いろいろ 2009年3月30日

前回、昨年11月の肺のCTでは血栓は瘢痕化してきて治って行く方向でした。今回のCTで何もなければ、呼吸器内科の受診及び検査の間隔をあけていくという予定でしたし、きっと何もないと自己判断していました。

ところが、今日CTの説明をうけると、前回と同じ所を輪切りにしているのに前回なかった何かが再び現れていました。
胸部レントゲンでは、胸水も見られました。
敗血症の時に肺に潜り込んだ真菌が悪さをしていないか採血で調べ、また来週も検査となりました。
たまにある胸の痛み以外に特に自覚症状はないのだけれどね・・だからこそ余計、この結果に力が抜ける様ながっかりさを感じています。


いろいろ 2009年3月29日

「どうせ、解りっこないのよ!」これは、言ったところでなんにも解決につながらず、自分自身は更に殻に閉じこもりイライラが増してしまうという最高に投げやりなフレーズです。

一週間後れで、先週慢性疾患セルフマネジメントの「コミュンケーションをうまくとるために」からちょっと書いておきます。

「あなたには、私がどれだけ気分が悪いのか、わかりっこないのよ」
「私は気分がよくないの。今日は、ちょっと助けてもらえばありがたいけど」
最初に書いてあるのが、私たちがよく使ってしまう言い方。怒っていますからね、感情も高ぶっていて、相手を攻撃です。 後の方は、自分の状態を説明しています。
あなたが主語の方は「あなたメッセージ」私が主語の方は「私メッセージ」と言います。 「私メッセージ」を使うと攻撃にも避難にもなりません。自分が相手にどう感じさせられたかではなく、あくまで自分がどう感じたかを表現する為のコミュニケーションのひとつの形・・・なのだそうです。

さて、今日は日曜日、いつもでしたら掃除機をかける日です。
先日掃除機をかける作業が嘔吐につながってしまう話を書きました。今週はこの私メッセージをお試ししてみました。
「掃除機をかけると、私が気分がわるくなるのがわかりっこない!」と思いつつの怒りの掃除機かけでしたが、「私は掃除機をかけるとその前傾姿勢から嘔吐につながってしまいます。そんなわけで掃除機をかける作業をやってくれるとありがたい!!」とね。
結果、成功。昨日掃除機かけ作業はやってもらいました。
でも、結果成功というのは違います。しめしめと思っていはいけないんだね。
私メッセージは相手を操作するという目的で使ってしまうと余計にややこしいことになってしまうそうです。
まだここらあたりをよく理解できていないのですが、 たとえば、泣くなどして相手の同情を買い、自分の言い分を承知させる「泣き落とし戦術」とは違うののでごっちゃにしてはいけないということはわかります。
更にこれを書きつつ思ったことは、こういうことを習得するにはピュアな心を持っていないといけませんね。


いろいろ 2009年3月24日

KDDI auまとめトークのCMで仲間由紀恵さんが昔話しを短くまとめる場面ではありませんが「めでたし!」です。

術後一年経過しました。
WBC日本優勝。「めでたし」やる時やるイチローは素晴らしい。インタビューも素敵でした。
今日は職場でも先生方も患者さんもテレビに釘付けでした。


いろいろ 2009年3月22日

今夜、明日とイレウスになってはいけません。いつにもより更に慎重に慎重に。
なぜならば、2008年3月24日「小腸バイパス術」から一年が経過するのです。
一年間、開腹手術0回です!

今夜は、はんぺんピザというのを作りました。レシピではベーコン、コーン、タマネギを乗せるとなっています。私はソースとチーズだけ乗せて、オーブンで焼きました。
ラコールに依存する今の食生活をちょっぴり進める為に低残渣メニュー募集中です。思いついたら教えてね。


いろいろ 2009年3月22日

私は、掃除機をかける作業が駄目です。その原因はあの前傾姿勢保持にあります。
掃除機をかける範囲といってもたかが知れているし、なるべく胃が空になっていそうな時にこの作業を行っても必ず途中からむかむかしてきて、胃液を嘔吐してしまいます。休みの日に掃除機をかけるので毎週こうなって・・・。

どうしてこうなる?ということもあるのですが、ここに書こうと思ったことは、胃のしまり具合のこと、小腸への流れのことではなくて、この作業をどうするか、毎週嘔吐につながると解っていて掃除機をかけるのか・・という問題の解決法です。
セルフマネジメントの道具箱の問題解決法で考えてみたりすると・・・

