いろいろ 2007年9月30日


宇治平等院の平成大修理が終了したそうです。
NHK7時のニュースにはやはり平等院住職「神居文彰」が登場されていました。
精神対話士講習での講義をお聞きしているので親近感あり。まだ、お若いので住職だと信じられなかったら平等院に来て確かめて下さいとのこでしたが、本物と確認。

「秋分の日と春分の日には、金鶏山に沈む夕日が東門から中之島〜本堂の一直線上に綺麗に見える」という事をお聞きし、是非見てみたかったのですが、体力の回復がままならないまま秋分の日は過ぎました。
次は春分の日・・・。


いろいろ 2007年9月29日


ヨーカドーの駐車場の身障者スペースにポルシェが停まりました。
身障者ステッカーは貼っていませんでした。

それでも座席から降りようとしている男性、年齢は私とあまり変わらない感じ・・は、半身麻痺の症状でした。ポルシェの低ーいシートから立ち上がるのは大変そうでそれはそれは時間がかかっていました。
それを、妻と思わしき方が、黙って、手を差し伸べるわけでもなく、ただ立って待っていました。

私には彼の無念さがひしひし伝わってくる思いがしました。
彼にとって、車はポルシェなのかもしれません。でも、こうなった自分の状況を受け入れて、ここはひとつ利便性をチョイスした方ががよかろうではないか・・・。
シートが高く、乗り降りのしやすさ重視の車種に変える勇気を持った方がよいのではない・・・。
でも、ポルシェを乗り換えてしまうという事は、もしかすると彼にとって精神的に何かがもぎ取られてしまう様でダメージが強いのかも・・・降り終わるまで見ていたわけではありませんが、光景を見ながらの勝手な想像でした。


いろいろ 2007年9月27日


やれやれ、リンパ管炎に至らずに炎症は鎮静の方向に向いている様子です。
触れるぐりぐりも小さくなったし、痛みも左程ではなくなりました。抗生剤を飲んでいるのでお腹は下痢となっていますが、何より熱が出ずにすみそうでほっとしました。

在宅中心栄養中の私の生活は、本当に「在宅中心のデブ症」になりかけています。
そこで、脚の弱りを懸念して、今朝はコンパクトカメラ片手にガラガラガラと池を半周程歩き、そこでUターンしてきました。
その結果、午前中から昼寝・・・・・となりました。

本日ルート交換の日でした。
先日の受診時にETのEさんから”ビジダーム”というコンバテックが出している「中心静脈カテーテルの固定に・・皮膚保護に」と言う皮膚保護剤の切れ端を試しにいただいてきてのでそれを使ってみます。

在宅酸素をされている小さいお子さんが、チューブが鼻から抜けない様にとほっぺたに固定するのに使っているそうですので、肌に優しいと思われます。在宅酸素も大変ですよ、・・・。


いろいろ 2007年9月27日


ストーマとなった時に多くの方が悩みと感じることのひとつに、温泉に行けなくなる・・という事があります。
私もそのような事が頭をよぎったものでした。
ところが、私のケースではストーマでなくても、温泉などほとんど行っていないのが事実でした。

わざわざトライして行ってみると、着替えのテクニックは必要となりますが、案外入浴中は他人の目は人のお腹には注がれないということが解りました。

ポートはというと、針を抜いても自宅浴槽でもその部分を湯につけるということは怖くて出来ません。まして温泉などダメダメ。
ストーマになった時には、その事にしか目を向けることしかできませんでしたが、手足の動きに不自由がある病気でもそうだろうし、皮膚の病気でもと、温泉に行けない理由はそれぞれいろいろです。
今だから、こんな事が言えるのですが、考え方の幅の必要性・・。

25日、火曜日の消化器外科受診の時に点滴が変更になりました。
調剤薬局から昨日届いた、外見コンパクトにして中身の濃いフルカリック3号です。

スタート直後のフルカリック2号は2000ミリリットル、こちらは約半分の1100ミリリットルです。総カロリーは1160キロカロリーと少々少なくなりますが、2号を80/hで落として1280キロカロリーとしていたので水分量は減りますが大差はありません。

