いろいろ 2006年4月28日



今日、人工肛門になる決断をしなくてはならない患者さんに、人工肛門を見せてと不安気な表情で声をかけられた。
私は、奥の部屋へ案内して、自分のストーマをお見せして、持ち合わせのパウチを出してそれについても簡単に説明した。

「人工肛門にだけはなりたくなかった」と言う彼女に何かお役にたったのか、それとも余計に悲惨な気持ちにさせてしまったのか。

私は、2年前に気持ちがさかのぼった。

レクトシールという聞いた事もない名前を必死に検索し、手術を終え、今頃は入院中だった。

その頃の日記を見てみると、私もかなり悲惨。
退院してきてからも、傷が痛くて歩けない、歩けないと嘆き、排便できないと嘆きながら、コビーングスキルの強化なんて記している。

こんな症状が続き、熱をだし、子宮が飛び出て、いよいよ5月25日にストーマを造る決断をするのだ。
今夜彼女もどんな気持ちでいるだろう。


いろいろ 2006年4月23日



日曜日、一度いつもの様に5時半に起きて写真を撮りに行ってから、体がどうにも怠くて、私は再び眠った。

ベットの中で深い眠りに入るのではなくて、現実だかどうかの境目がよくわからない様なふわふわした気分でいた。
それでも、きっと眠っていたのだろう。時間が過ぎて行っていたから。

先週熱が出た時もこんな感じで眠っていたっけと思い出す。最近、こんな感じの怠さを感じることがしばしばだ。

今日は、私が入会してからのブーケの会の会報をもっときちんと読もうと考えていたのに。
私は、この会のボランティアスタッフをやらせていただく事となった。

いままで、私の趣味の範囲でしかなかったパソコンが、はじめて有効利用されるかもしれない。

他の病気の事は解らないし、病気のことに限らず、自分の置かれた状況を受け入れるということができると、その生活は変わってくると思う。

今日の眠りも私の体の疲れをとるのに必要だったと考えるのは、都合よすぎの考え方かな。


いろいろ 2006年4月21日



真新しい靴をよく見かける季節。
昨日の強い雨で汚れてしまいそうでもったいない感じがした。

新しい環境になった証みたいだ、真新しい靴は。

昨日は救命外来で、よその病院から、ERの看護を目指して変わってこられた男性看護師と病棟への患者さんの案内などをした。

彼のナイキの靴も真新しかった。
彼の緊張した表情の中には、まだまだ夢がたくさん隠れている様な気がした。


いろいろ 2006年4月16日



別に悪気はないのだろうけれど、高速道路のインターチェンジのトイレに行った時に友人がふと口にした言葉「いいよね・・・そっちのトイレはすいているから」

確かに女性トイレは、少し混雑していて、すいているそっちのトイレというのは、多目的トイレのこと。確かにその時は、誰もいませんでした。

こんなことをいちいち気にはしていられません。

が、この言葉が踏ん切りになって、私は思い切って作成した
「人工肛門です。ただいま処理中・・・」
のカードを表示してみました。

今日はストーマ処理をしたわけではなく、導尿したのですが、これた結構時間がかかることがあるのです。

混雑している時にこれを表示することを想像すると、それには大変な度胸が必要とされることが改めてわかりました。


いろいろ 2006年4月15日



結局、私は明日の外出に備えて、マグコロールを内服して洗腸したのです。

大腸の検査などの為にマグコロールで大腸を掃除する時は、検査の数時間前にこれを飲んできれいにするのですが、私の大腸事情では排出にとても時間がかかります。

以前の体験と心配性が重なって、金曜日の夜に飲んで、排出を始めました。

案の定、水様便は土曜日の今日も続きました。

それでも先ほどから止まった様子ですのでパウチはらずにいます。

せっかく「私は人工肛門です。だから、多目的トイレ使っています」ということを伝えるマークを作成しましたが、この分ですと明日は使う事はなさそうですし、その決意も未だ揺れています。

明日のお出かけは、イチゴ狩り&鰹、甘エビ食べ放題。どちらも45分タイムバトル。 私の得意分野ではありませんが、意外に元とるかもしれません。

いろいろ 2006年4月13日



例の私が考えに考えた末に作った身障者トイレもしくは、多目的トイレを使う際に出せたら凄いと考えているマークを内科の医師に見ていただいた。

どうして、わざわざ人工肛門であるといことを表示しないとならないのと質問されたので、女性トイレの事情を説明して、なおかつ私が正当な理由でここを使っていると言うことを言い訳したいのだと話た。

けれど、出来上がったものをじっくり見ると、とてもとてもトイレの前に下げる勇気がわいてこない。

それで結局、日曜日に出かけるためにまた、内服洗腸をするためにマグコロールをだしていただいた。
これで、この前ひどい目にあったんじゃないのとおっしゃられながらも処方してくださった。
確かにひどい目にあった。止めるのも再開するのも容易ではない。

けれど、作ったマークを表示する勇気がなければ、洗腸しないと落ち着かない。

ただ、マークに関して、新しい意見も登場した。
職場の仲間が、病気治療後、激しい下痢に見舞われる日があると言う。
先日もJR名古屋駅で、それに見舞われ、トイレの長い行列に冷や汗をかいたそうだ。