問題
掃除機をかける作業をどうするか。

問題解決のための案
掃除道具の変更。掃除機ではなく、床部分はクイックルワイパー、カーペット部分は粘着性のコロコロの様なものに変えてみる。
前傾姿勢を少しでも防ぐ為に掃除機の柄の部分を長くする。
作業をもっと分割して行う。
私が掃除機をかけない。

これらの解決法の中では、私が掃除機をかけないというのが一番いい案と思うのですが、私が嘔吐するということに対して家族が慣れっこになっていて大した問題だとは感じていない様子。解決は困難かも。


いろいろ 2009年3月20日

昨年4月10日の日記には「名古屋弁でいうところの体がエラい・・つまり、怠過ぎると、桜はほとんどどうでもよいのだ・・・・」と書いていました。
肺に血栓ができていたという想像もしていない状態だったのですから当然ですね。

名古屋は昨日、桜開花だそうですから、 あれから、もうすぐ一年経つのですね。今年の桜は楽しみにできそうです。
その前にこの24日で小腸バイパス術からも一年となります。
ラコール、流動食たまに固形物という今より先に進みたいと思いつつも、あと一歩、最後の一歩がなかなか踏み出せません。
その理由の一番は、怖さ。仮に嘔吐も腹痛も全くないという日が連続して、常にお腹のご機嫌を伺っているような状況から抜け出していたら考も変わるでしょうけれど、今はまだ慎重さが大事と考えます。
昨日も、夜中2時頃からの腹痛の為に寝不足で「腹痛辛い」との訴えで受診しました。医師の指示は、ブスコパンの筋肉注射でした。 ブスコパンを使うということも私にとっては、怖さのひとつで、注射前にうだうだとごねましたが、結局結果はOKで、腹痛は解消され、その後お腹の動きも再開しました。
肺に関しては、26日に造影CTを予定しています。


いろいろ 2009年3月16日

今週の私のアクションプランは、 「パフェを食べに行くこと」。非常に簡単なことの様に思えますけれど、難しいことです。最近のパフェが食べたいとの思いをアクションプランに設定したわけす。

具体的には、「友人とパフェを食べる。食べる量は半分。日曜日午後。週に一回」でした。ところが、皆さん都合がつかず、プランを「一人で」に変更しました。
忘れかけていたのですが、以前は一人で食事をすることは平気でしたっけ。この頃は、全部食べきれないという問題を気にして常に誰かを誘っていたのです。誰かを誘っても食べきれないものは食べきれないのですが、物を残すということの共犯ということでしょうか?
残してもお金を支払っているのだからいいとも思えるし、お金は払っていても残すということは資源の無駄でエコじゃないとも考えられるし、食べられない人が外食で気分転換をするのはいろいろ考える点があります。

しかし、大きいね!「紅茶のパフェ」

でも、これには食べることに不安があるフルーツが入っていません。いくらなんでもパフェでフルーツを残すのは失礼すぎるでしょ。
一人でこれに向き合っていても、アイスクリーム部分がなかな融けてこない・・・。雑誌をぱらぱらしてもまだ崩れてこない。生クリームも下部のゼリーもみんな一緒に混ぜたいのに・・そこに至るまでに時間がかかりました。半量食べ終え、満腹で冷え冷え。そして、ここに行くことに集中した為、食べた後はぼうっとなった一日で、この様なアクションプランはあまり良くない様な気もしています。


いろいろ 2009年3月15日

すべての目標が達成可能であるとは限りません。慢性の病気をもっているということには、あきらめなければならない選択肢があることも事実です。 そうなった場合も、出来ないことにくよくよ悩んでは行けません。達成したいと思える別の目標を設定して取り組みましょう。
私たちの知っている、車椅子で生活しているある「自己管理者」は、「自分ができる90%」という考え方について話してくれました。何もかも100%できなくても、自分ができる90%を最大限と決めて人生を送るというのです。(病気とともに生きるより)

こんなことを読みながら、一応、反省です。
昨日は、ワークショップとスポーツクラブに行く日とあって、「疲れているからこのスポーツクラブを中止する」という決断が、マグロ系の人間の私にはなかなか出来ず。無理をして行った為に、夜には更に疲れが増し、それがイライラの感情となってしまいました。それでも私は、今できることの100%をヤリキルことを目標にしてきたから・・・出来なかったということの方にもイライラを感じるだろうからね。