私の考えは、「点滴・重い・不便」で、それを快適に持ち歩くということに一直線でした。
ところが、一緒にお茶を飲んだりする友人の考えは、 「点滴・軽くする」でした。

彼女とは私が外科外来の時の仕事仲間で、この日は病院でばったり、彼女がM先生に直球投げました・・・「先生、これもっとかるくならないのですか?」と・・・。
全く考えになかったので、ストレート中のストレートで唐突な訴えの様な気がしました。ところが、唐突な答え「OK・・水分摂取が出来れば軽くできる」・・・・whoo。これで体重の減少がなければこのまま続ける事が出来ます。

前回、感染を起こした期間はクリアしているのですが、昨日、ポートの脇の部分を押すと強い痛みを感じました。 問題が大きくならないうちにと今日受診してみると、リンパ管炎のなりかけということで抗生剤が処方されました。今症状は落ち着いていますが、 調べてみると、リンパ管炎も高熱、敗血症に至る・・・う・・・。


いろいろ 2007年9月25日


前回ポートを埋め込んだ日に、海外青年協力隊となる為に退職した仕事仲間の送別会があり、ちょっとだけ顔を出しました。彼女が研修を終えて、いよいよ旅立つと聞き、急いでメールしました。

彼女のメッセージを引用します。

こんばんは。メールありがとうございます。日本を発つ前に読むことができ、とてもうれしかったです。 ついにこの日がやってきました。実は、まだ実感がないのです。いつ、ずしんと二年間の重みがやってくるのか・・・。
でも、夢が目の前にやってきた瞬間。精一杯味わってくるので、また二年後、顔を見て語り合いましょう!
落ち着いたら、ソロモンからもメールします。人生の先輩としていろいろアドバイスしてください。よろしくお願いします!

出発前の深夜に送信されているこのメール、不思議な力があり涙が流れます。 「夢が目の前にやってきた瞬間、精一杯味わってくる」と言っています。

彼女が夢を最初に打ち明けた時、お母様は泣かれたそうです。
私だったら、夢の実現に協力できただろうか・・・ 彼女の夢を実現させたお母様の決意にも感心するのです。


いろいろ 2007年9月23日


ルート交換の日でしたので手順撮影してみました。
手順を ふらりんぐしゃしん・・に載せました。

開封、連結、クレンメ開ける、点滴筒確認、フィルター確認、針先まで液を流す、エアー抜き等のルート作りに20分。

こちら、失敗なくポートに針が入った状態です。勿論、手を何度も洗い清潔を保ちつつカメラ持っています。
針の太さは、22G、刺す時に皮膚に強い痛み・・・生きているという事です。皮膚を越し、ポートに入ったら、針先がコツンと金属に当たる感じがするまで押します。
針をさしてから、上手な固定に至るまで15分でした。


いろいろ 2007年9月22日


朝起きると、連日腕が筋肉痛。・・・・私が最近腕を使っていると言えば、点滴の移動のみ・・・・・

私の部屋の安物カーペットがいけません。点滴棒は鈍作。動きが鈍いと、棒を持ち上げて歩く・・・それが筋肉痛に繋がるのだと思われます。
輪を更にビックサイズにするか、カーペットをとるか・・・。

このカーペットは、ぽつんぽつんとグリセリンの被害にあっているのです。 今時、グリセリン浣腸は病院でも、直腸を破く危険を回避するため横になって行うということになっています。トイレでは横になれません。
で、自分の部屋で行うわけ。どういうわけか(多分挿入前に押し出す時だと思いたい)飛び散り、それが気になっていましたし・・・、ということでカーペット取り除き開始です。

机やらベットやらが乗っているので、やたら引き抜こうとしたら、大層な仕事です。そこで、処分品ですからと裁ちバサミの登場。バカとはさみは・・・・ね。

シザーハンズのジョニーディップよ・・・ジョキジョキジョキジョキはさみを駆使し、出来るだけ小さく、机ベット等々の脚が乗っている部分を残してカット。
最後にそれぞれの残した脚の下になっている部分を取り除き、カーペットはなくなり、点滴棒はコロコロと敏速作となりました。


