フロー・チャート


ロドムがなぜライザ村近辺に向かったのか…。
オープニングのページよりも詳しく書いています。
また、それぞれのマップでのロドムのとる基本的な行動を載せています。
一番下には攻略に最低限必要な行動をまとめました。

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ストーリー


「アレフ殿が命を賭して施したこの封印、果たして後どれ程保つのだろう・・・」
元ヴァーダイト国王近衛隊隊長であるロドム・ウォードは、晴れることのない空を見上げてつぶやき、思い出していた。
国王ジャンが何者かにとりつかれ、友人のアレフの手によって城ごと封印されたその時の事をである。

あれから3年しか経っていないのかと思うと彼は信じられなかった。
封印されたとはいえジャンの魔力はすさまじく、ヴァーダイトは魔物で溢れ民は次々と隣国へ逃げ出していた。
彼は防御壁を城を取り巻くように張り巡らせ、警備隊の隊長として魔物と戦いつづけていたのである。
日を追って数も種類も増えているかのような魔物との戦いはもう10年以上も過ぎたかのように思えていた。

やがて交替の時間が訪れ、彼は暫しの休憩を求め村に戻った。
だが彼を待っていたのは、北方の守備隊が全滅し、やがて現れるはずの王の皇子に渡すべくアレフから預かっていたムーンライトソードの柄が奪われてしまったという知らせだった。

あの折れた聖剣は最後の希望の鍵である。。その紛失は世界の終りを告げることである。
彼はアレフの遺言を思い出していた。
「やがてジャンの息子ライルが成長し、国を救うであろう。この折れた聖剣はそのとき彼に渡さねばならない。
もしこれが彼の手に渡ることがなくなれば、この世界を解き放てる者はいなくなってしまう。
彼だけが希望の光なのだ。光の魔力を身につけられる者は殆どいないのだから・・・」

おそらく奪われた聖剣は、現在廃墟と化し魔物の拠点となっているライザ村のダンジョンに持ち込まれたのであろう。
そう思った彼は急いで部下に告げた。
「私は直ちに聖剣の奪還に向かう。後のことは頼んだぞ。」

こうしてロドムは単身ライザ村の近辺へ向かったのである。
アレフの残した一言を信じて・・・
―Pilot Styleの説明書より―



地 上


 ロドムはまず、スタート地点から北へ向かった。すぐに民家があり、その横で揺り椅子に座っている老婆に会った。ソニアと名乗るその老婆に話し掛けると、彼女は守備隊に志願した息子を探しているとのことであった。守備隊が全滅したという知らせを聞いた彼女は、息子のことで頭がいっぱいのようだった。その息子は「金の指輪」をしているのですぐにわかるらしい。ロドムは金の指輪をしている青年を探すべく、彼女と別れた。そして西の通路を歩いていくと、左側に扉があった。その扉を開けようとしたが、扉は開かない。扉の左手に目を向けると、何やらエンブレムでもはめるかのような台座がある。ここに何かを置かないと扉は開かないようだ。とりあえずそこは諦め、そのまま西へ。
 道は突き当たり、左側に続いている。道なりに進むとそこに男が墓の近くで地面を掘っていた。何をしているのかと思い話し掛けると、少しこちらがドキッとするような振り向き方をしつつ、「ほっといてくれ」と言われてしまった。それでも再度話し掛けると、「隊長ならワシにかまうより国を守れ」と、今度はお説教された。その後何度か話しているうちに、どうやらそのエドをいう名の彼は宝探しをしているようだ。「死人は何も持っていけないのだから」と。
そして彼に金の指輪について聞いてみたが、「どうせ魔物の腹の中にでもあるのだろう」と言っていた。悪い予感がする…。そう言えば途中で、人間なら一口で喰らってしまうほどの大きな口をした植物系のモンスターを遠目に見たような気がする。
 そのまま元来た道を戻り壁伝いに歩いていると地下に行く通路があった。しかしその扉も先ほどのと同じように、開かない。
 東に向かう途中、もう一見民家があったので誰かいるのかと入ってみると、確かにいた。しかしそこにいたのは動く骸骨だ。緑色のしゃれこうべの形をした息を吐き、自らの手を外しながら攻撃してくるその骸骨モンスターを打ちのめした。そして近くに置いてあった宝箱から150Gを頂戴し、外に出た。
 川を渡り建物の後のようなところで先ほどの大口植物モンスターと戦った。喰われないように後ろに回りこみながら、ようやくそれを殺すと、その死体の中から金色に光る何かが見出された。金の指輪である。エドの言っていたことが的中してしまった。しかしまだソニアの息子が死んだとは限らない。早速ソニアに報告しに行こう。
壁伝いに歩き、川を渡って行くと、樹木と樹木の間に洞窟があった。しかし今は一刻も早く金の指輪をソニアに渡すことが先決だ。ソニアに会い、金の指輪を渡した。ソニアは息子がこの辺りにいる事が分かっただけでもありがたがってくれた。そして「宝箱の鍵」をくれたのである。ソニアは、息子の帰りをひたすら待つことを決心していた。
その宝箱の鍵で近くにあった宝箱を開けると、先ほどの扉の台に彫ってあった、あの形とそっくりであった。後にこの鍵は、ロドムの鍵と呼ばれるようになる。
 その鍵で、まず最初に開かなかった扉を開けてみる。その中には墓地があり、薬草や毒消し草などをいくつか入手した。また、奥に進むと民家があったが、そこに誰も住んでいなかった。