ついでにもう少し「病気とともにいきる」から引用。

慢性疾患がある限り、自分で自分を管理しないということはありえません。人生の放棄という形で管理する人もいます。そういう人は寝たきりでいるか、人との付き合いは少ないでしょう。病気がその人の存在の中心になっています。
逆に、同じ様な症状をもっていても、なんとかうまく暮らして行こうとする人もいます。その場合は、生活の内容や、やり方をいくらか変えなければならないこともあるでしょう。それでも人生は満ち足りていて、活力に溢れています。この両極端は、病気自体によるものではなく、慢性の病気を持つ人がどのように病気の管理をしていこうと決断したかによります。「決断」という語に注意してください。自己管理は常にひとつの決断です。積極的にいこうという決断、何もしないという決断、支援の手を求める決断、沈黙の中で苦しむ決断。

なんだか不思議な力がこの文の中にはありますね。

さて、今日は、写真撮りがしたくなる様なお天気です。春になって来たので久しぶりに「風景写真」の春の号を買いました。刺激される様な写真がたくさんです。


いろいろ 2009年3月10日

ウィキペディアによると、 温水洗浄便座(おんすいせんじょうべんざ)とは、洋風便器に設置して温水によって肛門を洗浄する機能を持った便座のことである。 しばしば、この温水洗浄便座を『ウォシュレット』や『シャワートイレ』などの呼称で総称している場合があるが、ウォシュレットはTOTO、シャワートイレはINAXのこれら商品に対する商標であり、メーカー名や商品名を特定する場合でない限りは温水洗浄便座と呼ぶことが望ましい。

記憶によると、温水洗浄便座は、医療・福祉用に開発されたらしいが、やはりここにもその様に書いてありました。

私は、高齢の患者さんのトイレの手助けをすることがたまにありますが、腰の曲がったおばあさん(そういえば、おじいさんを手伝ったことはない)、体が小さい方など、温水をなかなか使えません。うっかりお湯を出そうものならば、背中の方が濡れてしまいます。 90歳を超えた方のお尻もきれいになったのか?と不安を残したままにしてしまいます。

今日は、術前の検査の検尿のためにコップに尿を採ろうと一緒にトイレに入っていたのですが、座ってコップを当てて採るなんてことが出来るわけがないひどい直腸脱状態でした。あまりにも痛々しくて、キムタオルをお湯で暖めて来てとPHSで頼んで、少しでもきれいにと思いつつ、温水洗浄便座って?と疑問を抱いたのでした。
パナソニックのビューティ・トワレの瞬間暖房便座とかいう機能の物も登場していると友人のブログ、正しくは息子の友人の・・に書かれていましたが、これは省エネでいいと思うのですが、高齢者にも使い勝手のよいものとはどういうものなんでしょう?


いろいろ 2009年3月8日

我が家にとても近い所にありながら一度も行ける体調ではかなったパスタの店「五右衛門」に行ってみたいということ、昨日は食べる怖さよりも食べたい気持ちの方が勝っていたこと、更に夕食の支度をするのが面倒だったこと、この三つの理由で昨夜の夕食は五右衛門でパスタになりました。
私が注文したのは、地中海風スープパスタです。

慢性疾患セルフマネジメントでは、毎週「アクションプラン」というものを立てます。 積極的な自己管理者になる為の技法のひとつなんですって。
目標は、きちんとご飯の準備をするとか本を読む、映画と観るとか遊びに行くとか、やりたいことならばなんでもいいです。
方法としては、短期間の決められた期間に達成度が0から10のうちの7以上のアクションプランを自分で決めます。
具体的に何を、どれだけ、いつ、週に何日という感じです。

私は、今週は先日の受診での主治医の提案の「夕食後の散歩」をアクションプランにしました。
何を・・・夕食後の散歩
どれだけ・・・10分
いつ・・・夕食後
週に何回・・・3回
としたのですが、よく考えると「夜歩くなんて・・・」と達成度は5程でした。
そこで、他の方から10分の部分を3分にしたらとの提案があり、どれだけの部分を変更しました。 これは、「目標を達成するための様々な方法を捜す」ということの中に入ります。
夕食後、すぐにパソコンに向わずに3分間散歩をする。3分ならば、マンションの周りを一回り・・・なんだかできそうじゃないですか。