いろいろ 2007年9月22日


残暑が厳しです。動くと汗をかきます。掃除が出来ない時に「埃では死ぬわけじゃない」と言いいますが、同様に汗で死ぬ事はないでしょう。感染症の方が危ないです。

固定部周囲の被れ、始まりました。
今回は、まず針をさして、切り込みガーゼを入れ、それを細い優肌絆で固定。
その上からはキノソフトという伸びるテープでルートも一緒に固定しています。

好きな様にカットできるので、被れた箇所にテープがつかない様にしてみました。

パウチ同様に皮膚保護剤を使う、ノベクタンスプレーを使うという情報もいただきましたが、保護剤を使えば剥離剤も使うわけで、何となくその気持ちにならず、スプレーの件についてはET看護師に尋ねてみたところ、以前はやっていたけれどね・・・という答えでした。


いろいろ 2007年9月21日


針交換日。
針を抜くと、肩から首筋が軽くなる。
首輪をはずしてもらった飼い犬もこんな感じかと・・。

在宅中心栄養は、家にいながらにして、高カロリーが摂取でき、体力の維持、もしくは回復を計ることができる事にあります。
そして、これにカロリーの面はお願いしながら、普通の食事に戻して行く事が私の目的です。
でも今回、何を食べても美味しいという感じがしません。。。


いろいろ 2007年9月20日


9月20日2度目の記事は、書かずにはいられない・・ ・・・・オリジナル木製点滴棒のペイントの話。PC上のペイントではなく、実際に筆を持ってのワクワク楽しい作業・・。自身でもやっぱり「筋の通った真のおばか」だ・・と再認識し、呆れながら、でも楽しめた作業・・・
トップの写真に使う程ですからこの作業への私の思い入れが解ってしまいますか・・・。

ペンキを塗りながら思った事・・思わず鼻をつままなければいけない程のいわゆる”クサい”台詞を言います。ペンキはちょっとの色のプラスマイナスでその加減が変わる。
そして塗り替えも出来る。

人生もそんなものかと・・・。かなり”クサい”台詞です・・やはり。

一日この作業と美容院にいったのみ。
熱中すると物を食べるのを忘れる気のある私は。高カロリー点滴で血糖値が安定していることもあって、朝ヨーグルトを食べたのみでした・・・・。

美容院へは、点滴がらがらお共、お風呂に入ることができない事情が考慮され、洗顔と一緒に洗えそうな程の短さとなりました。


いろいろ 2007年9月20日


更年期の症状のHot flushは、キタキタキタという感じと共に首、顔、頭から汗が吹き出して、ショートカットの襟足をも濡らします。

中心栄養が再開され、栄養面での充実の見通しがついたら始めようという事になっていたので、あくまでも見通しですが、外科医のOKもいただいたことで、昨日婦人科でホルモン補充療法の薬を処方してもらいました。

ホルモン補充療法(HRT=hormone replacement therapy)とは特に、女性ホルモン(エストロゲン)を「補充」する療法をさしています。
今やっているのが HPN (Home Parenteral Nutrition)在宅中心栄養・・略が似ていてややこしです。

処方された貼り薬は、エストラダームで、2日に1回張り替えるのだそうです。
お腹もしくはお尻の傷のないところに張るとのことで、お尻にぴたっと貼付け、じわりじわりとくるのでしょうか、卵胞ホルモンを補充です。
子宮がないので黄体ホルモンは必要なく、これだけでよいそうです。

先日私を気遣ってくださった婦人科の医師は、これで自己排尿も期待する事は出来ないかなとおっしゃられておりますが・・・。


いろいろ 2007年9月19日


私の車、フィアットパンダは、ウインカー、ワイパーは左ハンドル仕様だけれども右ハンドル。
ですから右側から乗り降りし、助手席側に置いている点滴の入ったバックも右から引っ張りだすのが通常。バックと私はルートで連結してるのでバックを持ち上げたくなかったら私が助手席側に車の中で移動する。
先日スーパー駐車場で、右側降りをしようと右が開いているスペースを選んで停めた。

すると、私が停めた左側も前もまわりがたくさん空いているのに、私の右側スペースに「車を入れたーい」と・・・何度も「なにやってんの・・早くドアを締めて・・・」と(言っているのだと思う)クラクションをならし続ける方がいた。

