナット島へと呼び込み、最強の者に自分を守らせている。自分の手足となって働くにふさわしい者を見つけるために、ギーラは闘技場とムーンライトソードをつくった。本来、ハウザー=フォレスターがムーンライトソードの持ち主として認められていたのだが、いくつかの偶然によりハウザーの息子が剣の封印を解いてしまったため、運命を紡ぐ糸車はいきおいよくまわり出したのである。ダーク・スレイヤーを得たアレフによってメラナットから放逐され、墓所最深部の寝所に身を隠していたが、王家墓所にてシースが復活させたメレル=ウルにより、ほとんどを滅ぼされた。今ではシースへの恨みだけを持ち、墓所最深部でギーラの剣復元のためにのみ存在している。

グラナティキp[-]
ジャン=アルフレッド=フォレスターの親友、アレフ=ガルーシャ=レグナスの祖国。国情は安定しているらしい。

グレイン=アスc[III]
ソードマスターの称号を持ち、ハウザー=フォレスターとも親しかった老剣士。封印の日、幼いライルをヴァーダイトから連れ出した。レオン=ショアにライルを委ねた後、カズンの地に留まって村人とイシリウスの翼を守っていたが、あるとき不意を襲われ、石の彫刻へその身を変じてしまう。後にライルとロナ=ペルヌーによって救われ、ライルにイシリウスの翼と初歩の剣技を授けた。

ケル=ファーガスc[-]
教王ダイアス=バジルが闘技場の主となる前、ギーラの守護を勤めていた剣士。アイスブレードの剣技により、立ちはだかる相手を氷塊に変えていったことから「氷の戦士」と讃えられていた。ダイアスに敗北した彼の魂はギーラによって呼び戻され、闘技場へと通じる通路の一角に縛りつけられた。そのため、付近の通路は氷壁によって通行できなくなっていた。

シースcd[III]
白き竜。大地の神ヴォラドの分身。ハイエルフが崇める竜神。ハイエルフの戦士メレル=ウルに武具を与えたのも、アルフレッド王を狂わせたのもこのシースである。彼は不倶戴天の敵であるギーラアレフによってメラナット島から放逐された好機を逃さなかった。シースは1000年以上の時を経てメレル=ウルを甦らせ、彼にギーラを滅ぼさせた。そして自らを傷つける恐れのあるギーラの剣(ムーンライトソード)を折り、さらにジャンを操りその息子ライルを倒すことで、自らにとって脅威であるフォレスター家の血を途絶えさせようとした。

ジャン=アルフレッド=フォレスターc[I III]
聖王。アルフレッドI世。第1作目の主人公。王の護衛隊長の父と王家の血をわずかに引く母親の間に生まれた。隣国のグラナティキの師のもとで剣の修行をしていたが、父が墓所で行方不明になったことを聞くにおよび、帰国。傭兵として墓所に踏み込む。ムーンライトソードの力を偶然にも解き放ち、その力で魔族である王を滅ぼした。メラナット島の教王に聖剣を盗まれた事件はあったが、変容前の彼の治世は比較的平穏はものであったという。教王から聖剣を奪還したグラナティキの第2皇子アレフ=ガルーシャ=レグナスとは親友である。

シュドム=リントc[-]
黒き地霊。土の魔導師。大魔導師オルラディンの弟子。一説によれば、同門の魔導師ツェデックをしのぐ魔力を持っていたという。彼は自らの洞窟に閉じこもり、魔法生物の研究を続けた。そしてゴーレムと1つ目巨人を生み出すことに成功する。1つ目巨人は高い知能をと強大な力を持った最高の作品だったが、ゴーレムたちは数を増やすにしたがって次第にシュドムのコントロールを離れるようになった。いつしかシュドムの洞窟はゴーレムたちのものとなり、シュドムは何かにとり憑かれたかのごとくメラナット島へと渡った。そこで彼は闘技場の主となり、わが子に等しい1つ目巨人を戦わせ続けた。長い年月が経ち、巨人が戦いに倒れたとき、彼は正気に戻り深い悲しみに包まれた。そして地霊の洞窟に引きこもり、孤独な晩年を過ごしたという。