洞 窟


 既に地下に行く準備はできていたが、その前に先ほど発見した洞窟に行ってみよう。洞窟内は差ほど大きくないが、地図を持っていないロドムにとっては迷宮のようであった。
 そこにいた節足動物は、体が細く、剣を当てることになかなか慣れなかった。しかもそれに噛まれると毒におかされた。毒消し草で身体を癒し、一番奥まで進むと、そこに一人の男が立っていた。ダディンと名乗るその男は、世界各地を旅しているらしい。ヴァーダイトだけは安全だと思っていた彼は、王の変化に驚いていた。
 彼は自分のために用意してきた武具やアイテムをロドムに売ってくれると言ってくれた。今はお金がないので何も買わずに洞窟を後にした。



地 下


 ついに地下に向かう。ロドムは、「地下にはいいものがまだ残っているだろう。」と言っていたエドの言葉を思い出していた。果たして、折れた聖剣ムーンライトソードは見つけられるのだろうか。
 地下に入り少し歩くと、天井から吊るされた、3つの大きな針つきの振り子が大きく揺れていた。そこに突っ込んだらひとたまりもあるまい。そう思ったロドムはその直前の扉を入り、また扉を開けると、右手の壁に何かのスイッチがある。さらにその部屋には緑色の宝箱があったが、現在持っている宝箱の鍵では、案の定鍵が合わない。
さて、スイッチは現在赤く点灯している。これはもしや、と思い、スイッチを緑色の方に切り替えてみた。もう一度戻って振り子を確認すると、見事に振り子は天井まで持ち上がっていた。「あれがトラップの解除スイッチか」と学習したロドムは、振り子のなくなった通路を奥に進んだ。
 突き当たりの部屋で骸骨を倒し、宝箱を開けた。南に向いた吹き抜けの向こうを見ると、人 一人分の大きさの床が2つ3つ並んでいた。もしも足を踏み外したら、奈落の底にまっさかさまだ。ふと、その奥の左側を見ると、宝箱がある。危険を冒しても、その宝箱まで辿りつきたい。ダッシュをしながら足元に注意して宝箱を目指した。途中でバラバラになった骸骨が蘇り、ロドムを襲った。その狭すぎる通路で苦戦を強いられたロドムは、どうにか骸骨を倒し、無事宝箱まで到着した。宝箱にはブロードソードが入っていた。これで戦いが多少は楽になる。
 その後、いくつかのトラップを回避したり、強敵と戦ったりしながら、ついに地下の最も深い方までロドムは辿り着いた。そこには宝箱があり、壁に掛かった火の玉を吐いてくる顔2体、そして剣と鎧を装備し、馬の形のヘルムをかぶり、強力な風の魔法「トルネード」を放つ、見たことのない剣士がロドムを襲った。時には敵の放つ火の玉とトルネードで相打ちをさせながら、ロドムは最後の敵であろうその剣士を倒した。その剣士が落とした魔導師の鍵を使い、宝箱を開けた。奪われた聖剣ムーンライトソード。この聖剣を7年後のライルに託す使命を抱きながら、ロドムはライザ村近辺を後にした。



最低限攻略


地上

ソニアから、金の指輪をした息子を探すように頼まれる。

南東にいるヘッドイーターを倒し、ゴールドリング(金の指輪)を入手。

その後ソニアに会話し掛けると、宝箱の鍵をくれる。

宝箱の鍵を使って、近くにある宝箱を開け、ロドムの鍵を入手。




洞窟


攻略に関わる事はない。




地下

一番奥のラスボスを倒し、魔導師の鍵を入手。

その部屋にある宝箱を魔導師の鍵で開け、
折れたムーンライトソードを入手すると、クリア。