こんな時は、なにくそと思うのに、今日はこんな事があった。
ゴロゴロひきながらヨーカドーのレジで会計を済ませた時、チェッカーの方が素早く私の買物の入ったカゴを袋入れのカウンターまで運んでくれた。

この親切を有り難く思いつつそして、自分の今を思いつつなのか初めて涙がどんどん出てきた。。


いろいろ 2007年9月19日


折角のオリジナル点滴棒で安心かと思いきや、椅子から急いで立ち上がる際にルートがピンと伸びてしまい、針が抜ける事態がまたまた。怒りとしょんぼりの気分で、 昨日は調度、外科受診日であった為に抜けた状態で一式もって病院へ。

看護師さん達と顔つき合わせての、プチ検討会となりました。

私の固定方法でまずかった点の指摘がありました。

まずひとつ目は、針から先のルートの体への固定。
これに対しては、下向きの力がかかりにくくする為に針を刺した後、180度回転させ、ルートが首方向に出る様に工夫する。そして、鎖骨下の固定を鎖骨上に変えてみて試みる事にしました。

ふたつ目は、その先の衣服への固定。
入院中はパジャマに安全ピンで固定したり、又はボタンホールへ固定したりします。
私は、季節がらTシャツを着ていて、そこに安全ピンでとめていたのですが、Tシャツはその伸縮性からルートが引っ張られた時に一緒にその方向に伸びてしまうので、引っ張られた時に針が抜ける事のない為のワンクッションになっていなかった様です。
こちらは、伸びる事のない布素材の服で、尚前開きを着ることで解決することにしました。

おそらく持続点滴体験のない方は、何を言っているのかチンプンカンプンだと思います。
が、この記事のポイントは また針が抜けた・・・・とうんざり投げやり気分が、このプチ検討会でああだこうだといううちに、上向き気分に変わることができたということです。。三人よれば・・・と感じた事にあります。


いろいろ 2007年9月17日


深夜、トイレに起きると息子が帰宅していて、「あれ・・・いいの作ってもらったね・・・・」と。
朝、まだしっかり覚醒していないのもお構いなしに、ここに至までの昨日のアクシデントといきさつを一気に喋り、尚、出勤前に写真をお願い。

「なんで朝からこんなにテンション高いの・・ブツブツ・・・こういう時は体調悪いんだなぁぁ。。。。」彼はこう分析しています。

画像お届けできます。(ルートの長さの関係から、どうひっくり返っても自分では全体像が撮れません)

オリジナル木製点滴棒

最大となる開始直後の輸液2キロの状態でも転倒することなく、コロコロと動くことができました。当然ですが手はフリーにならないね・・・今度は「ハンズフリーオリジナル点滴スタンド」かしらん・・・。


いろいろ 2007年9月16日


在宅中心栄養の2度目のスタートは、なんだかんだ困難で、前回は体験しなかったアクシデントが慎重にしている私に挑んでいるかのようです。

アクシデントその1

針を刺した時、感触がおかしいと感じた。
補液開始すると、数秒で輸液ポンプが「液が流れていません、クレンメが閉じているか、ルートが曲がっているか確認して下さい」「液が流れていません・・・」と繰り返し喋っている。
クレンメチェック、ルートチェックしても異常なし。が、ポンプは「液が流れていません・・」言い続ける。
侵入部か?と針を抜いてみると、液は針先からは流れている。
抜いたところから血がでてきた・・という事は、・・・ポートではないところに針を刺していた。

針交換。

アクシデントその2

アクシデント1のすぐ後、椅子に座っていて、立ち上がった際、ルートを踏んでしまってその拍子に針が抜けた。
ひっぱられたので針先によって切り傷ができた。
これに対しては、ポンプは何も語らず。
補液中断。

再び針交換必要。

アクシデント番外

中断している間にとシャワーを浴びる。
ひっかき傷でも針先の穴でも危ないと厳重にカバーをし、尚濡らす事ないようにと首から鎖骨ラインを水が通らない様にしようと頭を前に倒した・・その時、シャワーの栓に額強打。

