体験者の声


禁酒で相談に来られたK氏の場合


【クライアントからの一言】
 私は、先輩に顔を合わせるたび、催眠にかけられています。
 今では、肩をポンと叩かれるだけで、歩けなくなるほど。意識ははっきりしているのに、どうしても歩けません。本当に、催眠って不思議だと思います。
 お酒を2杯までは飲むことができるんですけど、3杯目からはまずくて、気持ち悪くて飲めません...これではお酒を飲んだ気がしません!
 元に戻してください、先輩〜!!

【セラピストからの一言】
 K氏は、実のところ私の後輩です。
 K君は、お酒を飲み始めると深酒してしまいます。その為、翌朝起きることができず、大遅刻や欠勤することもあるくらいで、酒の上での大失敗エピソードは数多くあります。
 私のアドバイスで[禁酒]をすることになりましたが、K君は「お酒をまったく止めてしまうのは寂しい」と強く主張するので、”2杯以上の酒を飲めない”という難しい注文でした。
 彼は、普段から私の催眠実験にたびたび協力してもらっているので、催眠に慣れています。ほんの数分で、深いトランス状態に導入できます。私は彼に”2杯まではお酒をおいしく飲むことがでますが、3杯目からは胸がむかむかして来て、まずくて飲めなくなる。”と暗示を繰り返し、覚醒しました。
 その夜、一緒に飲みに行きましたが、K君は見事「3杯以上飲めません。グラスに口を近づけると、気持ち悪くなる...」とぼやいていました。(お気の毒、K君)
 その後、禁酒を定着する為、3回程催眠を繰り返しましたが、今ではすっかり定着しています。


※写真は承諾を得て撮影しております。


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