シルヴァルc[-]
ヴァリシアの創造主。エルウィン、エルフォス、ヴォラドの3神をヴァリシアに置き、長い眠りについた。

ダークエルフo[II III]
闇の竜ギーラを信ずるエルフ。黒き肌と邪悪な心を持つといわれるが、実際はそうとも限らない。

ダーク・スレイヤーw[II III]
シースの剣。メラナット島のハイエルフの神殿に眠っていたダーククリスタルから、水晶細工師レオン=ショアが削りだしたもの。完成直後に教王の手の者によって奪われるが、アレフが教王を倒し、奪取した。魔法剣の技が放てる。

ツェデックc[-]
火の魔導師。紅のツェデック。彼はオルラディンのもとで修行を積み、ついには火の魔法を極めた。その力をもって頭角を現わし、大陸を制覇しつつあった風の王の宮廷魔術師となる。風の王がメラナット島に城を築いた際、もちろん彼もそのあとに従い、島に渡った。そして自らの宮殿を築き、反旗を翻す準備を始めたのである。しかし、彼の企ては発覚した。風の王は彼を牢に閉じ込め、島から撤退する際も置き去りにした。メラナット島東海岸の牢獄に転がる白骨は、もしかしたらツェデックのものかもしれない。

ドワーフo[III]
道具をつくる者。神々によりエルフの次に創られた種族。

西里新十郎c[-]
紫電と龍牙を携え、メラナット島までやってきた使者。彼は風の王に気にいられ、そのまま島で王に仕えるが、魔物との戦いで死亡する。王は彼を慰め、故郷の刀である紫電と共に彼を葬った。

人間o[I II III]
神々により、最も最期につくられた種族。大地の神ヴォラドがふたつに分かれる原因となった。つくられた後、長い眠りにつかされたが、神々の意に反して予定より早く目覚め、たちまち他の種族を圧倒するほどに増殖した。

ノームo[-]
神々の手によってドワーフの次に、ホビットと同時につくられた種族。

ハーバイン3世c[-]
エレギリア大陸を統一した唯一の王。高い風の魔力を持っていた。メラナット島へ居城を築こうとするが、そのために財力や人材を失い、その権力は衰えてしまう。そのうちに大陸で反乱が勃発し、メラナット島での地歩を維持できなくなった彼は、わずかばかりの兵に宝を守るように命令し、自らは反乱を鎮圧するために大陸に戻った。しかし、彼が再び島に戻ることはなく、戦乱の中に没したという。

ハーフエルフo[II III]
ハイエルフと人間の間に生れた子。

ハイエルフo[II III]
ル=ア=イシリウスを始祖にもつ種族。尖った耳を持ち、魔法や弓を得意とする。繊細な指先は、金や水晶をみごとに加工する。

ハウザー=フォレスターc[-]
ジャン=アルフレッド=フォレスターの父親。数々の偉業をその剣の腕で成し遂げ、ついには王直属の護衛隊長にまでなる。実直で公平な人柄に心酔していた者も多かった。ラインハルト3世の名を受け、護衛隊率いて墓所内の魔物の征伐を試みるも大敗を喫する。ひとたび地上へ戻ったが、まだ下層に残る兵たちを救うために再び地下へ降りていき、そのまま行方不明となった。

1つ目巨人d[-]
土の魔導師シュドムが召使い代わりにつくり出したもの。ヴァーダイトにいたものは同魔導師が生み出したゴーレムたちに滅ぼされた。

北方三国p[I III]
エレギリア大陸北方に位置する3国、ヴァーダイト、イグレック、グラナティキのことを指した言葉。

ホビットo[-]
神々の手によってドワーフの次に、ノームと同時につくられた種族。ウサギのメタファーである小人族。作中に登場したことはない。

ミーリアc[I II]
竜の妖精。ギーラによってつくられた。聖剣を使う資格のある戦士の前に現われることもあれば、ギーラの密偵として使われることもある。製法はさほど難しくないため、教王によってデーモンロードと共に量産されていた。