24時間以内に針を三本使用。
これがコアレスニードル、600円也。

針による損失も含めて、しばらくしょんぼり、考える。

針の刺し位置の事に関しては、今回のポートに慣れが必要。
ルートを踏んでしまう事に対してはアイデアが必要。

やはり、在宅中心栄養は、輸液ポンプを使っているので液が心臓より上にある必要もないのだけれど・・それよりなにより、主に寝て過ごしている方仕様で、下置タイプになっているのか・・・。
これを連れて家事やらなんやらをする私は、踏まないように上置きにすればよい・・・・。つまり点滴棒です。

これを作ればよいワケで、早速、父を誘ってホームセンターへ出向き、木材購入。父の日曜大工道具登場。隣でぎこぎこ音がして、オリジナル木製点滴棒、出来上がりました。
重い輸液は下のフック、ポンプは上のフックにかけて、これならばルートを脚で踏む事はないと思われます。

出来上がった点滴棒を眺めつつ思うことは、母の事。不便、困ったと思った時には名案をひらめかせ、行動速かった。勿論、口で言うだけ。具体化の作業は父が行うというパターン、だから、これは母の血だと感じつつ、発案命令が私になっただけで父は作る人で変わり無し・・・・とおかしさも感じ。
若い頃には自宅に私と妹の部屋まで造った日曜大工の腕には点滴棒は楽勝の様でした。


いろいろ 2007年9月14日


9月14日10時31分1秒”かぐや”は打ち上げられました。

同日16時、フルカリック1号開始しました。

自宅での開始はいささか心配で、在宅医療室でルートをつなぎ外科外来で針をさしました。
そして、もう許すことができない感染に対しては万全を尽くします。

買い物等の為に短時間の切り離しも止める。
フィルムで覆ってのシャワーも止める。
針は毎日シャワーの時に抜き差しする。

前にも書いた様に在宅医療管理料の範囲では針は一月に6本ですので、抜き差しの為に不足分は個人購入する予定。
ポート用の針をダイレクトに業者さんから買うことができるのかどうか問い合わせ中。 普通の注射針は、個人購入できないのだそう・・危ないからね・・。ダイレクトに買うことができなかったら外科でコストを落とす事になります。

今使っている針、商品名「コアレスニードル」単科600円・・トホホホホ。シャワー毎に高価な針です。

2度目の感染というのは絶対に回避すべきものですので、切り離しせずにガラガラしつつ一眼持つ事はしません。

写真は外出のガラガラバック。
タイムスケジュール・・・としては、シャワーの2時間前に抜針するので、そこがフリーとなり、アッチイッタリコッチイッタリ、写真トッタリということになりそうです。


いろいろ 2007年9月13日


今日二回目の記事です。

瘢痕部分には麻酔が効きにくいということで、痛み止めを飲んでいても痛さを感じ、うっかりグリ浣の時間を忘れてしまうところでした。
忘れてしまうと言えば、今日は、導尿のカテーテルを持って行くのを忘れ, 行った先が病院でしたのでよかったものの失敗。

ぼうっとしながら阿部さんの辞任関連のニュースを観ていて、急に、最近は変わったんだね・・・なんてことを思う。それは、強いと思っている人が案外簡単に弱さを一般に見せてしまうという事。

横綱が精神科の医師の診察を受けたという事が普通にメディアで流れるという事。
私自身、摂食障害を体験した時はお世話になったけれど、あまり人に精神科の医師の診察をうけているとは言えなかった。これが心療内科だとちょっとニュアンス違うのだけれどね、宮沢りえちゃんだって隠していたんじゃない・・・。

やはり時代は変わったのか・・・。
精神科の医師の診察をうけることが悪いのではなく、ヒーローはそれらしくそのイメージを崩す事のない方法を考えて欲しいと思うのでした。

今日のポート(リザーバー)造設術報告を書いておきます。

予定通り、前回抜去した傷を剥離して同じ場所に造りました。おそらく心臓に近い太い静脈に対して、ここがベストポジションなのでしょう。

傷の上に造るのですから、最初に書いた様に瘢痕部分には麻酔があまり効かないそうで、痛み止めを多く使いましたが痛みはありました。でも・・・この痛み止めが痛いっの・・・。

鎖骨のところですから、清潔を保つためのコンプレッセンが顔にかかります。透明なビニール制だったので、目を開ければ医師の手の動きを見ることができそうでした。医師からすれば、患者の苦痛の表情などを確認することができてよいのかもしれません。