彼女曰く、こんな表示をしてくれていれば、このトイレは時間がかかるとそこには並ばないと言う事だ。この場合は多目的トイレがなくて、一般トイレを使う場合ですけれど。

急いでいる方には、ここは遅いですよという表示にもなるのか・・・。


いろいろ 2006年4月10日



今度の日曜日に、友人とイチゴ狩りに出かける予定をたてている。

これに備えて、マグコロール洗腸をするかどうかは、まだ迷っている。
はっきりしているのは、この時をマイオストメイトマークのデビューとしたいと思っていること。

先日ブログに載せたマークは、トイレの前では目立たない事が解った。

そして、決定したのが下のマーク。

これは、結構恥ずかしい。
まだ、現場に置いてみていないのではっきりとしないが、強烈インパクトなのではないか。

職場の方が先日、デパートのトイレで、純正のオストメイトマークを見かけたそうだ。

いままでこのマークのことを知らなかったけれど、身近にこれを宣伝している人がいると、つまり、私のことを知っているので気がついたと話していらした。

オストメイトの方の中にも、こんな私に眉をしかめる方もいらっしゃるだろうと想像する。 私は、自分が混雑する女性トイレを横目に身障者トイレを使う、ずるーいおばさんに見られたくないという単純な願望と言い訳からこんなことを始めたけれど、この際本当のオストメイトのこのマークも宣伝しよう。

それにしてもこんなものをトイレのドアに下げると考えるとやはりかなり恥ずかしい・・。


いろいろ 2006年4月9日



今週予定してた、両親とのお花見は、大成功だった。

といっても、宴をするわけではなく、車で桜に極めて近づく事が可能な所に出かけるだけのものなのだけれど。

それでも、桜の木の下で春の日差しにあたり、母も気持ちよく過ごしてくれた。
薄いピンクのこれまた薄い花びらの下にいるとみんな和んだ。

昨年母が入院する時に、私が撮って作って持って行き、母が病室で見ていた銀塩の桜のミニアルバム。
これがあるから、桜はこれから先もずっと、私にはひとつの区切りになるような気がしてならない。

だから、今日もよい思い出になるが、余計なおまけもついてきた。

路肩に車をバックで寄せようとした時、助手席側後部座席に座っていた父の頭がぴかりと私の視界に入った。
そして、結構大袈裟な音と共に後ろのライトが、道路標識にあたった。
頭が・・・とは言えません。


いろいろ 2006年4月3日



すっきりと晴れる日の少ない今年の春。

私の頭の中も何かすっきりとしない。

どんなに一生懸命看病、介護しても納得出来るというのはないのだろうかね。

ニコニコして、きれいごとみたいにしていても頭の中はもやもやしていて少々疲れ気味。

テンションあげてると、疲れる事もある。SSRI内服、大正解・・・。


いろいろ 2006年4月2日



昨年の今頃は、タグ打ちに時間も脳も費やしていました。
そして、in the POUCH、4月3日にできあがりましたので、調度一年が過ぎました。

振り返って読んでみると、こんな事を書いていたのかと恥ずかしくなる部分も出てきます。まだ一年なのにというところです。

タグに関してはいつも使っている物は流石に覚えたというものの、CSS、Java scriptと挑んでもなかなかというところです。

ストーマ歴は1年10ヶ月となり、慣れたものの、次なる膀胱との奮闘は続。
そして、今年後二ヶ月で50歳になるなんて、嘘みたい、この落ち着きのなさ・・・。


いろいろ 2006年4月1日



spring 春。

東京に比べたら大分遅れて、名古屋も桜がちらほらしはじめた。
先週も同じ様な感じを持っていたのに、寒の戻りがあったりしたために、この一週間の蕾の状態はあまり変わっていないかの様に思える。

母の言葉、言い訳めいていたけれど「春になったらと・・・」。
だから、今年の春はいつもの春に比べて私にはとても大事なのだ。

土曜日の午後、気分の良かった母を追い立てるように車に乗せて、私は、近所の桜のある通りをぐるっと廻って来た。
藤が丘は、五部咲き。大学はまだまだ。

私の思いの一歩、桜の花見の第一回が達成。

先週と比べたら、母の顔色は大分良好。

原因を探る必要はないのだけれど、考えられるとしたら、安心感をあげる。

先週、私の勤務する病院の救命外来に点滴に行った後、私は母もこれからここで診ていただいて行けばと考えた。もちろん私自身の都合も頭の中にはあって。

大学病院は、老人の病院とは違うので、それなりの治療目的がなければならないのでその辺りを私は迷っていた。
思い切って私の主治医に話をすると、ターミナルかどうかの判断もできていないのだから、加療も含めて考えて診て下さるとおっしゃられた。

この話が母に安心感をもたらし、その顔色を良好にした原因のひとつになっている気がする。

もちろんまだ受診は終わっていないので、安易な考えは出来ないけれど、
spring lessがspringになるかもしれない。

月毎のいろいろ

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