話は五右衛門に戻ります。パスタをいただいた後、家に近い所まで来た時に「降りる!」と叫び、車から降り徒歩にで自宅まで。アクションプラン一回目、実行できました。
パスタに関しては、よく噛んで食べるなど最初から無理に近い・・・量は控えめにしたつもりでしたが、最後にちょっと欲張った。この最後の欲張りをした為に数時間後に非常に苦しい状態になりました。
次回はこの最後の欲張って食べた部分をなくせばいいですね。これも大好きなパスタを再び食べることができる様になるための一つの方法なのかな。


いろいろ 2009年3月7日

慢性疾患セルフマネジメント協会のHPには「自分らしく病気と付き合う」と書かれています。これは何時も私が考えていたいと思っていることぴったりでしょ!これが参加の決めてですと以前にも書いたかもしれませんが・・・
ちょっと紹介すると、このワークショップでいただいた本は、「病気とともに生きる」というタイトルです。
かいつまんで説明すると、スタンフォード大学医学部の患者研究センターで開発された、患者さんによる患者さんのための患者教育プログラム「慢性疾患の人のためのセルフマネジメントプログラム」の参考書として作られ、疾患を持っている人が病気にも関わらず、元気に行きて行けるように、人生をエンジョイできるようにということを願って書かれた自己管理のためのガイドブックだそうです。

早くも二回目、参加してきました。
今日のプログラムの中にあった「困難な感情への対処方法」、これってとっても大切です。
私は、自身の困難な感情として、自分が食べない時でも食事の買い物、支度をする時の感情と元気そうにみえても周囲からもう少し気遣ってほしいと思う一方、病人扱いはされたくないとの感情を困難な感情としました。
結構気合いを入れて参加していましたが、2時間半の間には笑いもたくさんあり、これから先が楽しみです。


いろいろ 2009年3月5日

月に一度の平日休み。
久しぶりに実に久しぶりに東山公園に行ってみましたので、少しだけふらりんぐ写真をアップしました。
梅の時期、桃色の花の木周辺にはカメラマンが並んでいました。本当に私はこういうのが苦手です。単なる我がままかもしれませんが、ひっそりと一人で撮りたいなんて思います。


いろいろ 2009年3月4日

今度は手話にトライです。職場に友人に誘われて「医療従事者のための手話講座」に参加してきました。 これから、毎週水曜日の17時45分から19時までで8回、看護大学で行われます。
なんだか最近新しいことに出会うチャンスがたくさん寄って来て、頭が非常に忙しい。新しいことは、病気、障害、福祉、元気に暮らすため、このライン上に乗っていてどこかでつながっている所がありそうです。

さて、ファイバー後の調子はというと、 「目一杯、食べられるものを食べちゃうのではなく、食べることができそうだけれど、それをあえてしないというのはなんだか余裕を持っているみたいで格好いいじゃないですか」とある方が言っておりましたが、 実際はそんなんじゃないんです。ただ、いろいろ日程が詰まっているのにお腹が詰まってしまってはならないと思って、食べるのが怖いという気持ちと食べたいという気持ちの間をふらふらしているだけなのですね。

M先生からは、こんなご指摘が。
私が調子を崩してお腹が痛い、嘔吐すると訴えるのは、いつも夜から朝で、朝食後、昼食後にこの訴えはない。
小腸バイパスを造った、いわゆる通りの悪い箇所を食べ物が通過するのは、大体食後4時間後位だと思われる。造った人が言っているのだから間違いないだろう。

私の夕食の時間はだいたい8時、寝るのは11時頃。とするとまだ危険区域を食べ物が通過しきっていない時間帯に寝てしまうことになる。
横になってしまうと重力を使うことができないので、腸自身の力で食べ物を動かさねばならないが、力不足であるため、危険区域から先に進まず腹痛や嘔吐の発生となる。
つまり、夕食をもう少し早い時間にするか、寝るのをもう少し遅くするか・・・あるいは、夕食後、例えば散歩等の軽い運動をして通過を促す。
そして、食べた後にすぐにパソコンに向うのは駄目!!なぜならば、パソコンに向う姿勢はお腹が動かない・・・そうですが・・・。

月毎のいろいろ

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