痛みに対しては筋肉注射のペンタジンで頭をぼうっとさせる指示がでましたが、私はこの注射で後から気分が悪くなることが多いので、一人で帰宅できなくなってしまいそうでお断りして、我慢。
ある程度挿入したところで、透視で確認しつつ位置が決まり、およそ一時間で終了。

その後、抗生剤の点滴、ついでにいつものビーフリードも入れて、安静。2時間経過したところで胸部レントゲンで位置を再チェック。

写真を見ると、私の肋骨の間には小さな向日葵の様にかわいくポートが写っていました。
写真には、問題はなく帰宅となりました。

痛み止め、そして、真菌に対する薬も今回は内服しています。医師達の会話にも「感染は嫌だから」という言葉が何度も出ていましたよ・・・。

ぼうっとしていると余計に痛みを感じます。今日は止血の為に圧迫してあるので、実際に高カロリー補液は明日の午後から、1120キロカロリーからスタートし体を慣らします。


いろいろ 2007年9月13日


今日ポート埋め込みをしたら、また予想もしない事が起こるかもしれません・・・と思って、今日までにやりたいことがあって、なんとか私なりにそこに達しました。ほっと一息。

熱中していたのは、HP作り。「骨盤内臓器脱」の患者が作るページとなる予定。
一人患者会をつくって、これに関する情報は、in the POUCHから独立です。

in the POUCHをつくった時は、初めてのHTMLタグと格闘し「おタグちゃん」と呼ばれましたが、今回は、作成ソフトのDreamweaverを使うことにチャレンジしています。が、これが・・・言う事を聞かないの!!手打ちの方がむしろ速いんじゃ??とも思ったりもして・・。

ただやっているうちに、この作業は当事者であるからこそ熱中できることだということが解り、 「ブーケの会」発足の時にもさぞ大変であっただろうと今頃になって解りました。

私が情報が欲しいと言っていた頃から月日は流れ(といっても2年半ですが)、「女性外来」と検索すると医療側からの情報はたくさん得られる様になってきています。

今日は、11時30分に埋め込み術。気胸などが起こらなければ、三時間程様子 をみて帰宅する予定です。鎖骨のところ肉がないので、麻酔が痛いんだ・・・。


いろいろ 2007年9月11日


酵母菌という一見よさそうなヤツにすっかりやられてしまって「ヤリキル」に失敗してからの、外来での点滴とラコール、粥主体の生活も残すところ一日。ノリキルでOK。
(ご存じない方へ解説・・・非常事態になった時にはキルの原則「ワリキル、ノリキル、ヤリキル」を用いクリアして行くことを心掛けています。)

今日は、「これが抹消からの最後の点滴になりますように」との気持ちを持ちつつ、ビーフリード500をジャスト2時間・・11時から13時で落としてきました。

その後、13時で仕事終了の仕事仲間とファミレスへ。
彼女は昼食、私はジュース。
今度また酵母菌による敗血症になったら、その酵母菌発酵させてパンを焼いてしまえ・・・なんて冗談話。

ポートによる在宅中心栄養「が」よいと判断して期待はどんどんふっくらパン・・・のごとくふくらんでいて、また感染が起こった時にはさぞがっかり、ぺっしゃっとつぶれることは予想されます。その時はまたその時。

以前ある方から聞いてから「が」と「で」の使い分けに私は気を付けています・というかうるさい・・よ。
例えば、凄く小さいこんなケースで、
「昼ご飯何がよい?」と聞いた時に
「ラーメンでいいや・・・」と「「ラーメンがいい!」では違うでしょ。
「で」には、妥協、投げやりなものを感じ、「が」には自己決定を感じるのかな。


いろいろ 2007年9月10日


昨日、9月9日は精神対話士の最終試験の予定の日だった。
最後の講義を受けていない私は、受験資格を得られなかったので、体力回復したら東京会場で最後の講義を受け、それから仕切り直し。
東京に行く理由が出来たってわけ・・・久しぶり。

さてさて、今週はポート埋め込みの週。
まるでお宝箱を開けるかの様に、無印良品のカラーボックスを開け、点滴用のチューブセットやら針やら、前回の残り分の数をチェック。イソジン、綿棒、エタノールやらテープやら細々とした物もね。

