体験者の声


自己催眠をご希望のI氏の場合

【クライアントからの一言】
 先生、ありがとうございます!おかげさまで、人前で全然あがらず、明るい性格になれたと自分でも思っています。
 自己催眠も、いろんな面(タバコの吸い過ぎを抑えたり)で利用しています。こんなすごい療法が゛あるなんて、本当に驚いています。
 私も勉強すれば、「他者催眠」もできるようになるのでしょうか?
 今度は、他者催眠を習いにお伺いします。

【セラピストからの一言】
 営業マンをしているI氏は、「催眠で、営業成績がもっと上るようになりませんか?」と言う、相談をメールで受け、通われていた方です。
 カウンセリングの中で私は、「人を説得する場合、理性語ではなく、感情語で話すことを心がけてください。」とアドバイスしました。人は理屈で説得しようとすると、反発します。感情に訴えると、人は案外簡単に話を聞き入れてくれることが多いものです。
 物を売る場合では、まず、話の中に和やかな人間関係を作り上げなければ、売れる物も売れないものなのです。
 I氏は、初対面の人と話す場合、どうしても緊張してしまうそうです。その為、長く話すのが苦手になり、早急にYesかNoかを迫ってしまうそうです。
 さて、カウンセリングの後、催眠誘導に入りましたが、I氏は軽催眠(運動能力のコントロール)までは入るのですが、それ以上、なかなか催眠が深まりません。日を改めて、再度挑戦することにしました。その後、4回程の誘導で、ようやく中程度の催眠まで深めることができました。
 トランス状態の中で、初対面の人とでも楽しく会話している場面や、売り込みの成功した時の喜びのイメージを植え付けました。また、自己催眠も条件付け(語催眠)して、簡単なキーワードで、トランス状態に入れることを暗示しました。
 これで、I氏は大変な武器を手にしたことになります。なにせ、自己暗示で”自分で自分の思うように人格改造をする”技術を手に入れたのですから。

※写真は承諾を得て撮影しております。


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