ムーンライトソードw[I II III]
@魔導器の正体。ドラゴンソードに竜の妖精ミーリアが力を注ぎ込み、真の姿を現わした。ドラゴンソードのMP回復機能はそのまま、魔法も放つことができる(体力と魔力が共に80以上のとき)。攻撃力にも優れている。Aギーラがジャン=アルフレッド=フォレスターをメラナット島へ召喚しようと、教王ダイアス=バジルを使いヴァーダイト城から持ち去ったが、アレフがギーラを追い出し、これを取り返した。使いこなせる者が現われるまで、ドラゴンソードとして封印されていた。魔法剣の技が使える。Bアレフにより取り戻されたこの剣はシースの妨害にあい、折られてしまった。アレフはその折れた剣を用いてアルフレッド王をヴァーダイト城ごと封印、死後は彼の墓にその折れた剣がそなえてあった。ライルはそれを継承し、ギーラにもとの形に復元させた。ギーラの分身であり、MPの回復効果を持っている。魔法剣の技が使える。 i[III] シースに破壊され力を失った聖剣。アレフは自らのすべてをこれに捧げることで城を封印した。以後、この折れた剣を復活させるべくライルが訪れるまで、アレフの墓の前に供えられていた。

メラナット島p[II]
ヴェルド海に浮かぶ美しい島。島の周囲だけ常に夜が続く。古来よりこの島にかかわった者は、その力を減じてきた。

メレル=ウルc[-]
ハイエルフの英雄。今から1000年以上も前、メラナット島にハイエルフが移り住んだことがあった。彼らは島の毒や、怪物の前につぎつぎと死んでいった。シースはそんな彼らを哀れに思ったのかシースの水を授け、また大陸の森の中から戦士メレル=ウルを使わした。メレル=ウルは島内の魔物をほぼ一掃したが、闘技場にて魔人ガルス=フィーに敗北する。一度はみなのもとに戻ったメレル=ウルだが、傷が癒えると再び闘技場へ向かった。そして、二度と戻ることはなかったのである。

ライル=ウォリシス=フォレスターc[III]
第3作目の主人公。聖王ジャン=アルフレッド=フォレスターの息子である。幼き日に、父を倒すことを宿命づけられた彼は、旅立ちの日がくるまでレオン=ショアのもとに預けられていた。

ラインハルト2世c[I]
ラインハルト3世の父にして前の王。墓所内で石となっている。彼が死の世界から復活すると共に、墓所内に魔物があふれた。

ラインハルト3世c[I]
前ヴァーダイト王。墓所での騒動を起こした張本人。自分が魔物を呼び出していることを悟られないために、討伐軍を出すいう巧妙な手段をとった。このことに気がついた者はジャン以外にだれもいなかった。

ランドルフ8世c[I]
ラインハルト3世の叔父にあたり、前々ヴァーダイト王。墓所第3層に封印されていた。ラインハルト3世によって墓所内に魔の気が満たされ、彼もアンデットとして復活したが、封印のために自由に歩くことはできないでいる。

ル=ア=イシリウスc[-]
竜王草の木を見つけたハイエルフの始祖。大地の神ヴォラドの意志を知り、彼が身をふたつに引き裂く前に、争いを鎮める者のための武具と、それを使うための証を用意した。しかし、その武具を使える者はなかなか現われなかった。イシリウスは死を迎える間際、弟子のオルラディンにすべてを譲り渡したが、オルラディンはハイエルフを導くことを怠ったため、ハイエルフたちの間にシースへの信仰が芽生えることとなる。

レオン=ショアc[II III]
メラナット島に住んでいた水晶職人。使者を復活できる力を持つシースの像をつくれるほどの腕の持ち主で、ダーク・スレイヤーつくり上げたのも彼である。島での騒動が一段落した後、彼は大陸の森へと移り住み、母を弔って暮らしていた。聖王が豹変したあと、彼はアレフからライルの守役を頼まれ、これを引き受ける。そして成長したライルに己の人生で最高の傑作となった剣エクサレクターを持たせ、送り出したのだった。

ロドム=ウォードc[III]
ハウザーのあとを継ぎ護衛隊長となった男。聖王が変容したあとは城を囲むように防壁を築かせ、守備隊を率いて魔物たちの軍勢と戦った。折れたムーンライトソードが魔物に盗まれる事件の際、単身迷宮に乗り込みこれを取り戻す。その数々の功績により、人々は彼を”英雄”と呼ぶようになった。長き戦いに疲れたロドムは、ひとり聖王の城へと向かったが、その後、彼の姿を見た者は誰もいない。クイストの地に彼を讃える彫像が残っている。

王の領域