食べたい気持ちのコントロールはここに来て良好。むしろ大事をとり過ぎて、ラコール、豆腐、ヨーグルト、お粥だけ・・・体力アップという点で、問題有りかも。
埋め込みしてのGooなことばかり思い浮かべて、あの重い点滴をずりずりひっぱるのだということを忘れている。


いろいろ 2007年9月7日


ポート(リザーバー)の埋め込みの時間がはっきり決まり。 9月13日11時30分。

前回は、精神対話士の講義参加に向けてGoGoということで埋め込み。その後これは正しい栄養摂取の方法なのか・・との疑問なども。
この疑問については、未解決。が、1600キロカロリーが流れ込んだ時のあの体の楽さ・・・これを体験して知ってしまった今、勝手なもので疑問忘れて埋め込みが待ち遠しくなっている。

私に残っている食欲の欠片は、「コンビニやスーパーのお弁当を買ってみて一日かけて少しづつ食べてみたらどうか・・・」と、何度何度も弁当コーナー覗き見てみるという行動を起こす。外食をしたい気持ちと同じ様に自分で作ったもの以外を口にしてみたいという症状の連続の為だ。
500円前後のお弁当を前にして葛藤を繰り返す。腸閉塞覚悟でやってみるかと。 でも、入院そしてイレウスチューブが思い浮かび買うことはできない。
それでは、マカロニやパスタはどうかと考え、茹でてみる。こちらもまた、時間と食材の無駄となる。

結局毎日お粥を炊き、炊きあがったらジップロックに三食分に分ける。

高カロリー輸液が入ると私は潤い、そして腸管にも水分が行きわたるようで、排泄も楽になった。
前回はあまりに短い期間だったが、今度は酵母菌にノックアウトされることなく、これで出来た余裕で、自力経口摂取に向けて行けたらね・・。10月で食べなくなってから一年経過・・・お刺身もエビ天も天ぷらそばもお寿司もパスタもピザも・・・食べずにも生きてこられた。


いろいろ 2007年9月6日


野菜高騰の為、冷凍いんげんを買った。
息子も父も冷凍という先入観で「まずいでしょう・・・」という。
冷凍食品に関しては、それぞれ開発担当者がなみなみならぬ努力をしているのだから、一言でまずいと言っては失礼にあたると思うと私は言った。

マンション前のゴミだしの場所にしばらく前から置きっぱなしにされているゴミがあった。紙袋ひとつ分の物なのだけれど、指定のゴミ袋にはいっていないから何回ゴミ回収車がきてもそれだけぽつんと置いて行く。
仕方がないので、指定の袋に入れておいた。

ふたつの例とも私らしくない考えと行動とも言えるけれどね。
できるところでは、自分の言動を優しくしておこうという気持ちを持っていないと他に頭にくることがたくさんある。

ニュースを見れば政治家のお金・・・。 一週間前には不正がわからなくて、大臣になったら急にわかったのかなぁ・・・そんなわけないね、不正は悪いが、暴くタイミングの方にもっと嫌気がさした。後味悪い。

もっと後味悪いのは、私には、市から「高額医療、払い戻し過ぎたから返還しなさい」との振り込み用紙が届いた。
しかも昨年の11月分からだって、十数万円分「おふざけじゃないよ・・・、もう無い」


いろいろ 2007年9月4日


真っ赤な夕焼けに似合うのはやはり、とんぼ。まあるい、秋の沈みかけの太陽を背にして黒いシルエットを描くとんぼのお姿。
こんな場面の中にすっぽり居たい、そして手持ちの標準と200ミリ迄のレンズで撮ることが出来たら素晴らしい。
jour jourに集めた写真の頃はレンズのことなどこれっぽっちも考えていなかったのに、最近は他のレンズがあったらと欲張りだ・・・・。が、休職中・・・買う時ではありません。

看護部から給与明細と傷病手当金の明細が届きました。
休んでいてもいただく手当ですから文句はいえませんけれど、傷病手当金は6月分・・・。

以前にも書いたかもしれないが、こうなるワケは、例えば、8月分を申請する場合、1日から31日まで就労が不可能な状態であったという事実を書いてもらうので、ラストの日以降に医師にお願いしてそれが出来上がってからの申請になる。それで遅れる。

