デンタータとは、ラテン語で 「歯のような」 という意味です。
 このグループは、葉にギザギザした 「歯」 のような切れ込みが入り、
 細かい産毛が生えているためシルバーグレーがかって見えるタイプと
 グリーン系の2タイプがあります。
 花穂の先端に小さな苞葉をつけ、花穂より、むしろ葉の香りが強いのが特徴です。
 耐寒性は強くありませんが、四季咲き性が強く、
 -5℃以下にならなければ、それほどダメージはありません。
 意外に多くの品種があるようです。

 デンタータのほか、
 キレハラベンダー、フリンジドラベンダー
などとも呼ばれています。

学名 Lavandula dentata
原産地 スペイン東南部、アフリカ北部、カナリア諸島
開花期 4月下旬〜6月、11月〜12月
四季咲き性が強く、条件が整えば周年開花する場合もある。
耐暑性 強い
耐寒性 約-5℃
栽培 生育旺盛で、鉢植え、露地植え共に大株になる。
繁殖は春・秋に、タネ播き、挿し木で行なう。
利用 ドライ> 花色も形も悪くなる
クラフト> リース、押し花など
料理> 不向き

Example
Lavandula dentata (デンタータ)
L.dentata‘Candicans’ (キャンディ・キャンズ)
L.dentata‘Linda Ligon’ (リンダリゴン)