書類の方も、医師はそれぞれの患者さんの保険会社に提出するものなど多くの書類の山を抱えているのですぐにはできない。出来上がりには2週間程かかる。ここで「どうしてそんなに時間がかかるんですか・・今日必要なんです!!」と訴える方がいらして受付でもめる事があるけれど、書類が欲しいのは自分だけではありませんからね。
そういえば、入院中一日テレビをつけているとまたかとうんざりしたのがアリコの保険のCMだったっけ。

今朝は、逆光のを中飛び交うとんぼに出会えたので嬉しくそして忙しい事。気がつけば足先は・・・水の中・・・。


いろいろ 2007年9月3日


私のブログは、入院せずに今日も自宅近辺をうろうろすることができているという証のようになってきていると自分では感じている。だから続けると思っている。

とある、ブログ。事情があって(忙しいから)「止めようかと思う」と書かれていた。
その後に、皆さんのコメントをみて「続けようか」と書かれていた。
止めようという事に対して、「ああそうですか」ではなく、「続けて下さい」との応援を期待していたんだろうね。
期待に応えようとの気持ちになっていたところにとんでもないコメントが入ったらしい。 それに対して怒ってしまったからせっかくのページがもうぐちゃぐちゃ。
私としては、うだうだ言ってないで自分のブログなのだから自分で判断すればと思うけれどね。

あふぅ・・・と思いつつ新聞記事を思い出した。ゆきづまったとき、頭へカッときたとき、「なあに大したことはない」と笑いとばしてみよう。」笑いとばせたら楽だったのにね。

同レベルの話ではないが、新聞記事には、死の病に取り付かれた女性に禅師が「あんた一人くらい死んでも、世の中何とも思わないわ」と呵々大笑して諭されたら、女性は自分を縛っていた縄がストンと切れて楽になり、病から立ち上がることができたという例などで「大したことはない」と考えるということが書かれていた。
これは解る様でいて、でも自分にあわせてみると・・・・ 「あんた一人くらいいなくても、職場はなんともおもわないわ」っま確かにそうでしょうが、うだうだうだ・・・と「大した事はないと笑いとば」せないから気が楽じゃない。


いろいろ 2007年9月2日


28日にCTを撮った状態以来、ヨーグルトと水分で5日が経過した。
ラコールもドロドロさが気になるので一日2本、ポカリスエット、プルーンジュース、こんな内容だ。

昨日は、父の81回目の誕生日だったが、家族のプチイベント日にはやはり大した物ではなくとも祝いの膳をと思う。それが出来ないので、近くのケーキ屋で父にはショートケーキ、私はムースを買ってきた。
「ケーキなんて久しぶり・・美味しかった」とすっぱいイチゴに顔をしかめながらの感想を述べてくれたので、私の気持ちも少しは満足したというところ。


いろいろ 2007年9月1日


車の中で聴いているCapsule曲、よくよく聴かないと何を歌っているのかわからない風なのだけれど、よくよく聴くとこんなかわいいことを言っているのでご紹介・・。

「もすこしやせたらかわいいのに」なんてキミにそんなこと言われたからこまった、
おなかをつまむと軽くやばいからスイスイ細い服がにあうようになうるのよ
かわいくなっておしゃれしたいし 
でもチョコレートとか ああ 食べたい 食べたい 甘いの 食べたい
do do pi do do do pi do do pi do

美味しいものには魔法があるから
だんだん食べたくなる けどがまんしなきゃよね 
かわいくなっておりゃれしたいし 
でもチョコレートとか ああ 食べたい 食べたい 甘いの食べたい 
do do pi do do pi

パンプキンパイ パンケーキにアイスクリームソーダ パンプキンパイ アイスキャンディ フレンチトースト 食べたいキューティでセクシーなお茶目さん
甘いの食べたい 食べたい
do do pi do do pi

キュートでセクシーなお茶目さんは、更年期の為と思われる顔の汗を拭き取る為に、首にタオルをかけてはばからない私が失ってしまったキモチをうたっています。

美味しいものには魔法がある・・・・・私も食べたい 食べたいとうたうとしたら、何にしましょう?

月毎のいろいろ

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